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公開番号2025168147
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-07
出願番号2024107060
出願日2024-07-02
発明の名称樹脂組成物
出願人南亞塑膠工業股分有限公司,NAN YA PLASTICS CORPORATION
代理人個人
主分類C08G 59/40 20060101AFI20251030BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】エポキシ樹脂系の電気的性能を最適化しながら、銅張密着性及び成膜性の要求を満足することのできる樹脂組成物を提供する。
【解決手段】樹脂組成物は、エポキシ樹脂と、活性エステル化合物と、ラジカル重合性樹脂と、無機填充材と、促進剤と、を含む。ラジカル重合性樹脂は、オレフィン化合物を含む。オレフィン化合物は、メタクリル系化合物、スチレン系化合物、アリル系化合物又はその組み合わせを含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
エポキシ樹脂と、
活性エステル化合物と、
メタクリル系化合物、スチレン系化合物、アリル系化合物又はその組み合わせを含むオレフィン化合物を含むラジカル重合性樹脂と、
無機填充材と、
促進剤と、
を含む、樹脂組成物。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記ラジカル重合性樹脂は、前記メタクリル系化合物、前記スチレン系化合物、前記アリル系化合物から選択される少なくとも2種である、
請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項3】
前記ラジカル重合性樹脂の少なくとも1種は、メタクリル系化合物である、
請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項4】
前記樹脂組成物における前記メタクリル系化合物の重量割合は、1wt%~10wt%の間である、
請求項3に記載の樹脂組成物。
【請求項5】
前記樹脂組成物における前記エポキシ樹脂の重量割合は5wt%~15wt%の間であり、前記樹脂組成物における前記活性エステル化合物の重量割合は10wt%~20wt%の間であり、前記樹脂組成物における前記無機填充材の重量割合は60wt%よりも大きく、前記樹脂組成物における前記ラジカル重合性樹脂の重量割合は1wt%~20wt%の間であり、前記樹脂組成物における前記促進剤の重量割合は0.1wt%~0.5wt%の間である、
請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項6】
前記エポキシ樹脂は、ビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹脂又はその組み合わせを含み、前記活性エステル化合物はポリエステル樹脂を含み、無機填充材は球状シリカを含み、前記促進剤は4-ジメチルアミノピリジンを含む、
請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項7】
前記樹脂組成物における前記無機填充材の使用量は、前記樹脂組成物における前記エポキシ樹脂、前記活性エステル化合物、前記ラジカル重合性樹脂及び前記促進剤の使用量よりも多い、
請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項8】
前記樹脂組成物における前記ラジカル重合性樹脂の使用量は、前記樹脂組成物における前記促進剤の使用量よりも多い、
請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項9】
前記樹脂組成物における前記ラジカル重合性樹脂の使用量は、前記樹脂組成物における前記エポキシ樹脂の使用量よりも少ない、
請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項10】
前記オレフィン化合物は、メタクリレートポリフェニレンエーテル樹脂、水添スチレン系エラストマー、ビニルベンジルポリフェニレンエーテル樹脂、炭化水素系樹脂、ポリブタジエン樹脂又はその組み合わせを含む、
請求項1に記載の樹脂組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂組成物に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、集積回路(IC)技術の急速な発展に伴い、チップ(高速演算チップなど)の配線密度(L/S)や伝送速度に対する要求が高まっており、より高速な演算を実現するために、高周波高速伝送の分野での応用により適合させるために、樹脂組成物に対する電気的要求も日々高まっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
樹脂組成物に対する電気的要求をどのように向上させ、高周波高速伝送の分野での応用により適合させるかが課題となっている。
【0004】
本発明は、エポキシ樹脂系の電気的性能を最適化しながら、銅張密着性及び成膜性の要求を満足することのできる樹脂組成物を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の樹脂組成物は、エポキシ樹脂と、活性エステル化合物と、ラジカル重合性樹脂と、無機填充材と、促進剤と、を含む。ラジカル重合性樹脂は、オレフィン化合物を含む。オレフィン化合物は、メタクリル系化合物、スチレン系化合物、アリル系化合物又はその組み合わせを含む。
【0006】
本発明の一実施形態において、上述のラジカル重合性樹脂は、メタクリル系化合物、スチレン系化合物、アリル系化合物から選択される少なくとも2種である。
【0007】
本発明の一実施形態において、上述のラジカル重合性樹脂の少なくとも1種は、メタクリル系化合物である。
【0008】
本発明の一実施形態において、上述の樹脂組成物におけるメタクリル系化合物の重量割合は、1wt%~10wt%の間である。
【0009】
本発明の一実施形態において、上述のエポキシ樹脂樹脂組成物における重量割合は5wt%~15wt%の間であり、樹脂組成物における活性エステル化合物の重量割合は10wt%~20wt%の間であり、樹脂組成物における無機填充材の重量割合は60wt%よりも大きく、樹脂組成物におけるラジカル重合性樹脂の重量割合は1wt%~20wt%の間であり、樹脂組成物における促進剤の重量割合は0.1wt%~0.5wt%の間である。
【0010】
本発明の一実施形態において、上述のエポキシ樹脂は、ビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹脂又はその組み合わせを含み、活性エステル化合物はポリエステル樹脂を含み、無機填充材は球状シリカを含み、促進剤は4-ジメチルアミノピリジンを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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