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公開番号
2025025677
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023130699
出願日
2023-08-10
発明の名称
印刷システム
出願人
理想科学工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
29/38 20060101AFI20250214BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】インクヘッドの経年劣化を考慮した適切なインク量で印刷する。
【解決手段】インク滴の累積インク滴数を記憶する累積インク滴数記憶部と、インク消費量を測定する消費量測定手段と、1ドロップ当たりのインク量を算出するインク量算出手段と、補正データを記憶する補正データ記憶部と、補正データ記憶部に記憶された補正データを他の印刷装置と共有し、複数の印刷装置間の1画素当たりのインクドロップ数の差分および1ドロップ当たりのインク量の差分に基づいて、複数の印刷装置間における1画素当たりのインク消費量を同一に近づけるように、インクジェットヘッドの駆動電圧と駆動周波数と1画素当たりのインクドロップ数とを調節するヘッド動作調節手段とを備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
所定期間におけるインクジェットヘッドから吐出したインク滴の累積インク滴数を記憶する累積インク滴数記憶部と、
前記所定期間におけるインク消費量を測定する消費量測定手段と、
前記累積インク滴数記憶部に記憶された累積インク滴数と、前記消費量測定手段により測定されたインク消費量とに基づいて、1ドロップ当たりのインク量を算出するインク量算出手段と、
前記インクジェットヘッドの駆動電圧と駆動周波数と1画素当たりのインクドロップ数とを調節するヘッド動作調節手段と、
前記インク量算出手段により算出された1ドロップ当たりのインク量と、前記ヘッド動作調節手段で調節を行った場合における前記インクジェットヘッドの駆動電圧と駆動周波数と1画素当たりのインクドロップ数とを含む補正データを記憶する補正データ記憶部と、を備え、
前記ヘッド動作調節手段は、
前記補正データ記憶部に記憶された補正データを他の印刷装置と共有し、前記複数の印刷装置間の1画素当たりのインクドロップ数の差分および前記1ドロップ当たりのインク量の差分に基づいて、前記複数の印刷装置間における1画素当たりのインク消費量を同一に近づけるように、前記インクジェットヘッドの駆動電圧と駆動周波数と1画素当たりのインクドロップ数とを調節する
ことを特徴とする印刷システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インクヘッドの経年劣化を考慮した適切なインク量で印刷する印刷システムに関する。
続きを表示(約 940 文字)
【背景技術】
【0002】
インクジェット印刷装置は、画像データに基づいて、インクジェットヘッドからシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、及びブラック(K)の合計4色のインクを吐出することにより、搬送される用紙に対してカラー印刷を行う。
【0003】
このとき、印刷物の色味を均一化するすために、インクジェットヘッドから吐出されるインク量を適切に制御することが重要となる。
【0004】
特許文献1には、分散印刷可能な印刷装置において、出荷時の機体データ(インク吐出量)をもとに印刷物の色味が平準化されるようにインク量を調節する出力(印刷物)を得る方法が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2012-16833号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
近年、インクジェットヘッドでは耐久性などの面からピエゾ素子を用いたものが増えており、長期間使用することで、このピエゾ素子が劣化する場合がある。
【0007】
特に、印刷物の解像度を上げようとした場合には更なるノズル密度の向上が求められるが、ピエゾ素子は面積を小さくすると変位量も小さくなってしまう。これを解消し、変位量を維持するためにピエゾ素子は薄型にする必要がある。
【0008】
しかしながら、ピエゾ素子を薄型にするだけでは耐久性が低下するため、薄型のピエゾ素子を積層にすることで耐久性を補うことが多い。
【0009】
従来ではピエゾ素子は耐久性が非常に高く、故障の可能性は低かったが、ピエゾ素子を積層化することにより、従来の劣化・故障要因に加えて、湿度や粉塵などによる要因が増え、経年劣化の影響が大きくなることが想定される。
【0010】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、出荷時の機体データ(インク吐出量)をもとにインク量を調整するので、インクヘッドの経年劣化が考慮されず、適切な量でインクを吐出することが困難であった。
(【0011】以降は省略されています)
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