TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025131264
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024028895
出願日
2024-02-28
発明の名称
空気入りタイヤ
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60C
19/00 20060101AFI20250902BHJP(車両一般)
要約
【課題】 無線タグの通信性能と耐久性能とを両立し得る空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】 トレッド部2と、一対のビード部4と、一対のビード部4の間にまたがるカーカス6と、トレッド部2においてカーカス6のタイヤ半径方向の外側に配された補強層7と、トレッド部2においてカーカス6のタイヤ半径方向の内側に配された無線タグ8とを含む、空気入りタイヤ1である。補強層7は、補強コード7aが配列された少なくとも1枚の補強プライ7Aを含んでいる。無線タグ8は、長手方向Dを規定する電子部品本体9と、電子部品本体9の周囲に長手方向Dに沿ってらせん形状に巻かれたアンテナ部10とを含んでいる。無線タグ8の長手方向Dは、全ての補強コード7aに対して交差する方向である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
空気入りタイヤであって、
トレッド部と、
一対のビード部と、
前記一対のビード部の間にまたがるカーカスと、
前記トレッド部において前記カーカスのタイヤ半径方向の外側に配された補強層と、
前記トレッド部において前記カーカスのタイヤ半径方向の内側に配された無線タグとを含み、
前記補強層は、補強コードが配列された少なくとも1枚の補強プライを含み、
前記無線タグは、長手方向を規定する電子部品本体と、前記電子部品本体の周囲に前記長手方向に沿ってらせん形状に巻かれたアンテナ部とを含み、
前記無線タグの前記長手方向は、全ての前記補強コードに対して交差する方向である、
空気入りタイヤ。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記アンテナ部は、前記電子部品本体の周囲に位置する中央部と、前記中央部の前記長手方向の両側に位置する一対の延長部とを含む、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項3】
前記アンテナ部の外径は、1.3~1.9mmである、請求項2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項4】
前記中央部の外径は、前記一対の延長部のそれぞれの外径よりも大きい、請求項3に記載の空気入りタイヤ。
【請求項5】
前記無線タグは、板状に形成された一対のゴム層を含み、
前記電子部品本体及び前記アンテナ部は、前記一対のゴム層の間に配される、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
【請求項6】
前記一対のゴム層は、それぞれ、電気抵抗率が10
10
Ω・cm以上である、請求項5に記載の空気入りタイヤ。
【請求項7】
前記一対のゴム層のそれぞれの厚さは、1.0~1.5mmである、請求項5に記載の空気入りタイヤ。
【請求項8】
前記補強層は、少なくとも1枚のベルトプライを含むベルト層を含み、
前記少なくとも1枚のベルトプライは、タイヤ半径方向の最も外側に配された最外ベルトプライを含み、
前記無線タグは、タイヤ軸方向において、前記最外ベルトプライの範囲内に配される、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
【請求項9】
前記無線タグは、タイヤ軸方向において、タイヤ赤道を中心として、前記最外ベルトプライの幅の1/2の範囲内に配される、請求項8に記載の空気入りタイヤ。
【請求項10】
前記ベルト層のタイヤ半径方向の内側面から前記無線タグの中心までのタイヤ半径方向の距離は、前記ベルト層のタイヤ半径方向の外側面から接地面までのタイヤ半径方向の距離の25%~400%である、請求項8に記載の空気入りタイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線タグを有する空気入りタイヤに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、無線タグを有する空気入りタイヤが知られている。例えば、下記特許文献1は、外側エイペックスとサイドウォールとの間に挟まれたタグ部材を備えるタイヤであって、タグの読み取り性を向上させたタイヤが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7323023号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、サイドウォール部は、荷重負荷時に歪みが生じやすく、特許文献1のタイヤにおいても、長期間使用時に無線タグを起因とする損傷が生じることがあり、耐久性能に関して更なる改善の要望があった。
【0005】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、無線タグの通信性能と耐久性能とを両立し得る空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、空気入りタイヤであって、トレッド部と、一対のビード部と、前記一対のビード部の間にまたがるカーカスと、前記トレッド部において前記カーカスのタイヤ半径方向の外側に配された補強層と、前記トレッド部において前記カーカスのタイヤ半径方向の内側に配された無線タグとを含み、前記補強層は、補強コードが配列された少なくとも1枚の補強プライを含み、前記無線タグは、長手方向を規定する電子部品本体と、前記電子部品本体の周囲に前記長手方向に沿ってらせん形状に巻かれたアンテナ部とを含み、前記無線タグの前記長手方向は、全ての前記補強コードに対して交差する方向である、空気入りタイヤである。
【発明の効果】
【0007】
本発明の空気入りタイヤは、上述の構成を備えることにより、無線タグの通信性能と耐久性能とを両立することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示す断面図である。
無線タグの拡大斜視図である。
無線タグの配置状態を示す模式図である。
トレッド部の変形例を示す拡大断面図である。
他の実施形態の空気入りタイヤの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき詳細に説明される。
図1は、本実施形態の正規状態の空気入りタイヤ1を示すタイヤ子午線断面図である。ここで、「正規状態」とは、空気入りタイヤ1が正規リムにリム組みされ、かつ、正規内圧に調整された無負荷の状態である。以下、特に言及しない場合、空気入りタイヤ1の各部の寸法等は、この正規状態で測定された値である。
【0010】
「正規リム」は、空気入りタイヤ1が基づいている規格を含む規格体系が有る場合、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば"Measuring Rim" である。「正規リム」は、空気入りタイヤ1が基づいている規格を含む規格体系が無い場合、リム組み可能であって、エア漏れを生じさせないリムのうち、最もリム径が小さく、その中で最もリム幅が小さいリムである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
今日
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
1か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
1か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
13日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
19日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
23日前
住友ゴム工業株式会社
ゴルフボール
1日前
続きを見る
他の特許を見る