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公開番号
2025160151
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-22
出願番号
2025064585
出願日
2025-04-09
発明の名称
お香製造方法、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
出願人
個人
代理人
個人
,
個人
主分類
C11B
9/00 20060101AFI20251015BHJP(動物性または植物性油,脂肪,脂肪性物質またはろう;それに由来する脂肪酸;洗浄剤;ろうそく)
要約
【課題】個々のユーザの体質と好みとに合わせて個人化されたお香を製造できるようにする。
【解決手段】お香製造方法では、ステップS1でユーザの体質の判定結果が得られると、ステップS2でユーザの体質のタイプを判定し、ステップS3で体質のタイプに応じた生薬を選択する。そして、ステップS4で生薬を蒸留することで芳香蒸留水を得る。その後、ステップS7でユーザにより1以上の香原料が選択されると、ステップS8で香原料を調合し、ステップS11で香原料に芳香蒸留水を添加することで香材料を得る。そして、ステップS12で香材料を練り上げ、ステップS13で香材料を成形し、ステップS14で香材料を乾燥させる。これによりお香が完成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の判定基準に基づくユーザの体質の判定結果に基づいて、当該ユーザの体質のタイプを判定する判定工程と、
判定された前記体質のタイプに応じた生薬を選択する選択工程と、
選択された前記生薬を蒸留して芳香蒸留水を得る蒸留工程と、
前記ユーザにより選択された1以上の香原料を調合する調合工程と、
調合された前記香原料に前記芳香蒸留水を添加することで得られる香材料を練り上げる練り上げ工程と、
練り上げられた前記香材料を成形する成形工程と、
成形された前記香材料を乾燥させる乾燥工程と、
を含むお香製造方法。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記判定工程では、前記ユーザの前記体質のタイプが、気虚、血虚、陽虚、陰虚、気滞、淤血、痰湿、及び湿熱のうちいずれかであると判定することを特徴とする、
請求項1に記載のお香製造方法。
【請求項3】
判定された前記体質のタイプが前記気虚である場合には、前記選択工程において、前記生薬として、大棗、甘草、及び黄耆のうち1以上を選択し、
判定された前記体質のタイプが前記血虚である場合には、前記選択工程において、前記生薬として、当帰、何首烏、及び金針菜のうち1以上を選択し、
判定された前記体質のタイプが前記陽虚である場合には、前記選択工程において、前記生薬として、杜仲、肉桂、及び乾姜のうち1以上を選択し、
判定された前記体質のタイプが前記陰虚である場合には、前記選択工程において、前記生薬として、枸杞、百合根、及び黒胡麻のうち1以上を選択し、
判定された前記体質のタイプが前記気滞である場合には、前記選択工程において、前記生薬として、陳皮、マイカイ花、及びカルダモンのうち1以上を選択し、
判定された前記体質のタイプが前記淤血である場合には、前記選択工程において、前記生薬として、ウコン、紅花、及び丹参のうち1以上を選択し、
判定された前記体質のタイプが前記痰湿である場合には、前記選択工程において、前記生薬として、菊花、苦杏仁、及び琵琶葉のうち1以上を選択し、
判定された前記体質のタイプが前記湿熱である場合には、前記選択工程において、前記生薬として、金銀花、菊花、及び金木犀のうち1以上を選択することを特徴とする、
請求項2に記載のお香製造方法。
【請求項4】
前記調合工程では、前記香原料としての沈香、白檀、かっ香、丁子、桂皮、大茴香、龍脳、甘松、山奈、木香、排草香、安息香、乳香、及び貝香のうち1以上が前記ユーザにより選択されることを特徴とする、
請求項1に記載のお香製造方法。
【請求項5】
前記調合工程よりも前に、前記香原料の試し焚きにより前記ユーザの嗜好を確認する確認工程をさらに含むことを特徴とする、
請求項1に記載のお香製造方法。
【請求項6】
前記調合工程で調合した前記香原料の香りの強さに前記ユーザが満足しない場合には、当該調合工程の後に、所定の香料を追加して調合する追加調合工程さらに含むことを特徴とする、
請求項1に記載のお香製造方法。
【請求項7】
人の体質に関する所定の判定基準に基づく質問項目をユーザに提示する質問提示手段と、
前記質問項目に対する前記ユーザの回答の内容に基づいて、当該ユーザの体質のタイプを判定する判定手段と、
前記ユーザの体質のタイプの判定結果を取得する取得手段と、
判定された前記体質のタイプに応じた生薬に関する情報を前記ユーザに提示する生薬提示手段と、
を有することを特徴とする請求項1に記載のお香製造方法の支援のための情報処理システム。
【請求項8】
前記生薬が蒸留された芳香蒸留水を、調合された1以上の香原料に添加することで得られる香材料の過去の調合履歴を、前記ユーザごとに管理する管理手段と、
前記過去の調合履歴に基づいて、前記1以上の香原料の新たな調合を前記ユーザに提案する提案手段をさら有することを特徴とする、
請求項7に記載の情報処理システム。
【請求項9】
前記過去の調合履歴は、前記香原料の試し焚きにより前記ユーザの嗜好を確認した結果である嗜好情報を含むことを特徴とする、
請求項8に記載の情報処理システム。
【請求項10】
前記1以上の香原料を調合する手順に関する情報を前記ユーザに提示する手順提示手段をさらに有することを特徴とする、
請求項7に記載の情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、お香製造方法、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
自分の好みの香りのお香を作ることを支援する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2025-024652号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、個々のユーザの体質と好みとに合わせて個人化されたお香を製造する技術は提案されていない。
【0005】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、個々のユーザの体質と好みとに合わせて個人化されたお香を製造できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一態様は、
所定の判定基準に基づくユーザの体質の判定結果に基づいて、当該ユーザの体質のタイプを判定する判定工程と、
判定された前記体質のタイプに応じた生薬を選択する選択工程と、
選択された前記生薬を蒸留して芳香蒸留水を得る蒸留工程と、
前記ユーザにより選択された1以上の香原料を調合する調合工程と、
調合された前記香原料に前記芳香蒸留水を添加することで得られる香材料を練り上げる練り上げ工程と、
練り上げられた前記香材料を成形する成形工程と、
成形された前記香材料を乾燥させる乾燥工程と、
を含むお香製造方法である。
【0007】
本発明の一態様の上記お香製造方法に対応する情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムも、本発明の一態様のお香製造方法に対応する情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムとして提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、個々のユーザの体質と好みとに合わせて個人化されたお香を製造できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態にかかるお香製造方法の一例を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態にかかる情報処理システムの全体構成の一例を示す図である。
図2の情報処理システムを構成する管理サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
管理サーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
管理サーバの処理の流れの一例を示すフローチャートである。
お香製造体験に参加するユーザに提示される質問事項の具体例を示す図である。
お香製造体験で使用される蒸留器の具体例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本実施形態について、図面を用いて説明する。
<お香製造方法>
図1は、本発明の一実施形態にかかるお香製造方法の一例を示すフローチャートである。
図1に示すように、本発明の一実施形態にかかるお香製造方法は、所定の判定基準に基づくユーザの体質の判定結果が得られると(ステップS1でYES)、ユーザの体質のタイプを判定する(ステップS2)。以下、ユーザの体質のタイプを判定する工程を「判定工程」と呼ぶ。これに対して、ユーザの体質の判定結果が得られていない場合には(ステップS1でNO)、ユーザの体質の判定結果が得られるまでステップS1の判断を繰り返す。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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