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公開番号
2025023332
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2024214323,2020209627
出願日
2024-12-09,2020-12-17
発明の名称
油性化粧料
出願人
花王株式会社
代理人
弁理士法人アルガ特許事務所
主分類
A61K
8/37 20060101AFI20250206BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】短時間で密着感を得ることができ、乾燥感がなく、使用感、色移り防止効果にも優れた油性化粧料を提供する。
【解決手段】次の成分(A)、(B)、(C)及び(E):
(A)一般式(1)で表される構造のイソステアリル基を有する液状エステル化合物、
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025023332000009.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">22</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">170</com:WidthMeasure> </com:Image> (式中、R
1
及びR
2
は、それぞれ炭素数7の分岐の炭化水素基を示しており、互いに同一であっても異なっていてもよい)
(B)シリコーン樹脂、
(C)揮発性油 1~30質量%、
(E)成分(A)以外の不揮発性液状油
を含有し、成分(E)が、(E1)ジメチコン及びフェニル変性シリコーンから選ばれる1種以上の不揮発性液状油を含み、成分(E1)の20℃における粘度が50~100000csである、油性化粧料。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
次の成分(A)、(B)、(C)及び(E):
(A)一般式(1)で表される構造のイソステアリル基を有する液状エステル化合物、
TIFF
2025023332000008.tif
23
170
(式中、R
1
及びR
2
は、それぞれ炭素数7の分岐の炭化水素基を示しており、互いに同一であっても異なっていてもよい)
(B)シリコーン樹脂、
(C)揮発性油 1~30質量%、
(E)成分(A)以外の不揮発性液状油
を含有し、成分(E)が、(E1)ジメチコン及びフェニル変性シリコーンから選ばれる1種以上の不揮発性液状油を含み、成分(E1)の20℃における粘度が50~100000csである、油性化粧料。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
成分(C)に対する成分(A)及び(B)の合計質量割合((A)+(B))/(C)が、1.5~30である請求項1記載の油性化粧料。
【請求項3】
成分(A)の20℃における粘度が2500~1000000mPa・sである請求項1又は2記載の油性化粧料。
【請求項4】
成分(A)が、モノイソステアリン酸ジグリセリル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、ジイソステアリン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、テトライソステアリン酸ジグリセリル、ペンタイソステアリン酸ジペンタエリスリチル、テトライソステアリン酸ペンタエリスリチル、テトライソステアリン酸ジペンタエリスリチル、トリイソステアリン酸ジペンタエリスリチル、及びリンゴ酸ジイソステアリルから選ばれる少なくとも1種である請求項1~3のいずれか1項記載の油性化粧料。
【請求項5】
成分(B)が、トリメチルシロキシケイ酸、及びフッ素変性シリコーン樹脂から選ばれる少なくとも1種である請求項1~4のいずれか1項記載の油性化粧料。
【請求項6】
成分(B)が25℃で固体状である請求項1~5のいずれか1項記載の油性化粧料。
【請求項7】
成分(C)が、揮発性シリコーン油、及び揮発性炭化水素油から選ばれる少なくとも1種である請求項1~6のいずれか1項記載の油性化粧料。
【請求項8】
さらに、(D)着色剤を含有する請求項1~7のいずれか1項記載の油性化粧料。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか1項記載の油性化粧料(但し、W/O乳化系油性化粧料を除く)。
【請求項10】
口唇化粧料である請求項1~9のいずれか1項記載の油性化粧料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、油性化粧料に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、口紅等の油性化粧料では、化粧持続性や、物理的な擦れなどによる二次付着(色移り)防止効果などが求められ、種々の検討がなされている。
例えば、特許文献1には、トリメチルシロキシケイ酸、揮発性炭化水素油、デキストリン脂肪酸エステル、マイクロクリスタリンワックスを含有するペースト状口唇化粧料が、化粧持続性、二次付着(色移り)防止効果を有し、使用感に優れることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-101550号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、皮膜剤としてトリメチルシロキシケイ酸等のシリコーン樹脂を含有する化粧料において、化粧料の粘度を低下させて、伸びや滑らかな使用感を得るために、揮発性油の割合を大きくすると、揮発性油が揮発して色移り防止効果が発現されるまでに時間がかかるという課題があった。また、化粧料中の揮発性油の割合が大きいと、揮発後に肌上に残存する成分が少なくなり、乾燥感が生じるという課題もあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者は、トリメチルシロキシケイ酸等のシリコーン樹脂、揮発性油とともに、特定の液状エステル化合物を組合わせて用いることにより、揮発性油の割合が小さくても、化粧料の粘度を低下させることができるだけでなく、揮発性油の揮発とともに、粘度が急に高くなることから、短時間で密着感を得ることができ、乾燥感がなく、使用感、色移り防止効果にも優れた油性化粧料が得られることを見出した。
【0006】
本発明は、次の成分(A)、(B)及び(C):
(A)一般式(1)で表される構造のイソステアリル基を有する液状エステル化合物、
【0007】
TIFF
2025023332000001.tif
23
170
【0008】
(式中、R
1
及びR
2
は、それぞれ炭素数7の分岐の炭化水素基を示しており、互いに同一であっても異なっていてもよい)
(B)シリコーン樹脂、
(C)揮発性油 1~30質量%
を含有する油性化粧料に関する。
【発明の効果】
【0009】
本発明の油性化粧料は、軽い付け心地で、べたつき感がなく、短時間で密着感が得られ、乾燥感がなく、使用感、色移り防止効果にも優れたものである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本実施形態で用いる成分(A)の液状エステル化合物は、上記一般式(1)で表される構造のイソステアリル基を有する液状エステル化合物である。成分(A)は、20℃で液状のものが好ましく、0℃以下で液状のものがより好ましい。ここで液状とは、流動性等、液体の性状を示すことを指し、ペースト状を含む。
(【0011】以降は省略されています)
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