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公開番号
2025134480
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-17
出願番号
2024032413
出願日
2024-03-04
発明の名称
空気入りタイヤ
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60C
11/13 20060101AFI20250909BHJP(車両一般)
要約
【課題】 摩耗性能とウェット性能とを両立し得る空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】 接地面2sを有するトレッド部2を備え、リムに装着されて使用される空気入りタイヤ1である。リムのリム径RDは、10~18インチであり、リム幅RWは、タイヤの断面幅SWの78%~99%である。断面幅SWに対するタイヤの断面高さSHの比SH/SWは、30%~45%である。トレッド部2は、タイヤ周方向に連続して延びる少なくとも2本の周方向溝6と、周方向溝6により区分された複数の陸部7とを有している。新品時の陸部7の接地面積の和Sc1は、周方向溝6を含む全ての溝を埋めた仮想接地面の総面積Sの80%~95%である。新品時の周方向溝6の最大溝幅W1は、正規状態のタイヤに正規荷重が負荷され、キャンバー角0°で平面に接地したときのタイヤ周方向における最大接地長L1の1.0%~5.3%である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
リムに装着されて使用される空気入りタイヤであって、
接地面を有するトレッド部を備え、
前記リムのリム径RDは、10~18インチであり、
前記リムのリム幅RWは、タイヤの断面幅SWの78%~99%であり、
前記断面幅SWに対するタイヤの断面高さSHの比SH/SWは、30%~45%であり、
前記トレッド部は、タイヤ周方向に連続して延びる少なくとも2本の周方向溝と、前記少なくとも2本の周方向溝により区分された複数の陸部とを有し、
新品時の前記複数の陸部の接地面積の和Sc1は、前記少なくとも2本の周方向溝を含む全ての溝を埋めた仮想接地面の総面積Sの80%~95%であり、
新品時の前記少なくとも2本の周方向溝の最大溝幅W1は、正規状態のタイヤに正規荷重が負荷され、キャンバー角0°で平面に接地したときのタイヤ周方向における最大接地長L1の1.0%~5.3%である、
空気入りタイヤ。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
20%摩耗時の前記少なくとも2本の周方向溝の最大溝幅W2は、前記最大接地長L1の1.0%~5.3%である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項3】
20%摩耗時の前記複数の陸部の接地面積の和Sc2は、前記総面積Sの80%~95%である、請求項2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項4】
50%摩耗時の前記少なくとも2本の周方向溝の最大溝幅W3は、前記最大接地長L1の1.5%~6.8%である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項5】
50%摩耗時の前記複数の陸部の接地面積の和Sc3は、前記総面積Sの75%~95%である、請求項4に記載の空気入りタイヤ。
【請求項6】
80%摩耗時の前記少なくとも2本の周方向溝の最大溝幅W4は、前記最大接地長L1の5.8%~10.5%である、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
【請求項7】
80%摩耗時の前記複数の陸部の接地面積の和Sc4は、前記総面積Sの70%~85%である、請求項6に記載の空気入りタイヤ。
【請求項8】
80%摩耗時の前記最大溝幅W4は、正規状態のタイヤに正規荷重の40%が負荷され、キャンバー角0°で平面に接地したときのタイヤ周方向の接地長L2の50%~75%である、請求項6に記載の空気入りタイヤ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、リムに装着されて使用される空気入りタイヤに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、小型シャトルバス等に好適に用いられる小径の空気入りタイヤが知られている。例えば、下記特許文献1は、小径化されたことにより歪が集中するビード部の耐久性能を向上させた空気入りタイヤを提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-102627号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のように重量が大きい車両に用いられる小径の空気入りタイヤは、接地長が短くかつ接地幅が広い、いわゆる幅広の接地面形状を有し、摩耗性能とウェット性能との両立が困難であるという問題があった。
【0005】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、幅広で小径であることを基本として、摩耗性能とウェット性能とを両立し得る空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、リムに装着されて使用される空気入りタイヤであって、接地面を有するトレッド部を備え、前記リムのリム径RDは、10~18インチであり、前記リムのリム幅RWは、タイヤの断面幅SWの78%~99%であり、前記断面幅SWに対するタイヤの断面高さSHの比SH/SWは、30%~45%であり、前記トレッド部は、タイヤ周方向に連続して延びる少なくとも2本の周方向溝と、前記少なくとも2本の周方向溝により区分された複数の陸部とを有し、新品時の前記複数の陸部の接地面積の和Sc1は、前記少なくとも2本の周方向溝を含む全ての溝を埋めた仮想接地面の総面積Sの80%~95%であり、新品時の前記少なくとも2本の周方向溝の最大溝幅W1は、正規状態のタイヤに正規荷重が負荷され、キャンバー角0°で平面に接地したときのタイヤ周方向における最大接地長L1の1.0%~5.3%である、空気入りタイヤである。
【発明の効果】
【0007】
本発明の空気入りタイヤは、上述の構成を備えることにより、摩耗性能とウェット性能とを両立することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示す断面図である。
新品時の接地面形状を示す模式図である。
80%摩耗時の接地面形状を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき詳細に説明される。
図1は、本実施形態の正規状態における新品時の空気入りタイヤ1を示すタイヤ子午線断面図である。ここで、「正規状態」とは、空気入りタイヤ1が正規リムにリム組みされ、かつ、正規内圧に調整された無負荷の状態である。以下、特に言及しない場合、空気入りタイヤ1の各部の寸法等は、この正規状態で測定された値である。また、「新品時」とは、後述するトレッド部2が摩耗していない状態である。
【0010】
「正規リム」は、空気入りタイヤ1が基づいている規格を含む規格体系が有る場合、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば"Measuring Rim" である。「正規リム」は、空気入りタイヤ1が基づいている規格を含む規格体系が無い場合、リム組み可能であって、エア漏れを生じさせないリムのうち、最もリム径RDが小さく、その中で最もリム幅RWが小さいリムである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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