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公開番号
2025161831
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-24
出願番号
2025129888,2023180051
出願日
2025-08-04,2020-06-22
発明の名称
固体非イオン性界面活性剤組成物
出願人
エコラボ ユーエスエー インコーポレイティド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C11D
17/06 20060101AFI20251017BHJP(動物性または植物性油,脂肪,脂肪性物質またはろう;それに由来する脂肪酸;洗浄剤;ろうそく)
要約
【課題】本発明は、液体非イオン性界面活性剤を、結合剤、担体、または結合剤および担体の両方により固化して、固化界面活性剤組成物を形成することに関する。
【解決手段】具体的には、本発明は、乾燥デバイスを利用する液体非イオン性界面活性剤の固化に関し、供給組成物が、固化界面活性剤組成物を形成するために、少なくとも1つの液体非イオン性界面活性剤、および結合剤、担体、または結合剤と担体とを含有する。固化界面活性剤組成物は、様々な洗浄組成物において有用であり得る。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
液体非イオン性界面活性剤と、
天然ポリマー、尿素、尿素誘導体、ポリアクリレート、キレート剤、PEG、無機酸および/もしくはその塩、有機塩および/もしくはその塩、芳香族スルホネート、またはそれらの組み合わせを含む固体結合剤と
を含む、固化液体界面活性剤組成物であって、
前記固体結合剤および前記液体界面活性剤の活性物質に基づく比が、約4:1~約1:60であり、
前記組成物が、固体であり、前記液体界面活性剤が、前記組成物中で固化している、固化液体界面活性剤組成物。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記固体結合剤および前記液体界面活性剤の活性物質の比が、約3:1~約1:50である、請求項1に記載の固化界面活性剤組成物。
【請求項3】
前記液体非イオン性界面活性剤が、ブロックコポリマー、アルコールアルコキシレート、アルコキシル化界面活性剤、逆EO/POコポリマー、アルキル多糖類、アルコキシル化アミン、脂肪酸アルコキシレート、脂肪酸アミドアルコキシレート、アルカノエート、およびそれらの組み合わせである、請求項1または2に記載の固化界面活性剤組成物。
【請求項4】
前記固化界面活性剤組成物が、流動性粉末である、請求項1~3のいずれか一項に記載の固化界面活性剤組成物。
【請求項5】
前記結合剤が、尿素、尿素誘導体、またはそれらの組み合わせである、請求項1~4のいずれか一項に記載の固化界面活性剤組成物。
【請求項6】
前記結合剤が、酢酸ナトリウム、塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、キシレンスルホン酸ナトリウム、アルカリ金属炭酸塩、少なくとも約40℃の融点を有するPEG、またはそれらの組み合わせである、請求項1~4のいずれか一項に記載の固化界面活性剤組成物。
【請求項7】
前記結合剤が、ガム、セルロース、セルロースエステル、キチン、キトサン、デンプン、化学修飾デンプン、タンパク質、リグニン、天然ゴム、またはそれらの組み合わせである、請求項1~4のいずれか一項に記載の固化界面活性剤組成物。
【請求項8】
前記結合剤が、キレート剤を含み、前記キレート剤が、アミノカルボキシレートである、請求項1~7のいずれか一項に記載の固化界面活性剤組成物。
【請求項9】
前記結合剤が、PEG1450、PEG3350、PEG4000、PEG4600、PEG8000、またはそれらの組み合わせである、請求項6~8のいずれか一項に記載の固化界面活性剤組成物。
【請求項10】
担体をさらに含む、請求項1~9のいずれか一項に記載の固化界面活性剤組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
相互参照
本出願は、2019年6月21日に出願された「SOLIDIFYING NONIONIC SURFACTANTS」と題する米国仮特許出願第62/864,937号に関連し、米国特許法第119条の下でこの仮出願に対する優先権を主張し、この特許出願の全内容が、参照により本明細書に明示的に組み込まれる。
続きを表示(約 2,100 文字)
【0002】
本発明は、結合剤、担体、または結合剤および担体の両方による液体非イオン性界面活性剤の固化に関する。具体的には、本発明は、乾燥デバイスを利用する液体非イオン性界面活性剤の固化に関し、供給組成物が、少なくとも1つの界面活性剤および水溶性結合剤、担体、または結合剤および担体の両方を含有する。
