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公開番号
2025134481
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-17
出願番号
2024032414
出願日
2024-03-04
発明の名称
空気入りタイヤ
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60C
11/00 20060101AFI20250909BHJP(車両一般)
要約
【課題】特定のタイヤサイズを有し、かつ、高荷重環境下で使用される空気入りタイヤにおいて、優れた耐摩耗性能を発揮させる。
【解決手段】本発明は、空気入りタイヤに関する。リムRのリム径RDは10~15インチである。タイヤの断面幅SWは、192mm未満である。比SH/SWは0.20~0.40である。比RW/SWは0.78~0.99である。トレッド部2の接地面2sには、複数の溝13が設けられている。接地面2sの仮想接地面積に対する、接地面2sの実際の接地面積の比率であるランド比Laは、0.80~0.95である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
リムに装着されて使用される空気入りタイヤであって、
前記リムのリム径RDは10~15インチであり、
タイヤの断面幅SWは、192mm未満であり、
前記タイヤの断面幅SWに対するタイヤの断面高さSHの比SH/SWは0.20~0.40であり、
前記タイヤの断面幅SWに対する前記リムのリム幅RWの比RW/SWは0.78~0.99であり、
前記空気入りタイヤは、トレッド部を備えており、
前記トレッド部の接地面には、複数の溝が設けられており、
前記接地面の前記複数の溝を全て埋めた状態での仮想接地面積に対する、前記接地面の実際の接地面積の比率であるランド比Laは、0.80~0.95である、
空気入りタイヤ。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記トレッド部は、前記接地面を構成するキャップゴムを含み、
前記キャップゴムのゴム硬さHは、下記の式(1)を充足する、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
H≧(275-100La)/3…(1)
【請求項3】
前記ゴム硬さHは、70以下である、請求項2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項4】
前記トレッド部は、ベルト層を含み、
前記ベルト層は、タイヤ周方向に対して傾斜配列された複数のベルトコードを含むベルトプライを複数含み、
前記ベルトプライは、前記ベルトコードがタイヤ周方向に対して第1の向きに傾斜した第1ベルトプライと、前記ベルトコードがタイヤ周方向に対して前記第1の向きとは反対の第2の向きに傾斜した第2ベルトプライとを含む、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
【請求項5】
前記第1ベルトプライに含まれる前記ベルトコードのタイヤ周方向に対する角度θ1、及び、前記第2ベルトプライに含まれる前記ベルトコードのタイヤ周方向に対する角度θ2は、それぞれ、40~70°である、請求項4に記載の空気入りタイヤ。
【請求項6】
前記角度θ2は、前記角度θ1の90%~110%である、請求項5に記載の空気入りタイヤ。
【請求項7】
タイヤの断面幅SWは、150~180mmである、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
【請求項8】
前記比SH/SWは0.25~0.35である、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
【請求項9】
前記比RW/SWは、0.85~0.90である、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
【請求項10】
最高速度が20km/h未満の低速走行電気自動車用である、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気入りタイヤに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、都市部での人や物の輸送を目的とした小型バスが種々提案されている。このような車両は、乗員の乗降性を考慮しながら、車室空間を効率的に活用することが要求される(例えば、下記特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-029132号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、グリーンスローモビリティと呼ばれる電気自動車の導入が検討されている。この種の車両は、電車やバス等の従来の公共交通サービスが十分ではない地域において、高齢者の移動手段の確保等の目的で使用される。このため、前記車両は、例えば、多数の乗員を載せて20km/h未満の速度で近距離移動することを想定しており、車室空間を大きく確保することや、乗降性及び低床化についての要求が厳しい。したがって、前記車両に装着されるタイヤについても、小径化及び小幅化が要求される。
【0005】
また、前記車両は、走行速度は低いものの、バッテリーを搭載している関係上、車重が大きく、かつ、低速走行ゆえに大きな操舵角で走行させられる機会もある。したがって、前記車両に装着されるタイヤには、高い耐摩耗性能が要求される。
【0006】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出なされたもので、特定のタイヤサイズを有し、かつ、高荷重環境下で使用される空気入りタイヤにおいて、優れた耐摩耗性能を発揮させることを主たる課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、リムに装着されて使用される空気入りタイヤであって、前記リムのリム径RDは10~15インチであり、タイヤの断面幅SWは、192mm未満であり、前記タイヤの断面幅SWに対するタイヤの断面高さSHの比SH/SWは0.20~0.40であり、前記タイヤの断面幅SWに対する前記リムのリム幅RWの比RW/SWは0.78~0.99であり、前記空気入りタイヤは、トレッド部を備えており、前記トレッド部の接地面には、複数の溝が設けられており、前記接地面の前記複数の溝を全て埋めた状態での仮想接地面積に対する、前記接地面の実際の接地面積の比率であるランド比Laは、0.80~0.95である、空気入りタイヤである。
【発明の効果】
【0008】
本発明の空気入りタイヤは、上記の構成を採用したことによって、優れた耐摩耗性能を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態の空気入りタイヤの横断面図である。
本実施形態のタイヤが装着される車両の斜視図である。
図1のトレッド部の拡大断面図である。
ランド比Laとキャップゴムのゴム硬さHとの望ましい関係を示すグラフである。
図3のベルト層のコード配列態様を示す展開図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態が図面に基づき説明される。図面は、本発明の特徴を内包して記載されているが、本発明の理解を助けるために、誇張表現や、実際の構造の寸法比とは異なる表現が含まれている場合がある。また、各実施形態を通して、同一又は共通する要素については同一の符号が付されており、重複する説明が省略される。また、本明細書で説明されない構成には、周知の構成を適宜採用することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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