TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025044099
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-01
出願番号2023212567
出願日2023-12-15
発明の名称粗化銅箔の製造方法
出願人南亞塑膠工業股分有限公司,NAN YA PLASTICS CORPORATION
代理人個人
主分類C25D 3/38 20060101AFI20250325BHJP(電気分解または電気泳動方法;そのための装置)
要約【課題】銅箔上に低い粗さで高い密着性の粗化層を形成することができる、粗化銅箔の製造方法を提供する。
【解決手段】粗化銅箔の製造方法は、以下のステップを含む。
銅箔を提供する。電解プロセスを実行して、銅箔上に粗化層を形成する。電解プロセスにおける電解液は、銅イオンを0.1g/L~20g/Lの範囲、硫酸イオンを30g/L~120g/Lの範囲、配位化合物を0.1g/L~10g/Lの範囲で含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
銅箔を提供することと、
電解プロセスを実行して、前記銅箔上に粗化層を形成することであって、前記電解プロセスにおける電解液は、銅イオンを0.1g/L~20g/Lの範囲、硫酸イオンを30g/L~120g/Lの範囲、配位化合物を0.1g/L~10g/Lの範囲で含む、前記形成することと、
を含む、粗化銅箔の製造方法。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記配位化合物は、ベンゾトリアゾール系化合物、プロパンスルホン酸系化合物、エチレンジアミン四酢酸、又はそれらの組み合わせを含む、請求項1に記載の粗化銅箔の製造方法。
【請求項3】
他の金属イオンは前記電解液にさらに追加されない、請求項1に記載の粗化銅箔の製造方法。
【請求項4】
前記電解プロセスは、第1の電解プロセス及び第2の電解プロセスを含み、前記第1の電解プロセスで使用される前記銅イオンの第1の濃度は、前記第2の電解プロセスで使用される前記銅イオンの第2の濃度よりも低い、請求項1に記載の粗化銅箔の製造方法。
【請求項5】
前記銅イオンの前記第1の濃度は0.1g/L~10g/Lであり、前記銅イオンの前記第2の濃度は1g/L~20g/Lである、請求項4に記載の粗化銅箔の製造方法。
【請求項6】
前記電解プロセスを実行した後に、シラン処理工程を実行することをさらに含む、請求項1に記載の粗化銅箔の製造方法。
【請求項7】
前記電解プロセスでは直流を使用する、請求項1に記載の粗化銅箔の製造方法。
【請求項8】
前記電解プロセスの温度は25℃~60℃である、請求項1に記載の粗化銅箔の製造方法。
【請求項9】
前記電解プロセスの電流密度は1A/dm

~120A/dm

である、請求項1に記載の粗化銅箔の製造方法。
【請求項10】
前記電解プロセスの時間は1秒~45秒である、請求項1に記載の粗化銅箔の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、粗化銅箔の製造方法に関する。
続きを表示(約 880 文字)【背景技術】
【0002】
プリント基板(PCB)の微細化に伴い、銅箔表面の粗化層をより微細にすることが望まれるが、銅箔と絶縁樹脂との高い密着性を維持する必要がある。したがって、銅箔上に低い粗さで高い密着性の粗化層を製造することは実際に困難である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、銅箔上に低い粗さで高い密着性の粗化層を形成することができる、粗化銅箔の製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の粗化銅箔の製造方法は、以下のステップを含む。銅箔を提供する。電解プロセスを実行して、銅箔上に粗化層を形成する。電解プロセスにおける電解液は、銅イオンを0.1g/L~20g/Lの範囲、硫酸イオンを30g/L~120g/Lの範囲、配位化合物を0.1g/L~10g/Lの範囲で含む。
【0005】
本発明の一実施形態において、配位化合物は、ベンゾトリアゾール系化合物、プロパンスルホン酸系化合物、エチレンジアミン四酢酸、又はそれらの組み合わせを含む。
【0006】
本発明の一実施形態において、他の金属イオンは電解液にさらに追加されない。
【0007】
本発明の一実施形態において、電解プロセスは、第1の電解プロセス及び第2の電解プロセスを含み、第1の電解プロセスで使用される銅イオンの第1の濃度は、第2の電解プロセスで使用される銅イオンの第2の濃度よりも低い。
【0008】
本発明の一実施形態において、銅イオンの第1の濃度は0.1g/Lから10g/Lであり、銅イオンの第2の濃度は1g/L~20g/Lである。
【0009】
本発明の一実施形態において、電解プロセスを実行した後に、シラン処理工程をさらに実行する。
【0010】
本発明の一実施形態において、電解プロセスでは直流を使用する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

南亞塑膠工業股分有限公司
樹脂組成物
5日前
南亞塑膠工業股分有限公司
樹脂組成物
5日前
南亞塑膠工業股分有限公司
樹脂組成物
5日前
南亞塑膠工業股分有限公司
樹脂組成物
15日前
南亞塑膠工業股分有限公司
樹脂組成物
15日前
南亞塑膠工業股分有限公司
樹脂組成物
15日前
南亞塑膠工業股分有限公司
虫よけボード
4か月前
南亞塑膠工業股分有限公司
フラックス洗浄用組成物
4か月前
南亞塑膠工業股分有限公司
ガラス繊維糸及びその製造方法
3か月前
南亞塑膠工業股分有限公司
食品用包装材及びその製造方法
19日前
南亞塑膠工業股分有限公司
銅箔複合構造およびその製造方法
15日前
南亞塑膠工業股分有限公司
再生ポリエステル生地の製造方法
1か月前
南亞塑膠工業股分有限公司
ポリエステル組成物およびその製品
1か月前
南亞塑膠工業股分有限公司
アルコール化合物の残留酸の分析方法
19日前
南亞塑膠工業股分有限公司
リチウム電池銅箔用高耐熱性酸化防止液
1か月前
南亞塑膠工業股分有限公司
フェノールエポキシ樹脂及びその製造方法
1日前
南亞塑膠工業股分有限公司
フェノールエポキシ樹脂及びその製造方法
1日前
南亞塑膠工業股分有限公司
アルミプラスチックフィルム及びその製造方法
15日前
南亞塑膠工業股分有限公司
改質されたポリエステル材料、ポリエステル組成物、およびその製品
1か月前
南亞塑膠工業股分有限公司
変性ビスマレイミド樹脂及びその製造方法
3か月前
株式会社堤水素研究所
水電解装置
6日前
株式会社神戸製鋼所
接点材料
5日前
株式会社カネカ
可撓性ガス拡散電極
1か月前
株式会社ケミカル山本
電解研磨装置用電極
6日前
一般財団法人電力中央研究所
電解反応装置
1か月前
本田技研工業株式会社
水電解スタック
1か月前
本田技研工業株式会社
差圧式電解装置
20日前
株式会社荏原製作所
蒸気発電プラント
1か月前
SECカーボン株式会社
カソードアセンブリ
1か月前
本田技研工業株式会社
CO2電解装置
1か月前
東レ株式会社
液体電解用多孔質輸送層およびその製造方法
5日前
メルテックス株式会社
極薄電解銅箔及びその製造方法
26日前
古河電気工業株式会社
端子
1か月前
本田技研工業株式会社
電解セルの製造方法
1か月前
NOK株式会社
セルユニット
1か月前
NOK株式会社
セルユニット
1か月前
続きを見る