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公開番号
2025127314
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-01
出願番号
2024023982
出願日
2024-02-20
発明の名称
天然ゴム臭の臭気低減剤、および、これを用いた天然ゴム製物品
出願人
住友ゴム工業株式会社
,
長谷川香料株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C11B
9/00 20060101AFI20250825BHJP(動物性または植物性油,脂肪,脂肪性物質またはろう;それに由来する脂肪酸;洗浄剤;ろうそく)
要約
【課題】天然ゴム臭を効果的に低減する臭気低減剤を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明の天然ゴム臭の臭気低減剤は、有効成分として、n-ウンデカナール、6-アセチル-1,1,2,4,4,7-ヘキサメチルテトラリンおよび2-メトキシナフタレンを含有する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
有効成分として、n-ウンデカナール、6-アセチル-1,1,2,4,4,7-ヘキサメチルテトラリンおよび2-メトキシナフタレンを含有することを特徴とする天然ゴム臭の臭気低減剤。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の天然ゴム臭の臭気低減剤を含有することを特徴とする香料組成物。
【請求項3】
請求項1に記載の天然ゴム臭の臭気低減剤または請求項2に記載の香料組成物を用いることを特徴とする天然ゴム臭の臭気低減方法。
【請求項4】
n-ウンデカナール、6-アセチル-1,1,2,4,4,7-ヘキサメチルテトラリンおよび2-メトキシナフタレンを含むことを特徴とする天然ゴム製物品。
【請求項5】
天然ゴム製手袋である請求項4に記載の天然ゴム製物品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、天然ゴム臭の臭気低減技術に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、天然ゴム製品の腐敗臭や刺激臭を和らげるために、例えば特定の香気成分をマスキング剤として用いる技術が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、ジュニパーベリーオイル、及びエストラゴンオイルからなる第1の群から選択される少なくとも1種と、シナモンカッシア、ピンクペッパー抽出物、及びブラックペッパー抽出物からなる第2の群から選択される少なくとも1種と、バニリン、及びヒノキ抽出物からなる第3の群から選択される少なくとも1種とを含む、ウッディ・スパイシー調の香気成分を含むゴム臭気の変調剤が開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、架橋されたゴム組成物であって、ゴム組成物には、香料成分としてβ-シトロネロール,酢酸4-TERT-ブチルシクロヘキシル,ヘプタン酸アリル,酢酸CIS-3-ヘキセニル,ヘキサン酸アリル,カローンのいずれかを含む香料が添加されており、ゴム臭が感じられないゴム組成物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-126326号公報
特開2021-138882号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来技術の香料は、天然ゴムの臭気を効果的に低減するという要求に十分に対応できるものではなかった。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、天然ゴム臭を効果的に低減する臭気低減剤およびこれを含有する香料組成物を提供することを課題とする。また本発明は、天然ゴム臭を効果的に低減する臭気低減方法を提供することを課題とする。さらに本発明は、天然ゴム臭が低減された天然ゴム製物品を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の天然ゴム臭の臭気低減剤は、有効成分として、n-ウンデカナール、6-アセチル-1,1,2,4,4,7-ヘキサメチルテトラリンおよび2-メトキシナフタレンを含有することを特徴とする。本発明の「天然ゴム臭の臭気低減剤」は、香料化合物を組み合わせてなる組成物であって、天然ゴム臭の臭気を低減する効果が高くなる香料化合物の組み合わせである。本発明者らは、n-ウンデカナール、6-アセチル-1,1,2,4,4,7-ヘキサメチルテトラリンおよび2-メトキシナフタレンを組み合わせてなる組成物が、天然ゴム臭を著しく低減することを見出し、本発明を完成するに至った。
【0009】
本発明の臭気低減剤を用いることで、天然ゴム臭を効果的に低減できるメカニズムは、いかなる理論に拘泥するものではないが、天然ゴム臭の原因物質(代表的には、イソ吉草酸アルデヒド、プロピオン酸、ギ酸、酪酸、n-吉草酸、トリメチルアミン、2-ピロリドンなどが挙げられる。)と、本発明の臭気低減剤に含まれる有効成分とが混ざり合った結果、天然ゴム臭の強さが低減されて感じられないようになるものと考えられる。
【0010】
本発明の香料組成物は、本発明の天然ゴム臭の臭気低減剤を含有することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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