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公開番号
2025092016
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207633
出願日
2023-12-08
発明の名称
トイレ用液体洗浄剤、及びトイレ用液体洗浄剤製品
出願人
ライオン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C11D
1/68 20060101AFI20250612BHJP(動物性または植物性油,脂肪,脂肪性物質またはろう;それに由来する脂肪酸;洗浄剤;ろうそく)
要約
【課題】低温起泡性、泡切れ性、及び尿洗浄力が良好なトイレ用液体洗浄剤を提供する。
【解決手段】R-O-[G]n(Rは炭素数8~18のアルキル基、Gはグリコシド残基、nは平均縮合度であり1~5の数)で表されるアルキルポリグリコシド(A1)、R
11
-(OR
12
)m-OH(R
11
は炭素数8~18の脂肪族炭化水素基、R
12
は炭素数2又は3のアルキレン基、mは(OR
12
)の平均繰り返し数であり16~70の数)で表されるポリオキシアルキレンアルキルエーテル(A2)、及びアミノカルボン酸系キレート剤(B)を含有する、トイレ用液体洗浄剤。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A1)成分:下記式(1)で表されるアルキルポリグリコシド、
(A2)成分:下記式(2)で表されるポリオキシアルキレンアルキルエーテル、及び
(B)成分:アミノカルボン酸系キレート剤を含有する、トイレ用液体洗浄剤。
R-O-[G]n ・・・(1)
[式中、Rは炭素数8~18のアルキル基であり、Gはグリコシド残基であり、nは平均縮合度であり1~5の数である。]
R
11
-(OR
12
)m-OH ・・・(2)
(式中、R
11
は炭素数8~18の脂肪族炭化水素基であり、R
12
は炭素数2又は3のアルキレン基であり、mは(OR
12
)の平均繰り返し数であり16~70の数である。)
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記(A2)成分の含有量に対する前記(A1)成分の含有量の質量比を表す(A1)/(A2)が0.3~10である、請求項1に記載のトイレ用液体洗浄剤。
【請求項3】
前記(B)成分の含有量に対する前記(A1)成分の質量比を表す(A1)/(B)が0.1~6である、請求項1に記載のトイレ用液体洗浄剤。
【請求項4】
さらに、(C)成分:カルボン酸系キレート剤(但し、前記(B)成分を除く)を含む、請求項1に記載のトイレ用液体洗浄剤。
【請求項5】
前記(B)成分と前記(C)成分の合計の含有量が、前記トイレ用液体洗浄剤の総質量に対して1~3.2質量%である、請求項4に記載のトイレ用液体洗浄剤。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか一項に記載のトイレ用液体洗浄剤と、前記トイレ用液体洗浄剤を収容した吐出容器と、を有する、トイレ用液体洗浄剤製品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、トイレ用液体洗浄剤、及びトイレ用液体洗浄剤製品に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
住設備等の硬質表面の洗浄剤として、スプレー容器から泡を吐出する泡スプレータイプの洗浄剤が、手軽さと洗浄効果の点から好まれる傾向にある。
キレート剤を用いた泡スプレータイプのトイレ用液体洗浄剤として、例えば特許文献1に記載の洗浄剤組成物が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-096387号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
トイレ用液体洗浄剤は比較的温度が低い環境で使用されることも考慮された製品が望ましい。
このため、低温状態でスプレーした際の泡量が多く(低温起泡性の良さ)、適度に泡が消えやすく(泡切れ性の良さ)、尿汚れに対する洗浄力が良好なトイレ用洗浄剤が求められるが、従来の技術ではこれらを十分に満たすことは難しかった。
