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公開番号
2025164010
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-30
出願番号
2024067715
出願日
2024-04-18
発明の名称
空気入りタイヤ
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60C
5/14 20060101AFI20251023BHJP(車両一般)
要約
【課題】転動時の騒音及び抵抗を抑制できる空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】空気入りタイヤは、カーカス6の内側で一対のビード4部の間を延びる内側ゴム10を含む。内側ゴム10は、トレッド部2に配された第1部分11を含む。第1部分11は、タイヤ赤道C上を第1厚さt1でタイヤ周方向に延びるセンター部分11cと、センター部分11mのタイヤ軸方向外側を第2厚さt2でタイヤ周方向に延びるミドル部分11mと、ミドル部分11mのタイヤ軸方向外側を第3厚さt3でタイヤ周方向に延びるアウター部分11oとを含む。第2厚さt2は、第1厚さt1及び第3厚さt3よりも小さい。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
空気入りタイヤであって、
トレッド部と、
一対のサイドウォール部と、
一対のビード部と、
前記一対のビード部の間を延びるカーカスと、
前記カーカスの内側で前記一対のビード部の間を延びる内側ゴムとを含み、
前記内側ゴムは、前記トレッド部に配された第1部分を含み、
前記第1部分は、タイヤ赤道上を第1厚さでタイヤ周方向に延びるセンター部分と、前記センター部分の少なくとも一方のタイヤ軸方向外側を第2厚さでタイヤ周方向に延びるミドル部分と、前記ミドル部分の前記一方のタイヤ軸方向外側を第3厚さでタイヤ周方向に延びるアウター部分とを含み、
前記第2厚さは、前記第1厚さ及び前記第3厚さよりも小さい、
空気入りタイヤ。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記ミドル部分は、タイヤ赤道からトレッド半幅の40%~70%の領域に配されている、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項3】
前記ミドル部分は、タイヤ赤道からタイヤ断面半幅の30%~60%の領域に配されている、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項4】
前記第1厚さは、前記第2厚さの4~9倍である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項5】
前記第3厚さは、前記第2厚さの4~9倍である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項6】
前記内側ゴムは、前記サイドウォール部に配された第2部分を含み、
前記第1厚さは、前記第2部分の厚さの2.0~4.5倍である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項7】
前記内側ゴムは、前記サイドウォール部に配された第2部分を含み、
前記第3厚さは、前記第2部分の厚さの2.0~4.5倍である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項8】
前記トレッド部には、タイヤ周方向にのびる少なくとも一本の周方向溝が形成され、
前記周方向溝は、タイヤ軸方向で前記ミドル部分と重複するように配されている、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項9】
前記周方向溝の溝幅の合計は、トレッド幅の25%~30%である、請求項8に記載の空気入りタイヤ。
【請求項10】
タイヤ外径が660mm以上で、かつ、タイヤ断面幅が225mm以上である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気入りタイヤに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、クラウン部にカーカスの外周面からインナーライナの内周面までの厚みが他部より厚い厚肉部が形成された空気入りタイヤが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-120448号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に開示された空気入りタイヤでは、厚肉部のタイヤ軸方向長さが不足すると、タイヤ転動時の騒音を十分に抑制できないことがある。一方、厚肉部のタイヤ軸方向長さを長く設定すると、タイヤの重量が増大し、転がり抵抗が大きくなる。
【0005】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、転動時の騒音及び抵抗を抑制できる空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、空気入りタイヤであって、
トレッド部と、
一対のサイドウォール部と、
一対のビード部と、
前記一対のビード部の間を延びるカーカスと、
前記カーカスの内側で前記一対のビード部の間を延びる内側ゴムとを含み、
前記内側ゴムは、前記トレッド部に配された第1部分を含み、
前記第1部分は、タイヤ赤道上を第1厚さでタイヤ周方向に延びるセンター部分と、前記センター部分の少なくとも一方のタイヤ軸方向外側を第2厚さでタイヤ周方向に延びるミドル部分と、前記ミドル部分の前記一方のタイヤ軸方向外側を第3厚さでタイヤ周方向に延びるアウター部分とを含み、
前記第2厚さは、前記第1厚さ及び前記第3厚さよりも小さい。
【発明の効果】
【0007】
本発明の空気入りタイヤは、上記の構成を採用したことによって、空気入りタイヤのタイヤ転動時の騒音及び転がり抵抗を容易に抑制できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示す断面図である。
図1のトレッド部を拡大して示す断面図である。
315Hzの共振周波数でトレッド部に生ずる定常波を概念的に示す断面図である。
走行中の空気入りタイヤを示す側面図である。
本発明の別の実施形態の第1部分及び第2部分の拡大断面図である。
本発明のさらに別の実施形態の第1部分及び第2部分の拡大断面図である。
本発明のさらに別の実施形態のサイドウォール部の拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。図1には、本発明の一実施形態を示す空気入りタイヤ1(以下、単に「タイヤ1」という場合がある。)の横断面図が示されている。図1は、正規状態におけるタイヤについての、回転軸を含む横断面図である。図1に示されるように、本実施形態のタイヤ1は、例えば、乗用車用の空気入りタイヤとして好適に使用される。但し、本発明は、このような態様に限定されるものではなく、例えば、重荷重用の空気入りタイヤに適用されても良い。
【0010】
「正規状態」とは、各種の規格が定められた空気入りタイヤの場合、タイヤが正規リムにリム組みされかつ正規内圧が充填され、しかも、無負荷の状態である。各種の規格が定められていないタイヤの場合、前記正規状態は、タイヤの使用目的に応じた標準的な使用状態であって車両に未装着かつ無負荷の状態を意味する。本明細書において、特に断りがない場合、タイヤ各部の寸法等は、前記正規状態で測定された値である。また、前記正規状態で測定できない構成(例えば、タイヤ1の内部材である。)は、タイヤ1を出来るだけ前記正規状態に近似させた状態にして、測定された値である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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