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公開番号
2025105375
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2024030227
出願日
2024-02-29
発明の名称
虫よけボード
出願人
南亞塑膠工業股分有限公司
,
NAN YA PLASTICS CORPORATION
代理人
個人
主分類
A01M
29/08 20110101AFI20250703BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】蚊よけ効果が不十分である問題を改善する虫よけボードを提供する。
【解決手段】虫よけボードは、基材、紫外線吸収剤マスターバッチ、及びカラーマスターバッチを含む。前記紫外線吸収剤マスターバッチは基材に分散し、波長が300nmから400nmの光を吸収する能力を有する。前記カラーマスターバッチも基材に分散し、波長が400nmから500nmの光を吸収する能力を有する。前記虫よけボードは、波長が300nmから500nmの光に対して光透過率が1%未満であり、波長が600nmから750nmの光に対しては光透過率が85%超えである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基材と、
前記基材に分散し、波長が300nmから400nmの光線を吸収する紫外線吸収剤マスターバッチと、
前記基材に分散し、波長が400nmから500nmの光線を吸収するカラーマスターバッチと、
を含む虫よけボードであって、
前記虫よけボードは、波長が300nmから500nmの光線に対する光透過率が1%未満であり、且つ波長が600nmから750nmの光線に対する光透過率が85%超えである、
ことを特徴とする、虫よけボード。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記基材は、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリスチレン(PS)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、及びポリ塩化ビニル(PVC)から成る材料群から選ばれた少なくとも1種の材料で構成される、請求項1に記載の虫よけボード。
【請求項3】
ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂が、0.63dl/gから1.1dl/gの範囲の特性粘度を有し、且つTairilin 3824、Tairilin 3842、Tairilin 390A、Tairilin P115、Tairilin 663G、Tairilin 380R及びSKYGREEN S2008からなる材料群から選ばれた1種または2種の混合物である、請求項1に記載の虫よけボード。
【請求項4】
前記虫よけボードにおける500nmから600nmの波長の光線に対する光透過率が、1%未満の第1の数値から85%超えの第2の数値の間である、請求項1に記載の虫よけボード。
【請求項5】
前記カラーマスターバッチが示す色が、所定波長の光線を反射し、且つ該所定波長より小さいまたは大きい波長の光線を反射し、前記所定波長は、570nmから750nmの間である、請求項1に記載の虫よけボード。
【請求項6】
前記カラーマスターバッチが示す色が、黄色、オレンジ色及び赤色の少なくとも1つである、請求項1に記載の虫よけボード。
【請求項7】
前記紫外線吸収剤マスターバッチは、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤マスターバッチ、ジフェニルケトン系紫外線吸収剤マスターバッチ及びトリアジン系紫外線吸収剤マスターバッチの少なくとも1種である、請求項1に記載の虫よけボード。
【請求項8】
前記虫よけボードの厚さと前記カラーマスターバッチの含有量は反比例関係にある、請求項1に記載の虫よけボード。
【請求項9】
前記虫よけボードの厚さと前記カラーマスターバッチの含有量の積は、1から8である、請求項8に記載の虫よけボード。
【請求項10】
前記虫よけボードの総重量100wt%を基準として、前記紫外線吸収剤マスターバッチの含有量は0.01wt%から2wt%であり、かつ前記カラーマスターバッチの含有量は0.01wt%から12wt%である、請求項1に記載の虫よけボード。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、虫よけボードに関するものであり、特に蚊や虫が集まりにくく、人体に害を及ぼさない虫よけボードに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
既存の虫よけ装置は大きく2つに分けられる。一つは、蚊取り線香や殺虫剤を使って蚊を殺す方法だが、これらは人体に害を及ぼす可能性がある。もう一つは電子装置(例えば、捕蚊灯や捕蚊ラケット)を使う方法だが、捕蚊ラケットは長時間にわたって効果的に蚊を殺すことはできないし、捕蚊灯を使うと蚊が集まることがある。これらのことから、現在の虫よけ装置には蚊よけ効果が不十分であるという問題があることがわかる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明が解決しようとする技術的課題は、現行技術の不足を補い、蚊よけ効果が不十分である問題を改善する虫よけボードを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の技術的課題を解決するために、本発明で採用される技術的な解決策の一つは、次のような虫よけボードを提供することである。虫よけボードは、基材と、基材に分散され、波長が300nmから400nmの光を吸収する能力を有する紫外線吸収剤マスターバッチと、基材に分散され波長が400nmから500nmの光を吸収する能力を有するカラーマスターバッチとを含む。虫よけボードは、波長が300nmから500nmの光に対して光透過率が1%未満であり、波長が600nmから750nmの光に対しては光透過率が85%超えである。
【0005】
好ましくは、前記基材は、ポリテレフタル酸エチレングリコール(PET)、ポリカーボネート(PC)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリスチレン(PS)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、及びポリ塩化ビニル(PVC)から成る材料グループ内から選ばれる少なくとも1種である。
【0006】
好ましくは、ポリテレフタル酸エチレングリコール(PET)樹脂は、特性粘度が0.63dl/gから1.1dl/gの範囲内にあり、Tairilin 3824、Tairilin 3842、Tairilin 390A、Tairilin P115、Tairilin 380R、Tairilin 663G、及びSKYGREEN S2008から成る材料グループ内の1種または2種の混合物である。
【0007】
好ましくは、前記虫よけボードは、波長が500nmから600nmの光に対する光透過率が、1%未満の第1の数値から85%超えの第2の数値の範囲内である。
【0008】
好ましくは、前記カラーマスターバッチが示す色は、所定波長の光を反射し、かつ、該所定波長より短いまたは長い波長の光を反射する。ここで、該所定波長は、570nmから750nmの範囲内である。
【0009】
好ましくは、前記カラーマスターバッチが示す色は、黄色、オレンジ色、及び赤色の中の少なくとも1つである。
【0010】
好ましくは、前記紫外線吸収剤マスターバッチは、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤マスターバッチ、ジフェニルケトン系紫外線吸収剤マスターバッチ及びトリアジン系紫外線吸収剤マスターバッチの中の少なくとも1つである。
(【0011】以降は省略されています)
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