本発明は、低温起泡性、泡切れ性、及び尿汚れに対する洗浄力が良好なトイレ用液体洗浄剤の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は以下の態様を有する。
[1](A1)成分:下記式(1)で表されるアルキルポリグリコシド、
(A2)成分:下記式(2)で表されるポリオキシアルキレンアルキルエーテル、及び
(B)成分:アミノカルボン酸系キレート剤を含有する、トイレ用液体洗浄剤。
R-O-[G]n ・・・(1)
[式中、Rは炭素数8~18のアルキル基であり、Gはグリコシド残基であり、nは平均縮合度であり1~5の数である。]
R
11
-(OR
12
)m-OH ・・・(2)
(式中、R
11
は炭素数8~18の脂肪族炭化水素基であり、R
12
は炭素数2又は3のアルキレン基であり、mは(OR
12
)の平均繰り返し数であり16~70の数である。)
[2] 前記(A2)成分の含有量に対する前記(A1)成分の含有量の質量比を表す(A1)/(A2)が0.3~10である、[1]に記載のトイレ用液体洗浄剤。
[3] 前記(B)成分の含有量に対する前記(A1)成分の質量比を表す(A1)/(B)が0.1~6である、[1]又は[2]に記載のトイレ用液体洗浄剤。
[4] さらに、(C)成分:カルボン酸系キレート剤(但し、前記(B)成分を除く)を含む、[1]~[3]のいずれかに記載のトイレ用液体洗浄剤。
[5] 前記(B)成分と前記(C)成分の合計の含有量が、前記トイレ用液体洗浄剤の総質量に対して1~3.2質量%である、[4]に記載のトイレ用液体洗浄剤。
[6] [1]~[5]のいずれか一項に記載のトイレ用液体洗浄剤と、前記トイレ用液体洗浄剤を収容した吐出容器と、を有する、トイレ用液体洗浄剤製品。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、低温起泡性、泡切れ性、及び尿汚れに対する洗浄力が良好なトイレ用液体洗浄剤が得られる。
【発明を実施するための形態】
【0007】
≪トイレ用液体洗浄剤≫
本実施形態のトイレ用液体洗浄剤(以下、単に液体洗浄剤ともいう)は、(A1)成分、(A2)成分、及び(B)成分を含有する組成物である。さらに(C)成分、(D)成分、(E)成分、(F)成分、及び(G)成分から選ばれる1種以上を含んでもよい。
本明細書において、「~」で表される数値範囲は、~の前後の数値を下限値及び上限値とする数値範囲を意味する。
【0008】
<(A1)成分>
(A1)成分は、アルキルポリグリコシドである。
アルキルポリグリコシドとしては、一般式(1)で表される化合物が挙げられる。
R-O-[G]n ・・・(1)
[式中、Rは炭素数8~18のアルキル基であり、Gはグリコシド残基であり、nは平均縮合度であり1~5の数である。]
【0009】
Rであるアルキル基は直鎖状が好ましい。
洗浄性の観点から、式(1)において、Rの炭素数は8~16が好ましく、8~10がより好ましい。
Gは、グリコシド残基である。グリコシドの原料である還元糖は、アルドース又はケトースの何れであってもよい。前記還元糖としては、炭素数が3~6個のトリオース、テトロース、ペントース、ヘキソースが挙げられる。アルドースの具体例としては、アピオース、アラビノース、ガラクトース、グルコース、リキソース、マンノース、ガロース、アルドース、イドース、タロース、キシロースが挙げられる。ケトースの具体例としては、フルクトースが挙げられる。これらの中でも、炭素数5又は6のアルドペントースあるいはアルドヘキソースが好ましい。中でもグルコースが最も好ましい。すなわち、Gはグルコシド残基が最も好ましい。
一般式(1)中、nは糖の平均縮合度を示し、好ましくは1~2の数、特に1~1. 5の数が良好である。
【0010】
(A1)成分としては、従来公知の製造方法で合成されたものを用いてもよいし、市販品を用いてもよい 市販品の商品名として、GreenAPG 1214、GreenAPG 0810(日光ケミカルズ株式会社)、マイドール10(花王株式会社)、トリトンCG-10(ダウ・東レ株式会社)、Glucopon650、Glucopon215up(BASF社)、EcoSense 919(ダウ・ケミカル社)、AG6210(ヌーリオン社)等が例示できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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