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公開番号2025051564
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023223734
出願日2023-12-28
発明の名称リチウム電池負極の製造方法
出願人南亞塑膠工業股分有限公司,NAN YA PLASTICS CORPORATION
代理人個人
主分類H01M 4/1395 20100101AFI20250327BHJP(基本的電気素子)
要約【目的】リチウム電池の負極の製造方法を提供する。
【解決手段】リチウム電池負極の製造方法は、少なくとも以下のステップを含む。電気めっき装置を提供し、電気めっき装置は、乾燥室を有し、乾燥室は、電気めっきタンク、電気めっきホイールセット、およびフィルム貼付ホイールセットを含む。乾燥室に銅箔を配置する。電気めっきホイールセットが銅箔を搬送して、銅箔上にリチウム金属層を形成し、銅箔およびリチウム金属層が銅-リチウム複合金属層を形成する。フィルム貼付ホイールセットが銅-リチウム複合金属層を搬送して、銅-リチウム複合金属層に保護フィルムを貼り付ける。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
電気めっきタンク、電気めっきホイールセット、およびフィルム貼付ホイールセットを含む乾燥室を有する電気めっき装置を提供することと、
前記乾燥室内に銅箔を配置することと、
前記電気めっきホイールセットを介して前記銅箔を搬送し、前記銅箔上にリチウム金属層を形成するとともに、前記銅箔および前記リチウム金属層が銅-リチウム複合金属層を形成することと、
前記フィルム貼付ホイールセットを介して前記銅-リチウム複合金属層を搬送し、前記銅-リチウム複合金属層に保護フィルムを貼り付けることと、
を含むリチウム電池負極の製造方法。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記電気めっきタンクが、第1電極を含み、前記電気めっきホイールセットが、
前記電気めっきタンク内に配置され、前記電気めっきタンク内の前記銅箔が前記第1電極と平行になるように構成された第1ガイドホイールおよび第2ガイドホイールと、
前記電気めっきタンクの外部に配置され、第2電極として使用される第1導電ホイールおよび第2導電ホイールと、
を含む請求項1に記載のリチウム電池負極の製造方法。
【請求項3】
前記乾燥室が、さらに、銅箔供給装置および保護フィルム供給装置を含み、前記銅箔供給装置が、前記電気めっきホイールセットに接続され、前記保護フィルム供給装置が、前記フィルム貼付ホイールセットに接続された請求項1に記載のリチウム電池負極の製造方法。
【請求項4】
前記保護フィルムの材料が、ポリイミドフィルム、ポリエステルフィルム、または水およびガスバリアフィルムを含む請求項1に記載のリチウム電池負極の製造方法。
【請求項5】
前記乾燥室が、さらに、乾燥装置を含み、前記乾燥装置が、前記銅-リチウム複合金属層上の有機溶媒を除去するように構成された請求項1に記載のリチウム電池負極の製造方法。
【請求項6】
前記乾燥装置が、エアーナイフ、ローラー、赤外線ヒーター、またはその組み合わせを含む請求項5に記載のリチウム電池負極の製造方法。
【請求項7】
前記乾燥室の環境が、不活性ガスによって形成された請求項1に記載のリチウム電池負極の製造方法。
【請求項8】
前記保護フィルムが、前記リチウム金属層の表面を少なくとも完全に覆う請求項1に記載のリチウム電池負極の製造方法。
【請求項9】
前記保護フィルムが、前記リチウム金属層および前記銅箔と直接接触している請求項1に記載のリチウム電池負極の製造方法。
【請求項10】
前記電気めっきタンク内の電気めっき溶液が、リチウム塩および有機溶媒を含み、前記リチウム塩が、六フッ化リチウム、六フッ化ホウ素リチウム、ビス(トリフルオロメチルスルホン酸)アミドリチウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドリチウム、またはその組み合わせを含み、前記有機溶媒が、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ジメチルカーボネート、グリコールジメチルエーテル、ジメチルエーテル、またはその組み合わせを含む請求項1に記載のリチウム電池負極の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、リチウム電池の負極の製造方法に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
リチウム金属は、リチウム電池の負極の主要な材料である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、リチウム金属は、その高活性により、水、酸素などと反応しやすく、酸化されてその活性を失う。これは、リチウム電池の性能に影響を与える。したがって、リチウム電池の負極をいかにして改善するかが、実際に、リチウム電池の未来の開発における重要な要素となっている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、リチウム電池の負極の製造方法を提供する。この方法により生成される複合負極構造は、リチウム電池の性能を効果的に改善し、大量生産を容易にすることができる。
【0005】
本発明のリチウム電池負極の製造方法は、少なくとも以下のステップを含む。電気めっきタンク、電気めっきホイールセット、およびフィルム貼付ホイールセットを含む乾燥室を有する電気めっき装置を提供する。乾燥室に銅箔を配置する。電気めっきホイールセットが銅箔を搬送して、銅箔上にリチウム金属層を形成し、銅箔およびリチウム金属層が銅-リチウム複合金属層を形成する。フィルム貼付ホイールセットが銅-リチウム複合金属層を搬送して、銅-リチウム複合金属層に保護フィルムを貼り付ける。
【0006】
本発明の1つの実施形態において、電気めっきタンクは、第1電極を含み、電気めっきホイールセットは、電気めっきタンク内に配置された第1ガイドホイールおよび第2ガイドホイールと、電気めっきタンクの外部に配置された第1導電ホイールおよび第2導電ホイールとを含む。第1ガイドホイールおよび第2ガイドホイールは、電気めっきタンク内の銅箔が第1電極と平行になるように構成される。第1導電ホイールおよび第2導電ホイールは、第2電極として使用される。
【0007】
本発明の1つの実施形態において、乾燥室は、さらに、銅箔供給装置および保護フィルム供給装置を含み、銅箔供給装置は、電気めっきホイールセットに接続され、保護フィルム供給装置は、フィルム貼付ホイールセットに接続される。
【0008】
本発明の1つの実施形態において、保護フィルムの材料は、ポリイミドフィルム、ポリエステルフィルム、または水およびガスバリアフィルムを含む。
【0009】
本発明の1つの実施形態において、乾燥室は、さらに、乾燥装置を含み、乾燥装置は、銅-リチウム複合金属層上の有機溶剤を除去するように構成される。
【0010】
本発明の1つの実施形態において、乾燥装置は、エアナイフ、ローラー、赤外線ヒーター、またはその組み合わせを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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