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公開番号2025156104
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-14
出願番号2025049783
出願日2025-03-25
発明の名称ポリマー
出願人住友ベークライト株式会社
代理人個人
主分類C08F 232/04 20060101AFI20251002BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】成形性および柔軟性の性能バランスを向上させることが可能な新規なポリマーを提供する。
【解決手段】ポリマー(A1)およびポリマー(A2)からなる群から選択されるいずれかのポリマーであり、前記ポリマー(A1)は、式(1a)で示される構造単位および式(1b)で示される構造単位からなる群から選択される少なくとも一種を含む構造単位と、式(2)で示される構造単位と、式(3)で示される構造単位と、を含み、前記ポリマー(A2)は、式(1a)で示される構造単位および式(1b)で示される構造単位からなる群から選択される少なくとも一種を含む構造単位と、式(2)で示される構造単位と、式(4)で示される構造単位と、を含む、ポリマー。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ポリマー(A1)およびポリマー(A2)からなる群から選択されるいずれかのポリマーであり、
前記ポリマー(A1)は、下記式(1a)で示される構造単位および下記式(1b)で示される構造単位からなる群から選択される少なくとも一種を含む構造単位と、下記式(2)で示される構造単位と、下記式(3)で示される構造単位と、を含み、
前記ポリマー(A2)は、下記式(1a)で示される構造単位および下記式(1b)で示される構造単位からなる群から選択される少なくとも一種を含む構造単位と、下記式(2)で示される構造単位と、下記式(4)で示される構造単位と、を含む、ポリマー。
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2025156104000015.tif
62
153
(前記式(1a)中、aは0以上3以下の整数を示し、bは1以上3以下の整数を示す)
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2025156104000016.tif
69
153
(前記式(1b)中、R
12
は、水素原子および炭素原子数1以上4以下のアルキル基からなる群から選択されるいずれかであり、cは1以上3以下の整数を示す)
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2025156104000017.tif
38
153
(前記式(2)中、R
21
は、水素原子、水酸基、および、炭素原子数4以上20以下の環状アルキル基からなる群から選択されるいずれかを示す)
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2025156104000018.tif
36
153
(前記式(3)中、R
31
は炭素原子数4以上20以下の直鎖アルキル基を示す)
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2025156104000019.tif
26
153
(前記式(4)中、R
41
は炭素原子数4以上20以下の直鎖アルキル基を示し、R
42
はそれぞれ独立して、水素原子、メチル基、および、エチル基からなる群から選択されるいずれかを示す)
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
重量平均分子量(Mw)が5,000以上50,000以下である、請求項1に記載のポリマー。
【請求項3】
多分散度(Mw/Mn)が1.1以上3.5以下である、請求項1または2に記載のポリマー。
【請求項4】
5%質量減少温度が300℃以上である、請求項1または2に記載のポリマー。
【請求項5】
軟化点が100℃以上300℃以下である、請求項1または2に記載のポリマー。
【請求項6】
屈折率が1.45以上1.55以下である、請求項1または2に記載のポリマー。
【請求項7】
前記ポリマー(A1)中の前記式(1a)で示される構造単位および前記式(1b)で示される構造単位の合計含有量は、前記ポリマー(A1)中の構造単位の合計を100モル%としたとき、10モル%以上40モル%以下である、請求項1または2に記載のポリマー。
【請求項8】
前記ポリマー(A1)中の前記式(2)で示される構造単位の含有量は、前記ポリマー(A1)中の構造単位の合計を100モル%としたとき、30モル%以上80モル%以下である、請求項1または2に記載のポリマー。
【請求項9】
前記ポリマー(A1)中の前記式(3)で示される構造単位の含有量は、前記ポリマー(A1)中の構造単位の合計を100モル%としたとき、10モル%以上40モル%以下である、請求項1または2に記載のポリマー。
【請求項10】
前記ポリマー(A2)中の前記式(1a)で示される構造単位および前記式(1b)で示される構造単位の合計含有量は、前記ポリマー(A2)中の構造単位の合計を100モル%としたとき、5モル%以上40モル%以下である、請求項1または2に記載のポリマー。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はポリマーに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
ポリマーの中には、光学部材、電子部材等に用いられているものが知られている。ポリマーに関する技術としては、例えば、特許文献1に記載の技術が挙げられる。
【0003】
