TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025019898
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023123788
出願日
2023-07-28
発明の名称
画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/21 20060101AFI20250131BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】 経時色変動を考慮したキャリブレーションを行うためには、待機時間分だけ待つ必要があった。
【解決手段】 上本発明に掛かる画像処理装置は、画像データを入力する入力手段と、第一の記録媒体における印刷画像の経時色変動特性に基づき、第二の記録媒体の経時色変動に対応する色変換を前記画像データに行う色変換手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
画像データを入力する入力手段と、
第一の記録媒体における印刷画像の経時色変動特性に基づき、第二の記録媒体の経時色変動に対応する色変換を前記画像データに行う色変換手段と
を有することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記経時色変動特性は、前記第一の記録媒体に印刷された色が安定する前の第一の時間から、該色が安定した後の第二の時間までの色変動特性であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記色変換に用いる色変換テーブルを前記記録媒体ごとに保持する保持手段を有し、
前記色変換は、前記画像データを前記第二の記録媒体を用いて前記第二の時間までの色変動特性に応じて印刷する際の印刷条件に対応する前記色変換テーブルが保持されていない場合に行われることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記第二の記録媒体に印刷されたカラーチャートを前記第一の時間に測色して得られる測色情報を取得する取得手段を有し、
前記色変換手段は、前記経時色変動特性を前記測色情報に加えて前記印刷条件に対応する前記色変換テーブルを作成し、作成した色変換テーブルを用いて前記色変換を行うことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記カラーチャートは、インクによって画像形成され、前記インクは沸点が250℃以上の水溶性有機溶剤を含有していることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記第一の時間は、印刷から1分以下であることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記第二の記録媒体は、低吸収性記録媒体であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記低吸収性記録媒体は、ブリストー(Bristow)法において接触開始から30msec1/2までの水吸収量が4mL/m
2
以上10mL/m
2
以下であることを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記第一の記録媒体は、記録媒体としての分類が前記第二の記録媒体と同じであることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項10】
コンピュータを、請求項1に記載された画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は,画像の経時的な色変動を考慮した色変換処理に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
インクジェット方式、電子写真方式、各種オフセット方式など様々な画像記録方法において、印刷直後の出力物の色と、一定時間を置いた後の色に差が生じる経時色変動現象が発生する場合がある。このような現象の対策としてキャリブレーションが行われる。キャリブレーションでは、印刷装置でカラーチャートを記録し、これを測定器を用いて測色される。そして、測色された測色値と出力されるべき目標の色や濃度との差に応じて、色変換テーブルなどの画像処理パラメータを作成ないし更新する。
【0003】
ところで、キャリブレーションにおいて、チャートを記録した時にその濃度ないし色が安定するまでに長い時間を要することがある。そのため、パッチを記録した後に直ちに測色を行うと、その測色結果がその時の記録装置の実際の記録特性を表しておらず、結果としてキャリブレーションによって更新された画像処理パラメータが適切でないものとなることがある。また、濃度ないし色が安定するまでの時間は、印刷媒体やインクセットの種類に応じて大きく異なることも知られている。
【0004】
特許文献1には、印刷媒体に記録された画像の色変化が安定するまでに必要な待機時間(色安定時間)を検知したのちに、対象となる印刷媒体の目標濃度値を設定することが開示されている。また、特許文献2には、画像形成装置が再現する色域全体の中の限られた一部の色について色変動を監視して、色域全体の色変動を予測することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-184902号公報
特開2013-56468号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に開示されている方法では、印刷媒体に応じた経時色変動の待機時間を設定して適切なキャリブレーションが実行できるものの、待機時間分だけ待つ必要があった。また、特許文献2に開示されている方法では、濃度ないし色が安定するまでの時間が比較的長い印刷媒体、例えば、色安定に数日から1週間を要する印刷媒体の場合、装置内で監視し続けることは困難であり、やはり長時間待機しなければならない場合もある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を鑑み、本発明に掛かる画像処理装置は、画像データを入力する入力手段と、第一の記録媒体における印刷画像の経時色変動特性に基づき、第二の記録媒体の経時色変動に対応する色変換を前記画像データに行う色変換手段とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、長時間を要せずに経時色変動を考慮したキャリブレーションを行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
インクジェット記録装置の構成の一例を示す模式図。
インクジェット記録装置の機能構成を示すブロック図。
インクジェット記録装置におけるプリンタ制御部のブロック図。
記録データ生成部で行う画像処理のフローチャート。
色ずれ補正処理で行う色調整の構成を示すブロック図。
経時色変動用キャリブレーション処理のフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、好適な実施の形態を挙げて、本発明を詳細に説明する。本発明の範囲は、以下の説明によって限定されるものではなく、また、本実施の形態で説明される構成の全てが本発明に必須の構成要件ではなく適宜組み合わせてよい。また、記録装置としてインクジェット記録装置を用いて説明するが、電子写真方式、各種オフセット方式を用いた記録装置でもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
東レ株式会社
凸版印刷版原版
3か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
3か月前
シヤチハタ株式会社
反転式印判
2か月前
独立行政法人 国立印刷局
印刷物
1日前
日本製紙株式会社
感熱記録体
15日前
独立行政法人 国立印刷局
記録媒体
1か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
14日前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
21日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
印刷制御装置
3か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
フジコピアン株式会社
中間転写シート
2か月前
キヤノン株式会社
印刷システム
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
1か月前
フジコピアン株式会社
熱転写記録媒体
4か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
28日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
29日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成システム
3か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
2日前
ベルク工業有限会社
静電成膜装置
29日前
株式会社リコー
液体を吐出する装置
1か月前
イーデーエム株式会社
プリンタ装置
3か月前
株式会社リコー
液体を吐出する装置
1か月前
デュプロ精工株式会社
孔版印刷装置
22日前
株式会社リコー
液体吐出方法
7日前
キヤノン株式会社
印刷制御システム
3か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1日前
シャープ株式会社
画像形成装置
11日前
ブラザー工業株式会社
液体容器
29日前
イーデーエム株式会社
熱転写プリンタ
21日前
続きを見る
他の特許を見る