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公開番号
2025070777
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023181319
出願日
2023-10-20
発明の名称
レオロジー改質剤
出願人
花王株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C09K
3/00 20060101AFI20250424BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】水硬性スラリー組成物に含有させた場合に粘度を高めることができる、レオロジー改質剤、及び粘度が高められた、水硬性スラリー組成物を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)で表される化合物、及び脂肪族炭化水素基を有するアニオン性界面活性剤を含有する、レオロジー改質剤。
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〔式中、Xは、R
1a
又はR
2a
-[CONH-CH
2
CH
2
CH
2
]
n
-で表される基。R
1a
は、C14~22のアルキル基又はC14~22のアルケニル基である。R
2a
は、C13~21のアルキル基又はC13~21のアルケニル基。nは1~3の整数。R
2
及びR
3
は、それぞれ独立に、C1~4のアルキル基又は-(C
2
H
4
O)
p
Hで表される基。pは、平均付加モル数であり、R
2
及びR
3
の合計で0~5の数。〕
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記一般式(1)で表される化合物〔以下、化合物(A)という〕、及び脂肪族炭化水素基を有するアニオン性界面活性剤(以下、化合物(B)という)を含有する、レオロジー改質剤。
JPEG
2025070777000010.jpg
38
159
〔式中、Xは、R
1a
又はR
2a
-[CONH-CH
2
CH
2
CH
2
]
n
-で表される基である。R
1a
は、炭素数14以上22以下のアルキル基又は炭素数14以上22以下のアルケニル基である。R
2a
は、炭素数13以上21以下のアルキル基又は炭素数13以上21以下のアルケニル基である。nは1以上3以下の整数である。R
2
及びR
3
は、それぞれ独立に、炭素数1以上4以下のアルキル基又は-(C
2
H
4
O)
p
Hで表される基である。pは、平均付加モル数であり、R
2
及びR
3
の合計で0以上5以下の数である。〕
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
化合物(B)の脂肪族炭化水素基の炭素数が8以上20以下である、請求項1に記載のレオロジー改質剤。
【請求項3】
化合物(B)が有するアニオン性基が、硫酸基、リン酸基及びカルボン酸基から選ばれる1種以上である、請求項1又は2に記載のレオロジー改質剤。
【請求項4】
化合物(B)が、オキシアルキレン基を有さない又はオキシアルキレン基の平均付加モル数が4.0以下の化合物である、請求項1~3の何れか1項に記載のレオロジー改質剤。
【請求項5】
化合物(A)が、R
1a
が炭素数18のアルケニル基である化合物、及びR
1b
が炭素数17のアルケニル基である化合物から選ばれる1種以上である、請求項1~4の何れか1項に記載のレオロジー改質剤。
【請求項6】
化合物(A)の含有量と化合物(B)の含有量との質量比(B)/(A)が、0.001以上1.50以下である、請求項1~5の何れか1項に記載のレオロジー改質剤。
【請求項7】
水硬性スラリー組成物用である、請求項1~6の何れか1項に記載のレオロジー改質剤。
【請求項8】
請求項1~6の何れか1項に記載のレオロジー改質剤、水硬性粉体、及び水を含有する、水硬性スラリー組成物。
【請求項9】
化合物(A)の含有量が、水100質量部に対して、0.01質量部以上4質量部以下である、請求項8に記載の水硬性スラリー組成物。
【請求項10】
水硬性粉体と水とを含有する水硬性スラリー組成物に、請求項1~6の何れか1項に記載のレオロジー改質剤を混合して、水硬性スラリー組成物の粘度を高め、且つブリーディング率を上げる方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、レオロジー改質剤に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
水溶液又はスラリーの状態で利用される多くの工業製品には、その物性を改善する目的で様々な種類の添加剤が用いられている。例えば、水溶液やスラリーのレオロジーを改質するために、粘度を目的や用途に応じて適正に調整されることが望まれる場合がある。従来、水溶液やスラリーの粘度を調整するために、増粘剤や減粘剤の添加、加熱や冷却操作、電解質濃度の調整などの方策が採られている。また、界面活性剤が、水溶液やスラリーの粘性、弾性、増粘性などに影響を及ぼすことが知られている。
セメントのような水硬性粉体を含有する水硬性スラリーでは、粘性、材料分離抵抗性などの物性を改善するためにレオロジー改質剤が用いられることがある。
【0003】
特許文献1には、一般式(1)で表される化合物を2種以上含有するレオロジー改質剤であって、前記2種以上の化合物は、一般式(1)中のXが異なっており、前記2種以上の化合物のうち、少なくとも1つは一般式(1)中のXのR
1a
又はR
1b
がアルケニル基の化合物である、幅広い温度領域でレオロジー改質効果が発現するレオロジー改質剤が開示されている。
特許文献2には、1%水溶液の表面張力が40dyne/cm以下のアニオン性界面活性剤、デキストリン及びアルキルアミンオキサイドを含有してなる、コンクリート製品の表面美観を改善するコンクリート用混和剤が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-76022号公報
特開平4-170346号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載のように、特定のアミンオキシド界面活性剤は、水硬性スラリー組成物に含有させた場合に粘度を高めることができるが、更なる改良が求められる。
本発明は、水硬性スラリー組成物に含有させた場合に粘度を高めることができる、レオロジー改質剤、及び粘度が高められた、水硬性スラリー組成物を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、下記一般式(1)で表される化合物〔以下、化合物(A)という〕、及び脂肪族炭化水素基を有するアニオン性界面活性剤(以下、化合物(B)という)を含有する、レオロジー改質剤。
【0007】
JPEG
2025070777000001.jpg
38
159
【0008】
〔式中、Xは、R
1a
又はR
2a
-[CONH-CH
2
CH
2
CH
2
]
n
-で表される基である。R
1a
は、炭素数14以上22以下のアルキル基又は炭素数14以上22以下のアルケニル基である。R
2a
は、炭素数13以上21以下のアルキル基又は炭素数13以上21以下のアルケニル基である。nは1以上3以下の整数である。R
2
及びR
3
は、それぞれ独立に、炭素数1以上4以下のアルキル基又は-(C
2
H
4
O)
p
Hで表される基である。pは、平均付加モル数であり、R
2
及びR
3
の合計で0以上5以下の数である。〕
【0009】
また本発明は、本発明のレオロジー改質剤、水硬性粉体、及び水を含有する、水硬性スラリー組成物に関する。
【0010】
また本発明は、水硬性粉体と水とを含有する水硬性スラリー組成物に、本発明のレオロジー改質剤を混合して、水硬性スラリー組成物の粘度を高め、且つブリーディング率を上げる方法に関する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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