【背景技術】
【0003】
多くの非イオン性界面活性剤は、液体形態でのみ入手可能である。固体洗浄組成物を作製するために、多くのそのような界面活性剤は、固体形態で提供されることが望ましい。これらの界面活性剤の多くは液体形態でのみ入手可能であるので、それらを固体配合物に容易に組み込むことはできないか、または配合物に含めることが可能な活性濃度が制限される。液体非イオン性界面活性剤は、いくつかの液体洗浄組成物に組み込まれている。しかしながら、これらの同じ非イオン性界面活性剤は、固体配合物に組み込むことが困難または禁止されており、固体洗浄製品の有効性または固体洗浄製品を作製する能力を制限してきた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
したがって、特許請求される本発明の目的は、液体非イオン性界面活性剤からの固化非イオン性界面活性剤組成物、およびその作製の方法を開発することである。
【0005】
本発明のさらなる目的は、自由流動性である固化非イオン性界面活性剤組成物を提供することである。
【0006】
本発明のさらなる目的は、固化非イオン性活性剤組成物を含む洗浄組成物を提供することである。
【0007】
本発明の他の目的、利点、および特徴は、添付の図面と併せて以下の明細書から明らかになるであろう。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明は、液体非イオン性界面活性剤を、結合剤、担体、または結合剤および担体の両方により固化して、固化界面活性剤組成物を形成することに関する。固化界面活性剤組成物は、限定されないがプレス固体を含む界面活性剤がある特定のタイプの固体配合物での使用を妨害または妨げる液体形態であるのと同じ界面活性剤を含む、既存の配合物を上回る多くの利点を有する。例えば、特定の多くの非イオン性界面活性剤は、液体形態でのみ入手可能である。液体非イオン性界面活性剤の固化界面活性剤組成物への変換は、固体組成物中でより高い濃度でのそれらの使用を可能にし、固体配合物中でのそれらの有用性を拡大する。予期せぬことに、一度固化した液体非イオン性界面活性剤の固化は、プレス固体組成物を含む固体洗浄組成物に組み込むことが困難であることがわかった。界面活性剤の活性が高いため、固化非イオン性界面活性剤を組み込んだ固体洗浄組成物は、製造における処理上の問題および固体組成物としての安定性の問題を抱えていることがわかった。この出願は、液体非イオン性界面活性剤を固化して、固体非イオン性界面活性剤組成物を形成する方法だけでなく、固体非イオン性界面活性剤を組み込んだ固体洗浄組成物を調製する方法についても説明する。固化非イオン性界面活性剤を含む固体洗浄組成物は、泡および汚れ除去特性に関して実質的に同様の性能を提供し、これは、良好な全体的な界面活性剤性能の指標である。これは、限定されないが、プレスされた固体を含む固体洗浄組成物中の固化界面活性剤組成物の有用性を実証している。
【0009】
本発明の実施形態は、変動し得、当業者によって理解される特定の方法および/または製品に限定されない。本明細書に使用される全ての専門用語は、単に特定の実施形態を説明する目的のためであり、いかなる様式または範囲においても限定的であることを意図されないことがさらに理解されるべきである。例えば、本明細書および添付の特許請求の範囲において使用される場合、単数形「a」、「an」および「the」は、内容が明らかにそうでないことを示さない限り、複数形の指示対象を含み得る。さらに、すべての単位、接頭辞、および記号は、そのSIにより認められた形態で示され得る。
【0010】
本明細書内に記載される数値範囲は、範囲を定義する数字を含んでおり、定義される範囲内の各整数を含む。本開示を通して、本発明の様々な態様が範囲形式で提示されている。範囲形式における説明は単に便宜および簡潔さのためであり、本発明の範囲への堅固な限定として解釈されるべきではないことを理解されたい。したがって、範囲の説明は、その範囲内の全ての可能性のある部分範囲、分数、および個々の数値を具体的に開示しているとみなされるべきである。例えば、1~6のような範囲の説明は、1~3、1~4、1~5、2~4、2~6、3~6などのような部分範囲、同様にその範囲内の個々の数字、例えば、1、2、3、4、5、および6、ならびに少数および分数、例えば、1.2、3.8、1と1/2、および4と3/4を具体的に開示しているとみなされるべきである。これは、範囲の幅広さにかかわらず適用される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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