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公開番号
2025146575
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024096307
出願日
2024-06-13
発明の名称
再生ポリエステル生地の製造方法
出願人
南亞塑膠工業股分有限公司
,
NAN YA PLASTICS CORPORATION
代理人
個人
主分類
C08J
11/10 20060101AFI20250926BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】本発明は、歩留まりと色相の点でいずれも優れた性能を有する再生ポリエステル生地の製造方法を提供する。
【解決手段】原液着色生地に予備解重合ステップを実行し、予備解重合体に後処理ステップを実行して、再生ポリエステル生地を得る。原液着色生地は、顔料とポリエチレンテレフタレート樹脂を含み、且つ顔料の第1の粒径は、1ミクロン未満である。予備解重合ステップは、原液着色生地に第1の解重合プロセスを実行し、オリゴマーを形成することと、オリゴマーを活性炭に加えて、混合プロセス及び濾過プロセスを実行し、オリゴマーと活性炭を分離して、予備解重合体を得ることを含む。活性炭の第2の粒径は顔料の第1の粒径よりも大きい。後処理ステップは、第2の解重合プロセス、モノマー精製プロセス、重合プロセス又はそれらの組み合わせを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
原液着色生地を提供することであって、前記原液着色生地は、顔料とポリエチレンテレフタレート樹脂を含み、且つ前記顔料の第1の粒径は1ミクロン未満である、前記提供することと、
前記原液着色生地に予備解重合ステップを実行することであって、前記予備解重合ステップは、
前記原液着色生地に第1の解重合プロセスを実行し、オリゴマーを形成することと、
前記オリゴマーを活性炭に加えて、混合プロセスを実行することであって、前記活性炭の第2の粒径は前記顔料の前記第1の粒径よりも大きい、前記実行することと、
濾過プロセスを実行して、前記オリゴマーと前記活性炭を分離し、予備解重合体を得ることと、
を含む、前記実行することと、
前記予備解重合体に後処理ステップを実行して、前記再生ポリエステル生地を得ることであって、前記後処理ステップは、第2の解重合プロセス、モノマー精製プロセス、重合プロセス又はそれらの組み合わせを含む、前記実行することと、
を含む、再生ポリエステル生地の製造方法。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記活性炭の前記第2の粒径は、1ミクロン超100ミクロン以下の間である、
請求項1に記載の再生ポリエステル生地の製造方法。
【請求項3】
前記原液着色生地中における前記顔料の重量比は、1wt%から10wt%の間である、
請求項1に記載の再生ポリエステル生地の製造方法。
【請求項4】
前記活性炭と前記オリゴマーの重量比は、0.005から0.3の間である、
請求項1に記載の再生ポリエステル生地の製造方法。
【請求項5】
混合プロセスの実行温度は、110℃から190℃の間である、
請求項1に記載の再生ポリエステル生地の製造方法。
【請求項6】
混合プロセスの実行時間は、5分間から90分間の間である、
請求項1に記載の再生ポリエステル生地の製造方法。
【請求項7】
前記第1の解重合プロセスは、エチレングリコールと触媒を使用することを含む、
請求項1に記載の再生ポリエステル生地の製造方法。
【請求項8】
前記触媒と前記原液着色生地の重量比は、0.001から0.1の間である、
請求項7に記載の再生ポリエステル生地の製造方法。
【請求項9】
前記第1の解重合プロセスの実行温度は、180℃から220℃の間である、
請求項1に記載の再生ポリエステル生地の製造方法。
【請求項10】
前記第1の解重合プロセスの実行時間は、5分間から120分間の間である、
請求項1に記載の再生ポリエステル生地の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、再生ポリエステル生地の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
現在のポリエステル生地の回収技術においては、回収効果を達成するために、生地の繊維間の隙間から染料を分離するための脱色に溶媒抽出などの前処理プロセスを使用されることが良くある。しかし、上述の処理方法では、原着(原液着色)(dope-dyed)ポリエステル生地の樹脂中に分散しているより小さな粒径の顔料を効果的に分離することはできず(例えば、濾過が困難であったり、その後の結晶化プロセスで顔料が付着しやすいなど)、歩留まりが低いという問題が発生する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
原着ポリエステル生地の樹脂中に分散しているより小さな粒径の顔料を効果的に分離することはできず(例えば、濾過が困難であったり、その後の結晶化プロセスで顔料が付着しやすいなど)、歩留まりが低いという問題が発生する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、歩留まりと色相の点でいずれも優れた性能を有する再生ポリエステル生地の製造方法を提供する。
【0005】
本発明の再生ポリエステル生地の製造方法は、以下を含む。原液着色生地を提供する。原液着色生地に予備解重合ステップを実行し、予備解重合体に後処理ステップを実行して、再生ポリエステル生地を得る。原液着色生地は、顔料とポリエチレンテレフタレート樹脂を含み、且つ顔料の第1の粒径は、1ミクロン未満である。予備解重合ステップは、原液着色生地に第1の解重合プロセスを実行し、オリゴマーを形成することと、オリゴマーを活性炭に加えて、混合プロセス及び濾過プロセスを実行し、オリゴマーと活性炭を分離して、予備解重合体を得ることと、を含む。活性炭の第2の粒径は顔料の第1の粒径よりも大きい。後処理ステップは、第2の解重合プロセス、モノマー精製プロセス、重合プロセス又はそれらの組み合わせを含む。
【0006】
本発明の一実施形態において、上述の活性炭の第2の粒径は、1ミクロン超100ミクロン以下の間である。
【0007】
本発明の一実施形態において、上述の原液着色生地中における顔料の重量比は、1wt%から10wt%の間である。
【0008】
本発明の一実施形態において、上述の活性炭とオリゴマーの重量比は、0.005から0.3の間である。
【0009】
本発明の一実施形態において、上述の混合プロセスの実行温度は、110℃から190℃の間である。
【0010】
本発明の一実施形態において、上述の混合プロセスの実行時間は、5分間から90分間の間である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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