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公開番号
2025035978
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-14
出願番号
2023196640
出願日
2023-11-20
発明の名称
樹脂組成物
出願人
南亞塑膠工業股分有限公司
,
NAN YA PLASTICS CORPORATION
代理人
個人
主分類
C08G
59/40 20060101AFI20250307BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】短絡試験、低吸水率、及び低誘電性などの全ての要求を満足することができる樹脂組成物を提供する。
【解決手段】本発明は、樹脂を含む。樹脂は、ベンゾオキサジン樹脂と、エポキシ樹脂と、変性マレイミド樹脂と、を含む。変性マレイミド樹脂は、アミノ基を有するジシクロペンタジエン(DCPD)系樹脂と、無水マレイン酸とが縮合してなる。アミノ基を有するジシクロペンタジエン系樹脂は、ジシクロペンタジエンフェノール樹脂をニトロ化及び水素添加を行うことにより形成される。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ベンゾオキサジン樹脂と、エポキシ樹脂と、変性マレイミド樹脂と、を含む樹脂を含み、
前記変性マレイミド樹脂は、アミノ基を有するジシクロペンタジエン系樹脂と、無水マレイン酸とが縮合してなり、前記アミノ基を有するジシクロペンタジエン系樹脂は、ジシクロペンタジエンフェノール樹脂をニトロ化及び水素添加を行うことにより形成される、樹脂組成物。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記変性マレイミド樹脂が、以下の構造式を有する、請求項1に記載の樹脂組成物。
JPEG
2025035978000012.jpg
30
111
式中、Lは、ジシクロペンタジエニル基、フェノール化合物由来の二価の有機基、又はそれらの組み合わせを表す。L
1
及びL
2
は、それぞれ前記フェノール化合物由来の二価の有機基を表し、mは0~18の整数を表す。
【請求項3】
前記樹脂組成物中の樹脂の総重量に対する前記変性マレイミド樹脂の重量比が、40重量%~80重量%の範囲である、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項4】
前記樹脂組成物中の樹脂の総重量に対する前記ベンゾオキサジン樹脂の重量比が、10重量%~30重量%の範囲である、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項5】
前記樹脂組成物中の樹脂の総重量に対する前記エポキシ樹脂の重量比が、5重量%~20重量%の範囲である、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項6】
触媒、難燃剤、二酸化ケイ素、シロキサンカップリング剤又はそれらの組み合わせをさらに含む、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項7】
前記触媒の使用量が、0.05phr~2phrである、請求項6に記載の樹脂組成物。
【請求項8】
前記難燃剤の使用量が、10phr~30phrある、請求項6に記載の樹脂組成物。
【請求項9】
前記二酸化ケイ素の重量比が、30重量%~50重量%である、請求項6に記載の樹脂組成物。
【請求項10】
前記シロキサンカップリング剤の使用量が、0.1phr~5phrである、請求項6に記載の樹脂組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂組成物に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、5G通信技術の発展に伴い、プリント基板などの電子基板の信頼性や電気的性能に対する要求が高まっている。したがって、短絡試験(CAF(導電性陽極フィラメント、Conductive Anodic Filament)試験など)、低吸水率及び低誘電性を満たすことができる樹脂組成物を開発し、その樹脂組成物を用いて製造される電子基板に競争力を持たせることが、当業者によって達成されるべき目標の1つとなっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、短絡試験、低吸水率、及び低誘電性などの全ての要求を満足することができる樹脂組成物を提供する。したがって、そのような樹脂組成物は競争力を有する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
樹脂組成物は、樹脂を含む。樹脂は、ベンゾオキサジン樹脂と、エポキシ樹脂と、変性マレイミド樹脂と、を含む。変性マレイミド樹脂は、アミノ基を有するジシクロペンタジエン(DCPD)系樹脂と、無水マレイン酸とが縮合してなる。アミノ基を有するジシクロペンタジエン系樹脂は、ジシクロペンタジエンフェノール樹脂のニトロ化及び水素添加により形成される。
【0005】
本発明の一実施形態において、上記の変性マレイミド樹脂は、以下の構造式を有する。
JPEG
2025035978000001.jpg
31
115
式中、Lは、ジシクロペンタジエニル基、フェノール化合物由来の二価の有機基、又はそれらの組み合わせを表す。L
1
及びL
2
は、それぞれフェノール化合物由来の二価の有機基を表す。mは0~18の整数を表す。
【0006】
本発明の一実施形態において、樹脂組成物中の樹脂の総重量に対する変性マレイミド樹脂の重量比は40重量%~80重量%の範囲である。
【0007】
本発明の一実施形態において、樹脂組成物中の樹脂の総重量に対するベンゾオキサジン樹脂の重量比は、10重量%~30重量%の範囲である。
【0008】
本発明の一実施形態において、樹脂組成物中の樹脂の総重量に対するエポキシ樹脂の重量比は、5重量%~20重量%の範囲である。
【0009】
本発明の一実施形態において、樹脂組成物は、触媒、難燃剤、二酸化ケイ素、シロキサンカップリング剤、又はそれらの組み合わせをさらに含む。
【0010】
本発明の一実施形態において、使用される触媒の量は0.05phr~2phrである。
(【0011】以降は省略されています)
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