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公開番号
2025162443
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-27
出願番号
2024065743
出願日
2024-04-15
発明の名称
空気入りタイヤ
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60C
5/14 20060101AFI20251020BHJP(車両一般)
要約
【課題】低転がり性能の悪化を小さく抑えつつノイズ性能を向上する空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】ベルト層7と内側ゴム10とを含む空気入りタイヤ1である。内側ゴム10は、トレッド部2を第1平均厚さt1で延びる第1部分11と、一対のサイドウォール部3を第2平均厚さt2で延びる第2部分12とを含む。第1平均厚さt1は、第2平均厚さt2よりも大きい。ベルト層7は、外のベルトプライ7Aを含む。外のベルトプライ7Aのタイヤ軸方向の長さLaは、空気入りタイヤ1の断面幅の呼びの85%以下である。第1部分11のタイヤ軸方向の長さL1は、外のベルトプライ7Aのタイヤ軸方向の長さLaよりも大きい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
空気入りタイヤであって、
トレッド部と、
前記トレッド部からタイヤ半径方向内側に延びる一対のサイドウォール部と、
前記一対のサイドウォール部のタイヤ半径方向内側に連なる一対のビード部と、
前記一対のビード部の間を延びるカーカスと、
前記トレッド部において、前記カーカスのタイヤ半径方向の外側に配されたベルト層と、
前記カーカスの内側で前記一対のビード部の間を延びる内側ゴムと、を含み、
前記内側ゴムは、前記トレッド部を第1平均厚さで延びる第1部分と、前記一対のサイドウォール部を第2平均厚さで延びる第2部分とを含み、
前記第1平均厚さは、前記第2平均厚さよりも大きく、
前記ベルト層は、複数のベルトプライがタイヤ半径方向に重ねられており、
前記空気入りタイヤが正規リムに装着され、かつ、正規内圧に調整された無負荷の正規状態において、前記複数のベルトプライのうち、タイヤ半径方向の最も外側に配された外のベルトプライのタイヤ軸方向の長さは、前記空気入りタイヤの断面幅の呼びの85%以下であり、
前記第1部分のタイヤ軸方向の長さは、前記外のベルトプライのタイヤ軸方向の長さよりも大きい、
空気入りタイヤ。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記第1部分のタイヤ軸方向の長さは、前記外のベルトプライのタイヤ軸方向の長さの115%~145%である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項3】
前記第1部分のタイヤ軸方向の長さは、前記外のベルトプライのタイヤ軸方向の長さの125%~135%である、請求項2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項4】
前記第1部分は、厚さの大きい厚肉部と、前記厚肉部よりも厚さの小さい薄肉部とを含む、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
【請求項5】
前記厚肉部の厚さは、前記薄肉部の厚さの120%~600%である、請求項4に記載の空気入りタイヤ。
【請求項6】
前記厚肉部の厚さは、前記薄肉部の厚さの200%~400%である、請求項5に記載の空気入りタイヤ。
【請求項7】
前記厚肉部の厚さは、2.0~4.0mmである、請求項4に記載の空気入りタイヤ。
【請求項8】
前記厚肉部は、前記第1部分のタイヤ軸方向の外端に位置する、請求項4に記載の空気入りタイヤ。
【請求項9】
前記厚肉部は、タイヤ軸方向の外側に向かって連続して厚さが小さくなる、請求項8に記載の空気入りタイヤ。
【請求項10】
前記第1部分は、前記厚肉部よりも厚さが小さく、前記薄肉部よりも厚さが大きい中肉部を含む、請求項4に記載の空気入りタイヤ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気入りタイヤに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、トレッド部の内部にベルト層が配されたタイヤが記載されている。このタイヤでは、ノイズ性能の向上を目的として、前記ベルト層のベルトプライのベルトコードとトッピングゴムとが特定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-070349号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ノイズ性能を向上する手法として、例えば、ベルト層のタイヤ軸方向の長さを大きくすることが知られている。しかしながら、このような手法では、環境への配慮から望まれる低転がり性能が悪化するという問題があった。
【0005】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出なされたもので、低転がり性能の悪化を小さく抑えつつノイズ性能を向上し得る空気入りタイヤを提供することを主たる課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、空気入りタイヤであって、トレッド部と、前記トレッド部からタイヤ半径方向内側に延びる一対のサイドウォール部と、前記一対のサイドウォール部のタイヤ半径方向内側に連なる一対のビード部と、前記一対のビード部の間を延びるカーカスと、前記トレッド部において、前記カーカスのタイヤ半径方向の外側に配されたベルト層と、前記カーカスの内側で前記一対のビード部の間を延びる内側ゴムと、を含み、前記内側ゴムは、前記トレッド部を第1平均厚さで延びる第1部分と、前記一対のサイドウォール部を第2平均厚さで延びる第2部分とを含み、前記第1平均厚さは、前記第2平均厚さよりも大きく、前記ベルト層は、複数のベルトプライがタイヤ半径方向に重ねられており、前記空気入りタイヤが正規リムに装着され、かつ、正規内圧に調整された無負荷の正規状態において、前記複数のベルトプライのうち、タイヤ半径方向の最も外側に配された外のベルトプライのタイヤ軸方向の長さは、前記空気入りタイヤの断面幅の呼びの85%以下であり、前記第1部分のタイヤ軸方向の長さは、前記外のベルトプライのタイヤ軸方向の長さよりも大きい、空気入りタイヤである。
【発明の効果】
【0007】
本発明の空気入りタイヤは、上記の構成を採用したことによって、低転がり性能の悪化を小さく抑えつつノイズ性能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態を示す空気入りタイヤのタイヤ子午線断面図である。
図1のトレッド部の拡大図である。
図2のトレッド部の左側半分の拡大図である。
他の実施形態のトレッド部の左側半分の断面図である。
他の実施形態の接地端付近の断面図である。
さらに他の実施形態の接地端付近の断面図である。
他の実施形態のサイドウォール部の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。図面は、本発明の理解を助けるために、誇張表現や、実際の構造の寸法比とは異なる表現が含まれている。また、複数の実施形態がある場合、明細書を通して、同一又は共通する要素については同一の符号が付されており、重複する説明が省略される。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態を示す空気入りタイヤ1(以下、単に「タイヤ1」という場合がある。)のタイヤ回転軸(図示省略)を含むタイヤ子午線断面図である。本実施形態のタイヤ1は、例えば、乗用車用のタイヤとして好適に使用される。但し、本発明は、例えば、重荷重用のタイヤに適用されても良い。図1には、正規状態のタイヤ1が示される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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