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公開番号
2025067006
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023176636
出願日
2023-10-12
発明の名称
パテ組成物
出願人
アイカ工業株式会社
代理人
主分類
C09J
201/10 20060101AFI20250417BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】
集成材等に使用される木質材において、中には節穴等の深い穴がある木質材が使用される場合も有るが、そこに使用した場合であっても、表面~深部まで完全硬化する様なパテ組成物を提供する。
【解決手段】
分子内に架橋性珪素基を有する硬化性樹脂(A)100質量部のうち、
分子内にウレタン若しくはウレア結合を有し、且つ分子内に架橋性珪素基を有する硬化性樹脂(a1)を12質量部~100質量部、
分子内にウレタン若しくはウレア結合を有さず、且つ分子内に架橋性珪素基を有する硬化性樹脂(a2)を0~88質量部、
充てん材(B)を10~500質量部含有するパテ用組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
分子内に架橋性珪素基を有する硬化性樹脂(A)100質量部のうち、
分子内にウレタン若しくはウレア結合を有し、且つ分子内に架橋性珪素基を有する硬化性樹脂(a1)を12質量部~100質量部、
分子内にウレタン若しくはウレア結合を有さず、且つ分子内に架橋性珪素基を有する硬化性樹脂(a2)を0~88質量部、
充てん材(B)を10~500質量部含有するパテ用組成物。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
分子内に架橋性珪素基を有する硬化性樹脂(A)100質量部に対し、
ビニルシラン(C)を0.5~10質量部、
分子内に架橋性珪素基を有する硬化性樹脂(A)の硬化触媒(D)を0.5~10質量部含し、
請可塑剤として常温(23℃)で液状のポリスチレンを含まない求項1に記載のパテ用組成物。
【請求項3】
分子内に架橋性珪素基を有する硬化性樹脂(A)が、ポリオキシアルキレン構造を持つことを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載のパテ組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
集成材等に使用される木質材において、中には節穴等の深い穴がある木質材が使用される場合も有るが、そこに使用した場合であっても、表面~深部まで完全硬化する様なパテ組成物に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
木材を、接着剤等のバインダーを利用して成型した各種製品がある。パーティクルボード、MDF( Medium Density Fiberboard)、OSB(Oriented Strand Bord)は繊維板に分類される製品で、これらは細かい繊維を成型して作製されるので、木材の節穴等による凹みはない。従って、これらの製品の作製時には、パテは必要ない場合が殆どである。
【0003】
合板、LVL(Laminated Veneer Lumber)は、重ね合わせる繊維の方向の違いはあるが、これらは挽板単板を重ねて作製される。木材の節穴等の影響を受けない訳でもないが、挽板単板は薄いので、その穴をパテで埋めて修正する場合は、水系の組成物が使用される場合が多い。
特許文献1は、パテとして、水性エマルジョンとイソシアネート化合物を用いた、いわゆる水性ビニルウレタンを用いた公報である。ナイフコーター等で一括塗布して、加熱して乾燥兼イソシアネートと水性エマルジョン成分の反応を同時に行うのが一般的な方法である。
【0004】
集成材は、合板、LVLと違い、挽板単板ではなく、ブロック状の木質材を組み合わせて作製される。中には、節穴等の深い穴があるブロック状の木質材を使用せねばならない場合も有る。その穴を埋めるのに、前述の特許文献1の組成物では、加熱しても乾燥兼イソシアネートと水性エマルジョン成分の反応が不十分な場合もあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-136970号公報
特開2021-123660号公報
【0006】
特許文献2は、緩衝材付きフロア材の貼り付けに於いて、緩衝材の材質を問わず十分な接着強度を示し、且つ破壊モードが凝集破壊、若しくは材料破壊と成る様な、緩衝材付きフロア材用接着剤組成物に関する公報である。
集成材等に存在する、節穴等の深い穴がある木質材のパテ組成物として使用するには改善の余地が有った。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
集成材等に使用される木質材において、中には節穴等の深い穴がある木質材が使用される場合も有るが、そこに使用した場合であっても、表面~深部まで完全硬化する様なパテ組成物を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
分子内に架橋性珪素基を有する硬化性樹脂(A)100質量部のうち、
分子内にウレタン若しくはウレア結合を有し、且つ分子内に架橋性珪素基を有する硬化性樹脂(a1)を12質量部~100質量部、
分子内にウレタン若しくはウレア結合を有さず、且つ分子内に架橋性珪素基を有する硬化性樹脂(a2)を0~88質量部、
充てん材(B)を10~500質量部含有するパテ用組成物。
【発明の効果】
【0009】
集成材等に使用される木質材において、中には節穴等の深い穴がある木質材が使用される場合も有るが、そこに使用した場合であっても、表面~深部まで完全硬化する様なパテ組成物であるので、外観はもとより、優れた性能の集成材を安定して生産することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
集成材等に使用される木質材において、中には節穴等の深い穴がある木質材が使用される場合も有るが、そこに使用した場合であっても、表面~深部まで完全硬化まで完全硬化する様なパテ組成物の一例を示す。
(【0011】以降は省略されています)
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