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公開番号2025091306
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-18
出願番号2023206507
出願日2023-12-06
発明の名称食器用の液体洗浄剤組成物
出願人ライオン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類C11D 17/08 20060101AFI20250611BHJP(動物性または植物性油,脂肪,脂肪性物質またはろう;それに由来する脂肪酸;洗浄剤;ろうそく)
要約【課題】洗浄力に優れ、べたつき感を抑えつつ保湿実感に優れる液体洗浄剤組成物。
【解決手段】(A)成分:カチオン化セルロースと、(B)成分:特定のアルキルグリコシド型ノニオン界面活性剤と、(C)成分:特定のノニオン界面活性剤と、(D)成分:石鹸を除くアニオン界面活性剤と、(E)成分:半極性界面活性剤及び両性界面活性剤から選ばれる少なくとも1種と、を含有し、(B)成分と(C)成分と(D)成分と(E)成分の含有量の合計が10~25質量%であり、前記(B)成分/前記(C)成分で表される質量比が1.0~3.0であり、(前記(B)成分+前記(C)成分)/前記(A)成分で表される質量比が10~50であることよりなる。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
(A)成分:カチオン化セルロースと、(B)成分:下記(b)式で表されるアルキルグリコシド型ノニオン界面活性剤と、(C)成分:下記(c)式で表されるノニオン界面活性剤と、(D)成分:石鹸を除くアニオン界面活性剤と、(E)成分:半極性界面活性剤及び両性界面活性剤から選ばれる少なくとも1種と、を含有する食器用の液体洗浄剤組成物であり、
前記食器用の液体洗浄剤組成物の総質量に対し、(B)成分と(C)成分と(D)成分と(E)成分の含有量の合計が10~25質量%であり、
前記(B)成分/前記(C)成分で表される質量比が1.0~3.0であり、
(前記(B)成分+前記(C)成分)/前記(A)成分で表される質量比が10~50である、
食器用の液体洗浄剤組成物。


-O-[G]

・・・(b)
[(b)式中、R

は、炭素数8~20のアルキル基を表し、Gはグルコシド残基を表し、zは、糖の縮合度で、1~5の数である。]
TIFF
2025091306000014.tif
26
170
[(c)式中、EOはオキシエチレン基を表す。mはEOの平均繰返し数を表し、8~12の数である。jとkはそれぞれ1~6の整数であり、6≦j+k≦12である。
EOはオキシエチレン基である。]
続きを表示(約 100 文字)【請求項2】
前記(D)成分の含有量と前記(E)成分の含有量との合計量が、前記食器用の液体洗浄剤組成物の総質量に対して15質量%以下である、請求項1に記載の食器用の液体洗浄剤組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、食器用の液体洗浄剤組成物に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
食器類、調理器具、シンク及びその周辺機器等(総じて、「食器等」ということがある)を主な被洗物とする洗浄剤組成物として、食器用の液体洗浄剤組成物(以下、単に「液体洗浄剤組成物」ということがある)がある。
例えば、特許文献1には、特定のスルホコハク酸エステル又はその塩と、特定のグリコシド型ノニオン界面活性剤と、特定の界面活性剤と、カチオン化セルロースと、を特定の質量比で含有し、粘度が特定の範囲である、液体洗浄剤組成物が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-184516号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
液体洗浄剤組成物には、油汚れがしっかり落ちることに加えて、手肌へのやさしさも重要である。このため、液体洗浄剤組成物には、食器を洗った後の手肌に、水分が残っているような感触(保湿実感)を付与できることが求められる。
しかしながら、従来の技術では、保湿実感の付与について、考慮されていない。加えて、保湿実感を高めるあまり手肌へのべたつき感が強まると、使用者に不快感を与える。
そこで、本発明は、洗浄力に優れ、べたつき感を抑えつつ保湿実感に優れる食器用の液体洗浄剤組成物を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は以下の態様を有する。
<1>
(A)成分:カチオン化セルロースと、(B)成分:下記(b)式で表されるアルキルグリコシド型ノニオン界面活性剤と、(C)成分:下記(c)式で表されるノニオン界面活性剤と、(D)成分:石鹸を除くアニオン界面活性剤と、(E)成分:半極性界面活性剤及び両性界面活性剤から選ばれる少なくとも1種と、を含有する食器用の液体洗浄剤組成物であり、
前記食器用の液体洗浄剤組成物の総質量に対し、(B)成分と(C)成分と(D)成分と(E)成分の含有量の合計が10~25質量%であり、
前記(B)成分/前記(C)成分で表される質量比が1.0~3.0であり、
(前記(B)成分+前記(C)成分)/前記(A)成分で表される質量比が10~50である、
食器用の液体洗浄剤組成物。


-O-[G]

・・・(b)
[(b)式中、R

は、炭素数8~20のアルキル基を表し、Gはグルコシド残基を表し、zは、糖の縮合度で、1~5の数である。]
TIFF
2025091306000001.tif
26
170
[(c)式中、EOはオキシエチレン基を表す。mはEOの平均繰返し数を表し、8~12の数である。jとkはそれぞれ1~6の整数であり、6≦j+k≦12である。
EOはオキシエチレン基である。]
<2>
前記(D)成分の含有量と前記(E)成分の含有量との合計量が、前記食器用の液体洗浄剤組成物の総質量に対して15質量%以下である、<1>に記載の食器用の液体洗浄剤組成物。
【発明の効果】
【0006】
本発明の食器用の液体洗浄剤組成物によれば、洗浄力に優れ、べたつき感を抑えつつ保湿実感に優れる。
【発明を実施するための形態】
【0007】
(食器用の液体洗浄剤組成物)
本発明の食器用の液体洗浄剤組成物(液体洗浄剤組成物)は、(A)~(E)成分を有する。
なお、本稿において、範囲を表す「~」は、その上下限値を含むものとする。
【0008】
<(A)成分>
(A)成分は、カチオン化セルロースである。液体洗浄剤組成物は、(A)成分を含有することで、保湿実感を付与できる。
【0009】
(A)成分としては、例えば、下記(a1)式で表される化合物((a1)成分)、下記(a2)式で表される化合物((a2)成分)、下記(a3)式で表される化合物((a3)成分)等が挙げられる。(A)成分としては、ヒドロキシトリメチルアンモニオプロピルヒドロキシエチルセルロースクロリド、ヒドロキシエチルセルロースジメチルジアリルアンモニウムクロリド重合体等のカチオン変性ヒドロキシエチルセルロース等が挙げられる。これらの中でも、(A)成分としては、保湿実感をより良好にし、べたつき感をより抑制できる観点から、(a1)成分が好ましい。
【0010】
TIFF
2025091306000002.tif
43
170
(【0011】以降は省略されています)

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