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公開番号
2025073947
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023221507
出願日
2023-12-27
発明の名称
ラップフィルム
出願人
南亞塑膠工業股分有限公司
,
NAN YA PLASTICS CORPORATION
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
65/40 20060101AFI20250502BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】本発明は、ラップフィルムを提供する。
【解決手段】ラップフィルムは、ラップフィルムの断面構造において、内層部と、内層部を完全に覆う表層部とを含む。内層部は、内層部の総重量を100重量%として、エチレンエラストマー40重量%~60重量%と、プロピレンランダム共重合体35重量%~55重量%と、水素化石油樹脂1重量%~10重量%と、を含む。表層部は、エチレン酢酸ビニルを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
断面構造において、内層部と、前記内層部を完全に覆う表層部とを含むラップフィルムであって、
前記内層部は、前記内層部の総重量を100重量%として、エチレンエラストマー40重量%~60重量%と、プロピレンランダム共重合体35重量%~55重量%と、水素化石油樹脂1重量%~10重量%と、を含み、
前記表層部は、エチレン酢酸ビニルを含むことを特徴とする、ラップフィルム。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記内層部に含まれた前記エチレンエラストマー、前記プロピレンランダム共重合体及び前記水素化石油樹脂は、連続相となるように均一に混合されてなる、請求項1に記載のラップフィルム。
【請求項3】
前記プロピレンランダム共重合体の融点は130℃~150℃である、請求項1に記載のラップフィルム。
【請求項4】
前記プロピレンランダム共重合体のメルトインデックスは1g/10mm~10g/10mmである、請求項1に記載のラップフィルム。
【請求項5】
前記プロピレンランダム共重合体は、プロピレンモノマーとエチレンモノマーとの共重合で合成されてなる、請求項1に記載のラップフィルム。
【請求項6】
前記水素化石油樹脂は、炭素数が5であるモノマーで重合された水素化石油樹脂、もしくは炭素数が9であるモノマーで重合された水素化石油樹脂である、請求項1に記載のラップフィルム。
【請求項7】
前記内層部は、前記内層部の総重量を100重量%として、防曇剤4重量%~8重量%を更に含む、請求項1に記載のラップフィルム。
【請求項8】
前記表層部は、前記表層部の総重量を100重量%として、防曇剤2重量%~5重量%を更に含む、請求項1に記載のラップフィルム。
【請求項9】
前記ラップフィルムの総厚みを100%として、前記内層部は、前記ラップフィルムの総厚みの50%~70%を占める、請求項1に記載のラップフィルム。
【請求項10】
ヤング率は3.5MPa~5.6MPaである、請求項1に記載のラップフィルム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ラップフィルムに関し、特に、全自動包装機に適用するラップフィルムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
他の高分子材料を採用したラップフィルムに比べて、ポリ塩化ビニル(polyvinyl chloride,PVC)ラップフィルムは優れた引張特性を備えるため、全自動包装機に広くに応用することができる。しかしながら、ポリ塩化ビニルラップフィルムには環境に影響を与えやすい塩素成分が含まれている。
【0003】
環境汚染を避けるため、各国が相次いで対応する政策を提案している。例えば、オーストラリアは2025年にポリ塩化ビニルラップフィルムを禁止する予定である。残念ながら、現在市販されている非PVC材料のラップフィルム(例えば、ポリエチレンラップフィルムなど)は塩素を含んでいないが、全自動包装機に応用することができない。
【0004】
ポリエチレンラップフィルムを例として、ポリエチレンの結晶性が高く、延伸された後に結晶変形が発生することがある。ラップフィルムが全自動包装機を介して延伸された後に、ラップフィルムの表面に横ストライプや明らかなシワがでることがある。このように、製品の包装外観が不良となり、消費者に受け入れられない。
【0005】
故に、材料の改良により、ポリエチレンラップフィルムの引張特性を向上して、ポリ塩化ビニルラップフィルム代わりとして用いられることは、本事業にとって重要な課題となる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする技術の課題は、従来技術の不足に対し、ラップフィルムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の技術的課題を解決するために、本発明が採用する一つの技術的手段は、ラップフィルムを提供する。ラップフィルムの断面構造において、ラップフィルムは内層部と、内層部を完全に覆う表層部とを含む。内層部は、内層部の総重量を100重量%として、エチレンエラストマー40重量%~60重量%と、プロピレンランダム共重合体35重量%~55重量%と、水素化石油樹脂1重量%~10重量%と、を含む。表層部は、エチレン酢酸ビニルを含む。
【0008】
一つの実施形態において、内層部に含まれたエチレンエラストマー、プロピレンランダム共重合体及び水素化石油樹脂は、連続相となるように均一に混合されてなる。
【0009】
一つの実施形態において、プロピレンランダム共重合体の融点は130℃~150℃である。
【0010】
一つの実施形態において、プロピレンランダム共重合体のメルトインデックスは1g/10mm~10g/10mmである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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