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公開番号
2025104172
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2024029764
出願日
2024-02-29
発明の名称
耐高温防食塗料及びその製造方法
出願人
南亞塑膠工業股分有限公司
,
NAN YA PLASTICS CORPORATION
代理人
前田・鈴木国際特許弁理士法人
主分類
C09D
183/04 20060101AFI20250702BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】本発明は、耐高温防食塗料及びその製造方法を提供する。
【解決手段】
耐高温防食塗料は、耐熱シリコーン樹脂20wt%~40wt%と、フィラー30wt%~45wt%と、成膜助剤0.5wt~5wt%と、溶剤15wt%~30wt%と、を含む。フィラーは、金属フィラー及びフレークフィラーを含み、金属フィラー:フレークフィラー(重量比)は、1:2~1:3である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
耐熱シリコーン樹脂20wt%~40wt%と、
フィラー30wt%~45wt%と、
成膜助剤0.5wt~5wt%と、
溶剤15wt%~30wt%と、を含み、
前記フィラーは、金属フィラー及びフレークフィラーを含み、前記金属フィラー:前記フレークフィラー(重量比)は、1:2~1:3であることを特徴とする、耐高温防食塗料。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記耐熱シリコーン樹脂は、メチル・フェニル変性シリコーン樹脂、エポキシ樹脂変性シリコーン樹脂、及びポリエステル変性シリコーン樹脂からなる群から選択される少なくとも1つである、請求項1に記載の耐高温防食塗料。
【請求項3】
前記メチル・フェニル変性シリコーン樹脂において、メチルの含有量は20%~35%であり、フェニルの含有量は65%~80%である、請求項2に記載の耐高温防食塗料。
【請求項4】
前記メチル・フェニル変性シリコーン樹脂の粘度は、20~100mm
2
/sである、請求項2に記載の耐高温防食塗料。
【請求項5】
前記フィラーは、アルミニウム粉末、亜鉛粉末、タルク粉末、アルミニウムマグネシウムタルク、マグネシウムタルク、ガラスフレーク、シリカタルク、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つである、請求項1に記載の耐高温防食塗料。
【請求項6】
前記フレークフィラーは、マグネシウムタルク及びガラスフレークを含む、請求項1に記載の耐高温防食塗料。
【請求項7】
前記マグネシウムタルク:前記ガラスフレーク(重量比)は2:1~1:2である、請求項6に記載の耐高温防食塗料。
【請求項8】
前記ガラスフレークのフレーク径は、前記マグネシウムタルクのフレーク径より大きい、請求項6に記載の耐高温防食塗料。
【請求項9】
前記マグネシウムタルクのフレーク径は3μm~5μmであり、前記ガラスフレークのフレーク径は10μm~20μmである、請求項6に記載の耐高温防食塗料。
【請求項10】
前記成膜助剤は、アルコールエーテル、ジルコニウムアルコール、エチレングリコールモノブチルエーテルとジプロピレングリコールブチルエーテルとの混合物、可塑剤、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つである、請求項1に記載の耐高温防食塗料。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、耐高温防食塗料及びその製造方法に関し、特に、有機耐高温防食塗料及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
化学工場や化学プラントでは、化学物質を保管するために金属タンクがよく使用され、パイプラインは化学関連プロセスのさまざまな機器に接続するために使用されている。金属タンクやパイプライン、設備の耐久性を高めるために、従来の技術では無機セラミック系防食塗料を使用して金属タンク、パイプライン、設備の表面をコーティングすることがある。
【0003】
しかしながら、無機セラミック系防食塗料と有機表面層塗料との接着性が不良であり、短期に短期間の使用では表面のピンホール、起泡、クラック、密着不良等の問題が発生し、長期間の使用では塗装の剥がれや損傷などを生じる恐れがある。さらに、化学工場や化学プラントの生産ラインでは高温が使用されることが多く、防食塗料には依然として高温耐性が必要である。
【0004】
故に、成分の改良により、塗料の密着性を向上すると共に、耐高温、防食及び省エネと炭素削減などの効果を果たせることによって、上述した欠点を克服することは、本事業にとって重要な課題となる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする技術の課題は、従来技術の不足に対し、耐高温防食塗料を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記耐高温防食塗料は、耐熱シリコーン樹脂20wt%~40wt%と、フィラー30wt%~45wt%と、成膜助剤0.5wt~5wt%と、溶剤15wt%~30wt%と、を含む。前記フィラーは、金属フィラー及びフレークフィラーを含み、前記金属フィラー:前記フレークフィラー(重量比)は、1:2~1:3である。
【0007】
本発明の一つの実施形態において、前記耐熱シリコーン樹脂は、メチル・フェニル変性シリコーン樹脂、エポキシ樹脂変性シリコーン樹脂、及びポリエステル変性シリコーン樹脂からなる群から選択される少なくとも1つである。
【0008】
本発明の一つの実施形態において、前記メチル・フェニル変性シリコーン樹脂において、メチルの含有量は20%~35%であり、フェニルの含有量は65%~80%である。
【0009】
本発明の一つの実施形態において、前記メチル・フェニル変性シリコーン樹脂の粘度は、20~100mm
2
/sである。
【0010】
本発明の一つの実施形態において、前記フィラーは、アルミニウム粉末、亜鉛粉末、タルク粉末、アルミニウムマグネシウムタルク(aluminum magnesium talc)、マグネシウムタルク、ガラスフレーク、シリカタルク、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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