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公開番号2025168149
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-07
出願番号2024107395
出願日2024-07-03
発明の名称樹脂組成物
出願人南亞塑膠工業股分有限公司,NAN YA PLASTICS CORPORATION
代理人個人
主分類C08G 59/42 20060101AFI20251030BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】銅張密着性及び粗さに関して、良好な性能を有する樹脂成物を提供する。
【解決手段】樹脂組成物は、エポキシ樹脂と、活性エステル化合物と、アクリレート樹脂と、無機填充材と、促進剤と、を含む。無機填充材は、第1の充填剤及び第2の充填剤を含む。第1の充填剤は第1の粒径を有する。第2の充填剤は第2の粒径を有する。第1の粒径は第2の粒径よりも大きく、第2の粒径は100ナノメートル未満であり、樹脂組成物における第2の充填剤の重量割合は、1wt%~10wt%の間である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
エポキシ樹脂と、
活性エステル化合物と、
アクリレート樹脂と、
第1の粒径を有する第1の充填剤と、第2の粒径を有する第2の充填剤を含む無機填充材であって、前記第1の粒径は前記第2の粒径よりも大きく、前記第2の粒径は100ナノメートル未満であり、前記樹脂組成物における前記第2の充填剤の重量割合は、1wt%~10wt%の間である、前記無機填充材と、
促進剤と、
を含む、樹脂組成物。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第2の粒径は0.01マイクロメートル以上である、
請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項3】
前記第1の粒径は0.1マイクロメートル~0.6マイクロメートルの間である、
請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項4】
前記樹脂組成物における前記第1の充填剤の重量割合は60wt%~75wt%の間である、
請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項5】
前記樹脂組成物における前記エポキシ樹脂の重量割合は5wt%~15wt%の間であり、前記樹脂組成物における前記活性エステル化合物の重量割合は10wt%~20wt%の間であり、前記樹脂組成物における前記無機填充材の重量割合は60wt%よりも多く、前記樹脂組成物における前記アクリレート樹脂の重量割合は1wt%~15wt%の間であり、前記樹脂組成物における前記促進剤の重量割合は0.1wt%~0.5wt%の間である、
請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項6】
前記エポキシ樹脂は、ナフタレン環エポキシ樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹脂又はその組み合わせを含み、前記活性エステル化合物はポリエステル樹脂を含み、前記アクリレート樹脂はメタクリル酸ポリフェニレンエーテル樹脂を含み、前記無機填充材は球状シリカを含み、前記促進剤は4-ジメチルアミノピリジンを含む、
請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項7】
前記樹脂組成物における前記第1の充填剤の使用量は、前記樹脂組成物における前記第2の充填剤の使用量よりも多い、
請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項8】
前記樹脂組成物における前記無機填充材の使用量は、前記樹脂組成物における前記エポキシ樹脂、前記活性エステル化合物、前記アクリレート樹脂及び前記促進剤の使用量よりも多い、
請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項9】
前記樹脂組成物における前記活性エステル化合物の使用量は、前記樹脂組成物における前記エポキシ樹脂の使用量よりも多い、
請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項10】
前記樹脂組成物における前記アクリレート樹脂の使用量は、前記樹脂組成物における前記促進剤の使用量よりも多い、
請求項1に記載の樹脂組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂組成物に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、集積回路(IC)技術の急速な発展に伴い、チップ(高速演算チップなど)の配線密度(L/S)や伝送速度に対する要求が高まっている。しかしながら、現在の低粗さ樹脂組成物では、銅張密着性が劣るという問題が多く、高周波高速伝送の用途には適していない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、現在の低粗さ樹脂組成物では、銅張密着性が劣るという問題が多く、高周波高速伝送の用途には適していない。
【0004】
本発明は、銅張密着性及び粗さに関して、良好な性能を有する樹脂成物を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の樹脂組成物は、エポキシ樹脂と、活性エステル化合物と、アクリレート樹脂と、無機填充材と、促進剤と、を含む。無機填充材は、第1の充填剤及び第2の充填剤を含む。第1の充填剤は第1の粒径を有する。第2の充填剤は第2の粒径を有する。第1の粒径は第2の粒径よりも大きく、第2の粒径は100ナノメートル未満であり、樹脂組成物における第2の充填剤の重量割合は、1WT%~10WT%の間である。
【0006】
本発明の一実施形態において、上述の第2の粒径は0.01マイクロメートル以上である。
【0007】
本発明の一実施形態において、上述の第1の粒径は0.1マイクロメートル~0.6マイクロメートルの間である。
【0008】
本発明の一実施形態において、上述の樹脂組成物における第1の充填剤の重量割合は60wt%~75wt%の間である。
【0009】
本発明の一実施形態において、上述の樹脂組成物におけるエポキシ樹脂の重量割合は5wt%~15wt%の間であり、樹脂組成物における活性エステル化合物の重量割合は10wt%~20wt%の間であり、樹脂組成物における無機填充材の重量割合は60wt%よりも多く、樹脂組成物におけるアクリレート樹脂の重量割合は1wt%~15wt%の間であり、前記樹脂組成物における促進剤の重量割合は0.1wt%~0.5wt%の間である。
【0010】
本発明の一実施形態において、上述のエポキシ樹脂は、ナフタレン環エポキシ樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹脂又はその組み合わせを含み、活性エステル化合物はポリエステル樹脂を含み、アクリレート樹脂はメタクリル酸ポリフェニレンエーテル樹脂を含み、無機填充材は球状シリカを含み、促進剤は4-ジメチルアミノピリジンを含む。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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