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公開番号
2025123097
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-22
出願番号
2024018969
出願日
2024-02-09
発明の名称
台所用液体洗浄剤組成物
出願人
株式会社アルボース
代理人
弁理士法人 津国
主分類
C11D
17/08 20060101AFI20250815BHJP(動物性または植物性油,脂肪,脂肪性物質またはろう;それに由来する脂肪酸;洗浄剤;ろうそく)
要約
【課題】本発明は、両性界面活性剤を含有する台所用液体洗浄剤組成物であって、泡立ち持続性および洗浄力持続性に優れ、かつ希釈時の保存安定性にも優れる台所用液体洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、(A)両性界面活性剤、(B)脂肪酸N-メチルアルカノールアミド、および(C)ポリオキシアルキレンアルキルエーテルを含有し、
(C)ポリオキシアルキレンアルキルエーテルは、炭素数1~10の直鎖または分岐のアルキル基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテルである、
台所用液体洗浄剤組成物である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)両性界面活性剤、(B)脂肪酸N-メチルアルカノールアミド、および(C)ポリオキシアルキレンアルキルエーテルを含有し、
(C)ポリオキシアルキレンアルキルエーテルは、炭素数1~10の直鎖または分岐のアルキル基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテルである、
台所用液体洗浄剤組成物。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
陰イオン界面活性剤を含有しない、請求項1に記載の台所用液体洗浄剤組成物。
【請求項3】
(C)ポリオキシアルキレンアルキルエーテルが、炭素数8または10の直鎖または分岐のアルキル基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテルである、請求項1に記載の台所用液体洗浄剤組成物。
【請求項4】
pHが、6.0~8.0の範囲である、請求項1に記載の台所用液体洗浄剤組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、台所用液体洗浄剤組成物に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
台所用品である食器や調理器具を手洗いで洗浄する食器洗いの方法としては、台所用液体洗浄剤を付着させたスポンジ等の洗浄具で食器等を擦り洗いした後に水ですすぐ洗浄方法や、台所用液体洗浄剤を水に分散させて浸漬液とし、この浸漬液に食器等を漬け置き、一定時間放置した後に水ですすぐ洗浄方法がある。このように食器等を手洗いするために用いられる液体洗浄剤には、洗浄成分として界面活性剤(典型的には両性界面活性剤)が配合されており、この界面活性剤の機能により、食器等に付着した油汚れが洗浄される。このような両性界面活性剤を主成分とする台所用液体洗浄剤として、例えば、特許文献1には、両性界面活性剤およびジオール合成酵素を含む洗剤組成物が開示されている。
【0003】
近年、SDGsへの関心の高まりから、台所用液体洗浄剤についても、より少ない量でより大量の食器等を洗浄可能な、環境に配慮した製品が望まれるようになっている。すなわち、台所用液体洗浄剤の開発において、以前よりも増して、泡立ちや洗浄性能の持続性の改善が求められている。また、台所用液体洗浄剤は、取り扱いを容易にするために、あらかじめ数倍希釈した希釈液(例えば、実際の洗浄時の濃度により近い)を準備しておく場合があり、従来、希釈時の保存安定性も台所用液体洗浄剤の重要な性能として要求されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2021-502444号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、かかる状況に鑑みてなされたものであり、両性界面活性剤を含有する台所用液体洗浄剤組成物であって、泡立ち持続性および洗浄力持続性に優れ、かつ希釈時の保存安定性にも優れる台所用液体洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、上記の課題を解決するために鋭意研究した結果、両性界面活性剤とともに、脂肪酸N-メチルアルカノールアミドおよび特定のポリオキシアルキレンアルキルエーテルを組み合わせて配合することで、意外にも、泡立ち持続性および洗浄力持続性を向上させることができ、しかも希釈保存時に白濁、分離等を生じず希釈時の保存安定性にも優れることを見出して、本発明を完成させた。すなわち、本発明の要旨は以下のとおりである。
【0007】
[1](A)両性界面活性剤、(B)脂肪酸N-メチルアルカノールアミド、および(C)ポリオキシアルキレンアルキルエーテルを含有し、(C)ポリオキシアルキレンアルキルエーテルは、炭素数1~10の直鎖または分岐のアルキル基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテルである、台所用液体洗浄剤組成物。
[2]陰イオン界面活性剤を含有しない、[1]に記載の台所用液体洗浄剤組成物。
[3](C)ポリオキシアルキレンアルキルエーテルが、炭素数8または10の直鎖または分岐のアルキル基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテルである、[1]または[2]に記載の台所用液体洗浄剤組成物。
[4]pHが、6.0~8.0の範囲である、[1]~[3]のいずれかに記載の台所用液体洗浄剤組成物。
[5][1]に記載の台所用液体洗浄剤組成物を用いて被洗浄物を洗浄する、台所用品の洗浄方法。
【0008】
なお、前記[1]から[5]の各構成は、任意に2つ以上を選択して組み合わせることができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、泡立ち持続性および洗浄力持続性に優れ、かつ希釈時の保存安定性にも優れる台所用液体洗浄剤組成物を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明について詳細に説明する。なお、本明細書中で使用される用語は、特に言及しない限り、当該技術分野で通常用いられる意味で解釈される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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