特許文献1には、芳香族ビニルモノマー単位と、架橋基含有モノマー単位と、ガラス転移温度が150℃以上のホモポリマーを与えるモノマー単位とを含む共重合体が記載されている。
特許文献1に記載の技術によれば、溶剤溶解性、低誘電正接に優れる共重合体を提供できると記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-27753号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、成形性および柔軟性の性能バランスを向上させることが可能な新規なポリマーを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、以下に示すポリマーが提供される。
【0007】
[1]
ポリマー(A1)およびポリマー(A2)からなる群から選択されるいずれかのポリマーであり、
前記ポリマー(A1)は、下記式(1a)で示される構造単位および下記式(1b)で示される構造単位からなる群から選択される少なくとも一種を含む構造単位と、下記式(2)で示される構造単位と、下記式(3)で示される構造単位と、を含み、
前記ポリマー(A2)は、下記式(1a)で示される構造単位および下記式(1b)で示される構造単位からなる群から選択される少なくとも一種を含む構造単位と、下記式(2)で示される構造単位と、下記式(4)で示される構造単位と、を含む、ポリマー。
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(前記式(1a)中、aは0以上3以下の整数を示し、bは1以上3以下の整数を示す)
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(前記式(1b)中、R
12
は、水素原子および炭素原子数1以上4以下のアルキル基からなる群から選択されるいずれかであり、cは1以上3以下の整数を示す)
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(前記式(2)中、R
21
は、水素原子、水酸基、および、炭素原子数4以上20以下の環状アルキル基からなる群から選択されるいずれかを示す)
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(前記式(3)中、R
31
は炭素原子数4以上20以下の直鎖アルキル基を示す)
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(前記式(4)中、R
41
は炭素原子数4以上20以下の直鎖アルキル基を示し、R
42
はそれぞれ独立して、水素原子、メチル基、および、エチル基からなる群から選択されるいずれかを示す)
[2]
重量平均分子量(Mw)が5,000以上50,000以下である、前記[1]に記載のポリマー。
[3]
多分散度(Mw/Mn)が1.1以上3.5以下である、前記[1]または[2]に記載のポリマー。
[4]
5%質量減少温度が300℃以上である、前記[1]~[3]のいずれかに記載のポリマー。
[5]
軟化点が100℃以上300℃以下である、前記[1]~[4]のいずれかに記載のポリマー。
[6]
屈折率が1.45以上1.55以下である、前記[1]~[5]のいずれかに記載のポリマー。
[7]
前記ポリマー(A1)中の前記式(1a)で示される構造単位および前記式(1b)で示される構造単位の合計含有量は、前記ポリマー(A1)中の構造単位の合計を100モル%としたとき、10モル%以上40モル%以下である、前記[1]~[6]のいずれかに記載のポリマー。
[8]
前記ポリマー(A1)中の前記式(2)で示される構造単位の含有量は、前記ポリマー(A1)中の構造単位の合計を100モル%としたとき、30モル%以上80モル%以下である、前記[1]~[7]のいずれかに記載のポリマー。
[9]
前記ポリマー(A1)中の前記式(3)で示される構造単位の含有量は、前記ポリマー(A1)中の構造単位の合計を100モル%としたとき、10モル%以上40モル%以下である、前記[1]~[8]のいずれかに記載のポリマー。
[10]
前記ポリマー(A2)中の前記式(1a)で示される構造単位および前記式(1b)で示される構造単位の合計含有量は、前記ポリマー(A2)中の構造単位の合計を100モル%としたとき、5モル%以上40モル%以下である、前記[1]~[6]のいずれかに記載のポリマー。
[11]
前記ポリマー(A2)中の前記式(2)で示される構造単位の含有量は、前記ポリマー(A2)中の構造単位の合計を100モル%としたとき、40モル%以上85モル%以下である、前記[1]~[6]および[10]のいずれかに記載のポリマー。
[12]
前記ポリマー(A2)中の前記式(4)で示される構造単位の含有量は、前記ポリマー(A2)中の構造単位の合計を100モル%としたとき、5モル%以上40モル%以下である、前記[1]~[6]および[10]~[11]のいずれかに記載のポリマー。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、成形性および柔軟性の性能バランスを向上させることが可能な新規なポリマーを提供できる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について説明する。数値範囲の「A~B」は特に断りがなければ、A以上B以下を表す。
【0010】
電気、電子、光、情報、通信などの様々な分野において、樹脂部材が用いられている。また、このような樹脂部材には、例えば、成形性、柔軟性等の性能が求められている。
本発明は、成形性および柔軟性の性能バランスを向上させることが可能な新規なポリマーを提供するものである。
(【0011】以降は省略されています)

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