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公開番号
2024180228
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023149751
出願日
2023-09-15
発明の名称
樹脂組成物
出願人
南亞塑膠工業股分有限公司
,
NAN YA PLASTICS CORPORATION
代理人
個人
主分類
C08L
25/08 20060101AFI20241219BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】本発明は、低誘電率の電気的仕様を維持しながらガラス転移温度を効果的に上昇させることができる樹脂組成物を提供する。
【解決手段】樹脂組成物は、スチレンと、ジビニルベンゼンと、エチレンと、を含むモノマー混合物により重合された第1の樹脂と、ビスマレイミド変性ポリフェニレンエーテル樹脂を含む第2の樹脂と、ジビニルベンゼン架橋剤と、ノンハロゲン難燃剤と、球状シリカと、シロキサンカップリング剤と、を含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
スチレンと、ジビニルベンゼンと、エチレンと、を含む第1のモノマー混合物により重合される第1の樹脂と、ビスマレイミド変性ポリフェニレンエーテル樹脂を含む第2の樹脂と、ジビニルベンゼン系架橋剤と、を含む樹脂基材と、
ノンハロゲン難燃剤と、
球状シリカと、
シロキサンカップリング剤と、を含む樹脂組成物。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記樹脂基材100重量部に対して、前記第1の樹脂の含有量が、30重量部~60重量部であり、前記第2の樹脂の含有量が、20重量部~40重量部であり、前記ジビニルベンゼン系架橋剤の含有量が、10重量部~30重量部である、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項3】
前記樹脂基材100重量部に対して、前記ノンハロゲン難燃剤の添加量が、20phr~50phrである、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項4】
前記樹脂基材と前記ノンハロゲン難燃剤との合計100重量部に対して、前記球状シリカの添加量が、20重量部~50重量部である、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項5】
前記第1のモノマー混合物中のスチレン:ジビニルベンゼン:エチレンのモル比が、1:1:1~2:2:1である、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項6】
前記第1の樹脂の数平均分子量が、4500~6500である、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項7】
前記樹脂基材が、スチレン、1,2-ブタジエン、及び1,4-ブタジエンを含む第2のモノマー混合物から重合されるSBS樹脂をさらに含む、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項8】
前記第2のモノマー混合物中のスチレン:1,2-ブタジエン:1,4-ブタジエンのモル比が、1:6:4~4:9:3.である、請求項7に記載の樹脂組成物。
【請求項9】
前記樹脂基材100重量部に対して、前記SBS樹脂の含有量が、0重量部~30重量部である、請求項7に記載の樹脂組成物。
【請求項10】
前記SBS樹脂の重量平均分子量が、3500~5500である、請求項7に記載の樹脂組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂、特に、低誘電率樹脂組成物に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、5G通信の発展に伴い、低誘電率(low-k)化を目的とした銅張積層板材料の開発が進められている。現在の基板の誘電率(Dk)は、3.2~5.0前後であり、将来の高周波や高速伝送の用途には適していない。現在の低誘電率方式では、誘電正接(Df)が0.0015未満になるまで電気的特性を低下させるために、一定の割合の新しい低誘電率樹脂(ポリDVB、以下第1の樹脂という)を添加することができる。しかしながら、低い電気的仕様を達成する一方で、ガラス転移温度(Tg)が低くなったり、流動性が低下したりして、全体的な加工性が低下する可能性がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
したがって、樹脂組成物の良好な加工性を達成するために、低誘電率の電気的仕様を維持しながらガラス転移温度を上昇させ、及び/又は流動性を改善することができる樹脂組成物の開発は、産業界が達成しようとしている課題である。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、低誘電率の電気的仕様を維持しながらガラス転移温度を上昇させる効果を有する樹脂組成物を提供する。
【0005】
本発明の樹脂組成物は、樹脂基材と、ノンハロゲン難燃剤と、球状シリカと、シロキサンカップリング剤と、を含む。樹脂基材は、第1の樹脂と、第2の樹脂と、ジビニルベンゼン系架橋剤と、を含む、第1の樹脂は、スチレンと、ジビニルベンゼンと、エチレンと、を含むモノマー混合物により重合される。第2の樹脂は、ビスマレイミド変性ポリフェニレンエーテル樹脂を含む。
【0006】
本発明の一実施形態では、樹脂基材100重量部に対して、第1の樹脂の含有量は、30重量部~60重量部であり、第2の樹脂の含有量は、20重量部~40重量部であり、ジビニルベンゼン系架橋剤の含有量は、10重量部~30重量部である。
【0007】
本発明の一実施形態では、樹脂基材100重量部に対して、ノンハロゲン難燃剤の添加量は、20phr~50phrである。
【0008】
本発明の一実施形態では、樹脂基剤とノンハロゲン難燃剤との合計100重量部に対して、球状シリカの添加量は、20重量部~50重量部である。
【0009】
本発明の一実施形態では、第1のモノマー混合物中のスチレン:ジビニルベンゼン:エチレンのモル比は、1:1:1~2:2:1である。
【0010】
本発明の一実施形態では、第1の樹脂の数平均分子量が、4500~6500である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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