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公開番号
2025130942
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024028350
出願日
2024-02-28
発明の名称
ゴルフボール
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A63B
37/00 20060101AFI20250902BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】打撃耐久性に優れ、かつ、飛距離性能にも優れたゴルフボールを提供する。
【解決手段】ゴルフボールは、構成部材の少なくとも一部が、(a)基材ゴム、(b)共架橋剤、および、(c)架橋開始剤を含有するゴム組成物の硬化物から形成されており、前記(a)基材ゴムが(a1)コバルト系触媒を使用して合成されたポリブタジエンと、(a2)天然ゴムを含有し、前記(b)共架橋剤が不飽和カルボン酸および/またはその金属塩を含有し、前記(c)架橋開始剤が有機過酸化物を含有することを特徴とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
構成部材の少なくとも一部が、(a)基材ゴム、(b)共架橋剤、および、(c)架橋開始剤を含有するゴム組成物の硬化物から形成されており、
前記(a)基材ゴムが、(a1)コバルト系触媒を使用して合成されたポリブタジエンと、(a2)天然ゴムを含有し、
前記(b)共架橋剤が、不飽和カルボン酸および/またはその金属塩を含有し、
前記(c)架橋開始剤が、有機過酸化物を含有することを特徴とするゴルフボール。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記(a)基材ゴム中の前記(a1)コバルト系触媒を使用して合成されたポリブタジエンと前記(a2)天然ゴムとの質量比((a1)/(a2))が、40/60~80/20である請求項1に記載のゴルフボール。
【請求項3】
前記(b)共架橋剤が含有する不飽和カルボン酸および/またはその金属塩が、メタクリル酸および/またはその金属塩である請求項1に記載のゴルフボール。
【請求項4】
前記ゴム組成物が、さらに有機硫黄化合物を含有する請求項1に記載のゴルフボール。
【請求項5】
ワンピースゴルフボールであり、ゴルフボール本体が前記ゴム組成物の硬化物から形成されている請求項1に記載のゴルフボール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゴルフボールに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
ゴルフボールは、通常、繰り返し使用される。そのため、ゴルフボールには、打撃に対する耐久性が求められる。ゴルフボールの打撃耐久性を向上させる方法として、ゴム組成物に特定の天然ゴムを配合することが提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、基材ゴム100重量部に対し、10~60モル%エポキシ化された天然ゴム3~35重量部、メタクリル酸20~35重量部および酸化亜鉛20~50重量部含有する組成物から得られる練習場用ゴルフボールが記載されている(特許文献2(請求項1、第2頁左下欄第4行~右下欄第2行)参照)。
【0004】
また、ゴルフボールには、飛距離性能が求められるため、例えば、コアの反発性を高めたゴルフボールが提案されている。例えば、特許文献2、3には、ゴルフボールの構成要素を形成するゴム組成物のゴム基材として、シス-1,4-結合を60重量%以上有し、ムーニー粘度(ML
1+4
(100℃))が50以上120以下であるVIII族の触媒及び/又は希土類元素系触媒を用いて合成されたポリブタジエンを用いることが記載されている(特許文献2(段落0010、表1、2)、特許文献3(段落0010、表1、2)参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開昭61-71069号公報
特開2004-180716号公報
特開2004-180720号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ゴルフボールを構成するゴム組成物に天然ゴムを配合することで、ゴルフボールの打撃耐久性を高めることができるが、飛距離性能が低下するという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、打撃耐久性に優れ、かつ、飛距離性能にも優れたゴルフボールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決することができた本発明のゴルフボールは、構成部材の少なくとも一部が、(a)基材ゴム、(b)共架橋剤、および、(c)架橋開始剤を含有するゴム組成物の硬化物から形成されており、前記(a)基材ゴムが、(a1)コバルト系触媒を使用して合成されたポリブタジエンと、(a2)天然ゴムを含有し、前記(b)共架橋剤が、不飽和カルボン酸および/またはその金属塩を含有し、前記(c)架橋開始剤が、有機過酸化物を含有することを特徴とする。
【0008】
ゴルフボールの構成部材を形成するゴム組成物の基材ゴムとして、(a2)天然ゴムを配合することで、ゴルフボールの打撃耐久性を高めることができる。また、(a2)天然ゴムを配合することで飛距離性能が低下する傾向があるが、基材ゴムに(a1)コバルト系触媒を使用して合成されたポリブタジエンを配合することで、飛距離性能の低下を防ぐことができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、打撃耐久性に優れ、かつ、飛距離性能にも優れたゴルフボールが得られる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係るワンピースゴルフボールが示された一部切り欠き断面図である。
本発明の一実施形態に係るマルチピースゴルフボールが示された一部切り欠き断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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