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公開番号2025092178
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207896
出願日2023-12-08
発明の名称食器用の液体洗浄剤組成物
出願人ライオン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類C11D 1/12 20060101AFI20250612BHJP(動物性または植物性油,脂肪,脂肪性物質またはろう;それに由来する脂肪酸;洗浄剤;ろうそく)
要約【課題】食器洗い後の手肌感触(滞留感、かさつき(乾燥感)のなさ、きしみ(つっぱり)のなさ)を実感でき、油汚れに対する洗浄力と食器洗い後のヌルつきのなさとを両立できる食器用の液体洗浄剤組成物。
【解決手段】(A1)成分:スルホン酸塩型及び/又は硫酸エステル塩型アニオン界面活性剤と、(A2)成分:脂肪酸塩型アニオン界面活性剤と、(B)成分:アミンオキシド型界面活性剤と、(C)成分:カチオン化セルロース及び/又は塩化ジメチルジアリルアンモニウム由来の繰り返し単位を含むカチオン性重合体と、を含み、液体洗浄剤組成物の総質量に対し、[(A1)成分+(A2)成分]で表される含有量の合計が1~30質量%であり、(A2)成分/(C)成分で表される質量比が0.2~100である、食器用の液体洗浄剤組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
(A1)成分:スルホン酸塩型アニオン界面活性剤及び硫酸エステル塩型アニオン界面活性剤からなる群から選択される少なくとも1種のアニオン界面活性剤と、
(A2)成分:脂肪酸塩型アニオン界面活性剤と、
(B)成分:アミンオキシド型界面活性剤と、
(C)成分:カチオン化セルロース、及び塩化ジメチルジアリルアンモニウム由来の繰り返し単位を含むカチオン性重合体からなる群から選択される少なくとも1種のカチオン性高分子と、を含み、
液体洗浄剤組成物の総質量に対し、[(A1)成分+(A2)成分]で表される含有量の合計が1~30質量%であり、
(A2)成分/(C)成分で表される質量比が0.2~100である、食器用の液体洗浄剤組成物。
続きを表示(約 130 文字)【請求項2】
前記(C)成分がカチオン化セルロースを含む、請求項1に記載の食器用の液体洗浄剤組成物。
【請求項3】
[(A1)成分+(A2)成分]/(B)成分で表される質量比が0.8~3である、請求項1又は2に記載の食器用の液体洗浄剤組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、食器用の液体洗浄剤組成物に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
手洗い食器洗い用洗浄剤は従来から油汚れがしっかり落ちること(洗浄力)が求められている一方で、手肌へのやさしさも重要な性能として求められている。手肌へのやさしさへ繋がる要因として、基剤が手肌表面に滞留し保護されたように感じられる「滞留感」と、食器洗い後の手肌の「きしみ(つっぱり)のなさ」、「かさつき(乾燥感)のなさ」が挙げられ、これらを実感できることが望まれる。
【0003】
特許文献1には、特定のアニオン界面活性剤、両性又は半極性界面活性剤、及びカチオン化セルロースを組み合わせることで洗浄性、泡立ち性、水切れ性、低温安定性に優れる組成物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-155499号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、引用文献1の組成物は「滞留感」や「かさつき(乾燥感)のなさ」を実感できるものではなく、また、手をすすぐ際にヌルつきが感じられやすいことが課題である。
そこで、本発明は、食器洗い後の手肌感触(滞留感、かさつき(乾燥感)のなさ、きしみ(つっぱり)のなさ)を実感でき、油汚れに対する洗浄力と食器洗い後のヌルつきのなさとを両立できる食器用の液体洗浄剤組成物を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は以下の態様を有する。
<1>
(A1)成分:スルホン酸塩型アニオン界面活性剤及び硫酸エステル塩型アニオン界面活性剤からなる群から選択される少なくとも1種のアニオン界面活性剤と、
(A2)成分:脂肪酸塩型アニオン界面活性剤と、
(B)成分:アミンオキシド型界面活性剤と、
(C)成分:カチオン化セルロース、及び塩化ジメチルジアリルアンモニウム由来の繰り返し単位を含むカチオン性重合体からなる群から選択される少なくとも1種のカチオン性高分子と、を含み、
液体洗浄剤組成物の総質量に対し、[(A1)成分+(A2)成分]で表される含有量の合計が1~30質量%であり、
(A2)成分/(C)成分で表される質量比が0.2~100である、食器用の液体洗浄剤組成物。
<2>
前記(C)成分がカチオン化セルロースを含む、食器用の液体洗浄剤組成物。
<3>
[(A1)成分+(A2)成分]/(B)成分で表される質量比が0.8~3である、<1>又は<2>に記載の食器用の液体洗浄剤組成物。
【発明の効果】
【0007】
本発明の食器用の液体洗浄剤組成物によれば、食器洗い後の手肌感触(滞留感、かさつき(乾燥感)のなさ、きしみ(つっぱり)のなさ)を実感でき、油汚れに対する洗浄力と食器洗い後のヌルつきのなさとを両立できる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(食器用の液体洗浄剤組成物)
本発明の食器用の液体洗浄剤組成物(以下、単に「液体洗浄剤組成物」ともいう。)は、(A1)成分、(A2)成分、(B)成分、及び(C)成分を含有する。
【0009】
<(A1)成分>
(A1)成分は、スルホン酸塩型アニオン界面活性剤及び硫酸エステル塩型アニオン界面活性剤からなる群から選択される少なくとも1種のアニオン界面活性剤である。液体洗浄剤組成物は、(A1)成分を含有することで、食器洗い後の手肌感触(滞留感、きしみ(つっぱり)のなさ)を実感でき、油汚れに対する洗浄力と食器洗い後のヌルつきのなさとを両立できる。
【0010】
(A1)成分としては、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル又はその塩、アルキル基を有するアルカンスルホン酸又はその塩、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸又はその塩、オレフィンスルホン酸又はその塩が挙げられる。ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル又はその塩、アルキル基を有するアルカンスルホン酸又はその塩、オレフィンスルホン酸又はその塩が好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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