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公開番号
2025062974
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-15
出願番号
2023181466
出願日
2023-10-03
発明の名称
消火塗料
出願人
個人
代理人
主分類
C09D
201/00 20060101AFI20250408BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】 火災の発生し得る場所、設備、装置、工具、材料、構造物等に形状や量の制限無く自由に塗布することができ、初期消火機能を有する消火薬剤を含んでおり、生産性・量産化、大量生産に好適な消火塗料を提供する。
【解決手段】 塗布後、所定温度に到達すると自己発熱分解して消火成分を発生させる消火薬剤を含む消火塗料。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
塗布後、所定温度に到達すると自己発熱分解して消火成分を発生させる消火薬剤を含む消火塗料。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記消火成分がエアロゾルである、請求項1に記載の消火塗料。
【請求項3】
前記消火薬剤が少なくともカリウム化合物、結合剤及び分散媒を含む、請求項2に記載の消火塗料。
【請求項4】
前記カリウム化合物が少なくとも含カリウム有機化合物及び塩素酸カリウムを含む、請求項3に記載の消火塗料。
【請求項5】
前記結合剤が、ポリエステル樹脂、ポリスチレン、ポリオレフィン樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリイソシアネート、ポリイミド樹脂、アクリル系樹脂、セルロース系化合物、塩化ビニル、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリフッ化ビニリデン樹脂、フッ素樹脂バインダ、合成ラテックス、ロジン、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、オレフィン系熱可塑性樹脂、ブタジエン系熱可塑性樹脂、スチレン系熱可塑性樹脂、スチレン-ブタジエン系熱可塑性樹脂、イソプレン系熱可塑性樹脂、ウレタン系熱可塑性樹脂、エステル系熱可塑性樹脂、アミド系熱可塑性樹脂、塩化ビニル系熱可塑性樹脂、プロセスオイルや粘着性付与樹脂等を混合した熱可塑性樹脂、アロイ型熱可塑性エラストマー、動的架橋型熱可塑性エラストマー、ベントナイト、バイオバインダー ビオポリーBのうちの1種類あるいは2種類以上から構成される、請求項3に記載の消火塗料。
【請求項6】
前記分散媒の沸点が60℃以上150℃以下であり、その1種類あるいは2種類以上から構成される、請求項3に記載の消火塗料。
【請求項7】
前記消火塗料中の非溶解成分の体積平均粒径のD50が2マイクロメートル以上6マイクロメートル以下である、請求項3に記載の消火塗料。
【請求項8】
前記消火塗料の粘度がB型粘度計による毎分25回転の測定条件で、1000ミリパスカル秒以上、12000ミリパスカル秒以下である請求項3に記載の消火塗料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、火災の発生し得る場所、設備、装置、工具、材料、構造物等の様々な素材や形状に塗布して用いることができ、初期消火機能を有する消火塗料に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
所定温度に到達すると、熱分解して消火成分を発生させる消火薬剤を含む消火シートが知られている(例えば特許文献1)。かかる消火シートは、例えば、設備、装置、機械、工具又は構造物に実装されているリチウムイオン電池に接触又は隣接配置して用いることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-118847号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、上記特許文献1に記載の消火シート原材料を加工してシート状の成形体として得る必要があり、リチウムイオン電池等に接触、隣接配置するためには、対象物の構造や大きさに応じて形状加工して、さらには消火シートを粘着剤や接着剤等で固定する必要があるため、未だ改善の余地があった。
【0005】
そこで、本発明は、火災の発生し得る場所、設備、材料、構造物等の様々な素材や形状に応じて必要量を塗布してフレキシブルに用いることができ、初期消火機能を有する消火塗料であって、生産性・量産化・大量生産に好適な消火塗料を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決すべく、本発明は、所定温度に到達すると熱分解して消火成分を発生させる消火薬剤を含む消火塗料を提供する。
【0007】
本発明の消火塗料では、消火成分がエアロゾルであること、が好ましい。
【0008】
また、本発明の消火塗料では、消火薬剤に少なくともカリウム化合物と結合剤を含むこと、が好ましい。
【0009】
また、本発明の消火塗料では、カリウム化合物に少なくとも含カリウム有機化合物及び塩素酸カリウムを含むこと、が好ましい。
【0010】
また、本発明の消火塗料では、結合剤がポリエステル樹脂、ポリスチレン、ポリオレフィン樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリイソシアネート、ポリイミド樹脂、アクリル系樹脂、セルロース系化合物、塩化ビニル、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリフッ化ビニリデン樹脂、フッ素樹脂バインダ、合成ラテックス、ロジン、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、オレフィン系熱可塑性樹脂、ブタジエン系熱可塑性樹脂、スチレン系熱可塑性樹脂、スチレン-ブタジエン系熱可塑性樹脂、イソプレン系熱可塑性樹脂、ウレタン系熱可塑性樹脂、エステル系熱可塑性樹脂、アミド系熱可塑性樹脂、塩化ビニル系熱可塑性樹脂、プロセスオイルや粘着性付与樹脂等を混合した熱可塑性樹脂、アロイ型熱可塑性エラストマー、動的架橋型熱可塑性エラストマー、ベントナイト、バイオバインダー ビオポリーBのうちの1種類あるいは2種類以上から構成されること、が好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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