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公開番号
2025026240
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023189159
出願日
2023-11-06
発明の名称
エンボスPVCテープ
出願人
南亞塑膠工業股分有限公司
,
NAN YA PLASTICS CORPORATION
代理人
個人
,
個人
主分類
C08J
5/18 20060101AFI20250214BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】本発明は、エンボスPVCテープを提供する。
【解決手段】
前記エンボスPVCテープは互いに反対側にある第1の表面及び第2の表面を有し、前記エンボスPVCテープの前記第1の表面にエンボス模様が形成される。前記エンボス模様は複数個の繰り返しパターンを含み、前記繰り返しパターンのそれぞれは前記第1の表面の上部と、前記第1の表面に凹んだ側部とを含む。前記側部は錐体を呈し、前記錐体の頂点を端点とする。前記第1の表面に、3,000平方ミクロンの面積あたり少なくとも1つの前記端点が形成されている。前記第1の表面と前記第2の表面との間の最大静止摩擦係数は0.72~0.78である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに反対側にある第1の表面及び第2の表面を有する、エンボスPVCテープであって、
前記エンボスPVCテープの前記第1の表面にエンボス模様が形成され、
前記エンボス模様は複数個の繰り返しパターンを含み、前記繰り返しパターンのそれぞれは前記第1の表面の上部と、前記第1の表面に、錐状の空間を囲むように窪んで構成された側部とを含み、前記錐状の空間の頂点を端点とし、
前記第1の表面に、3,000平方ミクロンの面積あたり少なくとも1つの前記端点が形成され、
前記第1の表面と前記第2の表面との間の最大静止摩擦係数が0.72~0.78であることを特徴とする、エンボスPVCテープ。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記繰り返しパターンにおける錐状の空間のそれぞれは、三角錐状を呈する、請求項1に記載のエンボスPVCテープ。
【請求項3】
前記上部の第1方向の長さは50μm~55μmであり、前記第1方向に直交する前記上部の第2方向の長さは58μm~62μmである、請求項1に記載のエンボスPVCテープ。
【請求項4】
前記上部から前記端点までの深さは15μm~20μmである、請求項1に記載のエンボスPVCテープ。
【請求項5】
複数個の前記繰り返しパターンを、複数個の第1の繰り返しパターン及び複数個の第2の繰り返しパターンに分け、複数個の前記第1の繰り返しパターン及び複数個の前記第2の繰り返しパターンが交互に配置される、請求項1に記載のエンボスPVCテープ。
【請求項6】
各第1の繰り返しパターンと、前記第1の繰り返しパターンに線接触する前記第2の繰り返しパターンのいずれか1つとの間の第1の夾角は、80度~100度である、請求項5に記載のエンボスPVCテープ。
【請求項7】
各第1の繰り返しパターンと、前記第1の繰り返しパターンに点接触する前記第2の繰り返しパターンのいずれか1つとの間の第2の夾角は、110度~130度である、請求項5に記載のエンボスPVCテープ。
【請求項8】
PVC樹脂、可塑剤及び熱安定剤を含む、請求項1に記載のエンボスPVCテープ。
【請求項9】
前記PVC樹脂の含有量を100重量部として、前記可塑剤の含有量は20重量部~40重量部であり、前記熱安定剤の含有量は2重量部~3重量部である、請求項8に記載のエンボスPVCテープ。
【請求項10】
90%~93%の透明度及び1.8%~2%のヘイズ値を有する、請求項1に記載のエンボスPVCテープ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、PVCテープに関し、特に、エンボスPVCテープに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のPVCテープは、滑剤を添加するか、もしくはタルク粉末を振りかけることによって、PVCテープの反対する両面が互いに粘着することを回避することが多い。PVCテープの反対する両面が互いに粘着しすぎると、連続にプリントする際に、PVCテープの張力が高すぎることによって、プリントの品質に影響し、且つ生産速度が低下となる。
【0003】
しかしながら、滑剤の添加は、PVCテープの透明度に影響して、プリントの品質にも影響する。また、タルク粉末は前記PVC粘着テープに不均一に分布しやすく、プリントの品質にも影響する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする技術の課題は、従来技術の不足に対し、プリントの品質を犠牲にすることなく、特定のスリップ性(即ち、PVCテープの両面が互いに粘着することがなく、且つ相対的に滑動することもない)を有するエンボスPVCテープを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の技術的課題を解決するために、本発明が採用する一つの技術的手段は、エンボスPVCテープを提供する。前記エンボスPVCテープは互いに反対側にある第1の表面及び第2の表面を有し、前記エンボスPVCテープの前記第1の表面にエンボス模様が形成され、前記エンボス模様は複数個の繰り返しパターンを含み、前記繰り返しパターンのそれぞれは前記第1の表面の上部と、前記第1の表面に、錐状の空間を囲むように窪んで構成された側部とを含み、前記錐状の空間の頂点を端点とし、前記第1の表面に、3,000平方ミクロンの面積あたり少なくとも1つの前記端点が形成され、前記第1の表面と前記第2の表面との間の最大静止摩擦係数は0.72~0.78である。
【0006】
好ましくは、前記繰り返しパターンのそれぞれは、三角錐状を呈する。
【0007】
好ましくは、前記上部の第1方向の長さは50μm~55μmであり、前記第1方向と直交する前記上部の第2方向の長さは58μm~62μmである。
【0008】
好ましくは、前記上部から前記端点までの深さは15μm~20μmである。
【0009】
好ましくは、複数個の前記繰り返しパターンを、複数個の第1の繰り返しパターン及び複数個の第2の繰り返しパターンを含み、複数個の前記第1の繰り返しパターン及び複数個の前記第2の繰り返しパターンは交互に配置される。
【0010】
好ましくは、各第1の繰り返しパターンと、前記第1の繰り返しパターンに線接触する前記第2の繰り返しパターンのいずれか1つとの間の第1の夾角は、80度~100度である。
(【0011】以降は省略されています)
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