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公開番号
2025104215
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2024116671
出願日
2024-07-22
発明の名称
フラックス洗浄用組成物
出願人
南亞塑膠工業股分有限公司
,
NAN YA PLASTICS CORPORATION
代理人
個人
主分類
C11D
1/88 20060101AFI20250702BHJP(動物性または植物性油,脂肪,脂肪性物質またはろう;それに由来する脂肪酸;洗浄剤;ろうそく)
要約
【課題】本発明は、フラックス洗浄用組成物を提供する。
【解決手段】
本発明のフラックス洗浄用組成物は、フラックス洗浄用組成物の総重量を100%として、両性界面活性剤2%~20%と、還元剤0.1%~2%と、キレート剤5%~10%と、有機溶剤70%~90%と、水2.5%~20%と、を含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
フラックス洗浄用組成物の総重量を100%として、
両性界面活性剤2%~20%と、
還元剤0.1%~2%と、
キレート剤5%~10%と、
有機溶剤70%~90%と、
水2.5%~20%と、を含むことを特徴とする、フラックス洗浄用組成物。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
前記両性界面活性剤はアルコールアミン類である、請求項1に記載のフラックス洗浄用組成物。
【請求項3】
前記両性界面活性剤は、ポリオキシプロピレンプロピルエーテル、ラウリルベタイン、コカミドプロピルベタイン、3,7,11-トリメチルドデカン-3-オール、ジノナン酸ネオペンチルグリコール、エタンブトール、N,N’-ビス(3-アミノプロピル)-1,3-プロパンジアミン、ビス(3-アミノプロポキシ)エタン、又はそれらの組み合わせである、請求項1に記載のフラックス洗浄用組成物。
【請求項4】
前記還元剤は、塩化第一スズ、硫酸第一鉄、三塩化チタン、還元鉄粉、シュウ酸、チオ硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、次亜リン酸、ジチオスレイトール、又はそれらの組み合わせである、請求項1に記載のフラックス洗浄用組成物。
【請求項5】
前記キレート剤は、エチレンジアミン、2,2’-ビピリジン、1,10-フェナントロリン、シュウ酸塩、エチレンジアミン四酢酸、1,2-ビス(ジメチルアルシノ)ベンゼン、クエン酸、リンゴ酸、又はそれらの組み合わせである、請求項1に記載のフラックス洗浄用組成物。
【請求項6】
前記有機溶剤は、エチレングリコールモノアルキルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、ジエチレングリコールモノフェニルエーテル、ジエチレングリコールモノアルキルエーテル、ジプロピレングリコールモノアルキルエーテル、ジエチレングリコールジアルキルエーテル、又はそれらの組み合わせである、請求項1に記載のフラックス洗浄用組成物。
【請求項7】
前記両性界面活性剤の含有量は、5%~10%である、請求項1に記載のフラックス洗浄用組成物。
【請求項8】
前記還元剤の含有量は0.5%~1%である、請求項1に記載のフラックス洗浄用組成物。
【請求項9】
前記キレート剤の含有量は6%~8%である、請求項1に記載のフラックス洗浄用組成物。
【請求項10】
前記有機溶剤の含有量は80%~85%である、請求項1に記載のフラックス洗浄用組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、洗浄用組成物に関し、特に、フラックス洗浄用組成物に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
電子部品の組み立てでは通常、はんだ付けする必要があり、高温下でははんだ接合部の金属表面に酸化皮膜が形成されやすいため、はんだ材料(スズなど)が金属表面に付着しにくくなる。したがって、はんだ付けのプロセスでは、フラックスを使用して、はんだ付けされた金属の表面の酸化層を化学的に除去し、はんだ付けでの表面の再酸化を防ぎ、スズによるはんだ付けの進行に有利となる。しかし、プリント回路板の隙間にはんだやフラックスの残渣が残り、洗浄が困難になる。
【0003】
通常、フラックスは主成分としてロジンを含むため、従来技術ではロジン系フラックスを洗浄するために、フルオロカーボンなどのハロゲン化炭化水素が使用されている。しかし、ハロゲン化炭化水素は人体に対して非常に有毒で発がん性がある。更に、揮発性ハロゲン化炭化水素はオゾン層を破壊するだけでなく、降水、地上流などにより大気、水、土壌中に分布・循環する可能性があり、環境に多大な悪影響を及ぼす。
【0004】
故に、成分の改良により、効果的に洗浄でき、環境に優しいフラックス洗浄用組成物を開発することによって、上述した欠点を克服することは、本事業にとって重要な課題となる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする技術の課題は、従来技術の不足に対し、フラックス洗浄用組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記フラックス洗浄用組成物は、フラックス洗浄用組成物の総重量を100%として、両性界面活性剤2%~20%と、還元剤0.1%~2%と、キレート剤5%~10%と、有機溶剤70%~90%と、水2.5%~20%と、を含む。
【0007】
本発明のある実施形態では、前記両性界面活性剤はアルコールアミン類である。
【0008】
本発明のある実施形態では、前記両性界面活性剤は、ポリオキシプロピレンプロピルエーテル(polyoxypropylene propyl ether)、ラウリルベタイン(lauryl betaine)、コカミドプロピルベタイン(cocamidopropyl betaine)、3,7,11-トリメチルドデカン-3-オール(3,7,11-trimethyldodecan-3-ol)、ジノナン酸ネオペンチルグリコール(neopentyl glycol dinonanoate)、エタンブトール(ethambutol)、N,N’-ビス(3-アミノプロピル)-1,3-プロパンジアミン(N,N’-bis(3-aminopropyl)-1,3-propanediamine)、ビス(3-アミノプロポキシ)エタン(di(3-aminopropoxy)ethane)、又はそれらの組み合わせである。
【0009】
本発明のある実施形態では、前記還元剤は、塩化第一スズ、硫酸第一鉄、三塩化チタン、還元鉄粉、シュウ酸、チオ硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、次亜リン酸、ジチオスレイトール、又はそれらの組み合わせである。
【0010】
本発明のある実施形態では、前記キレート剤は、エチレンジアミン、2,2’-ビピリジン、1,10-フェナントロリン、シュウ酸塩、エチレンジアミン四酢酸、1,2-ビス(ジメチルアルシノ)ベンゼン、クエン酸、リンゴ酸、又はそれらの組み合わせである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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