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公開番号2025016926
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-05
出願番号2023119740
出願日2023-07-24
発明の名称食材の濯ぎ機及び洗浄濯ぎ装置
出願人吉泉産業株式会社
代理人弁理士法人 丸山国際特許事務所
主分類A23N 12/02 20060101AFI20250129BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】本発明は、籠に大量の食材を入れても、食材を濯ぐことができ、また、食材が少ない場合には籠内で食材が偏ることを防止できる食材の濯ぎ機を提供する。
【解決手段】本発明に係る濯ぎ機40は、食材Fが投入される投入口21が上部に形成され、籠通水孔22を具える籠20と、籠を収容する濯ぎ槽41と、濯ぎ槽に濯ぎ液Rを注水する濯ぎ用注水手段47と、を具え、濯ぎ槽に籠を収容し、濯ぎ槽に濯ぎ液を注入することで食材を濯ぐ食材の濯ぎ機であって、籠の上側から投入口を覆うように装着され、蓋通水孔44を有する濯ぎ用通水蓋43を有し、籠は、食材が入れられた状態で濯ぎ用通水蓋により投入口が塞がれ、濯ぎ用通水蓋で塞がれた籠は、濯ぎ用昇降手段により濯ぎ液が溜められた濯ぎ槽に沈められて、濯ぎ用通水蓋の上から濯ぎ用注水手段により濯ぎ液を注水しつつ、濯ぎ用昇降手段により籠を濯ぎ槽内で上下に動かしながら食材の濯ぎを行なう。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
食材が投入される投入口が上部に形成され、側面及び/又は底面が通水性を有する籠通水孔を具える籠と、
前記籠を収容する濯ぎ槽と、
前記濯ぎ槽に濯ぎ液を注水する濯ぎ用注水手段と、
前記籠を保持し、前記濯ぎ槽に沈める濯ぎ用昇降手段と、
を具え、
前記濯ぎ槽に前記籠を収容し、前記濯ぎ槽に前記濯ぎ液を注入することで前記食材を濯ぐ食材の濯ぎ機であって、
前記籠の上側から前記投入口を覆うように装着され、通水性を有する蓋通水孔を有する濯ぎ用通水蓋を有し、
前記籠は、前記食材が入れられた状態で前記濯ぎ用通水蓋により前記投入口が塞がれ、
前記濯ぎ用通水蓋で塞がれた前記籠は、前記濯ぎ用昇降手段により前記濯ぎ液が溜められた前記濯ぎ槽に沈められて、前記濯ぎ用通水蓋の上から前記濯ぎ用注水手段により前記濯ぎ液を注水しつつ、前記濯ぎ用昇降手段により前記籠を前記濯ぎ槽内で上下に動かしながら前記食材の濯ぎを行なう、
食材の濯ぎ機。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記濯ぎ用通水蓋を保持し、前記濯ぎ槽に前記籠が沈められるときに、前記濯ぎ用通水蓋で前記投入口を塞ぐ濯ぎ用通水蓋昇降手段を有する、
請求項1に記載の食材の濯ぎ機。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の食材の濯ぎ機と、
前記濯ぎ機の上流側に、前記籠を収容する洗浄槽と、前記洗浄槽に洗浄液を注水する濯ぎ用注水手段とを具え、前記洗浄槽に前記籠を収容し、前記濯ぎ槽に前記洗浄液を注入することで前記食材を濯ぐ食材の洗浄機と、
を含む洗浄濯ぎ装置であって、
前記洗浄機は、
前記籠の上側から前記投入口を覆うように装着され、通水性を有する蓋通水孔を有する洗浄用通水蓋を有し、
前記籠は、前記食材が入れられた状態で前記洗浄用通水蓋により前記投入口が塞がれ、
前記洗浄用通水蓋で塞がれた前記籠は、前記洗浄液が溜められた前記洗浄槽に沈められて、前記洗浄用通水蓋の上から前記洗浄用注水手段により前記洗浄液を注水することで前記食材の洗浄が行なわれる、
食材の洗浄濯ぎ装置。
【請求項4】
前記洗浄機は、前記籠を保持し、前記洗浄槽に沈める洗浄用昇降手段を有し、
前記洗浄用通水蓋で塞がれた前記籠は、前記洗浄液が溜められた前記洗浄槽に沈められて、前記洗浄用通水蓋の上から前記洗浄用注水手段により前記洗浄液を注水しつつ、前記洗浄用昇降手段により前記籠を前記洗浄槽内で上下に動かしながら前記食材の洗浄を行なう、
請求項3に記載の食材の洗浄濯ぎ装置。
【請求項5】
前記洗浄機は、前記洗浄用通水蓋を保持し、前記洗浄槽に前記籠が沈められるときに、前記洗浄用通水蓋で前記投入口を塞ぐ洗浄用通水蓋昇降手段を有する、
請求項4に記載の食材の洗浄濯ぎ装置。
【請求項6】
前記籠を、前記洗浄機に移送し、前記洗浄機から前記濯ぎ機に移送し、前記濯ぎ機から搬出する搬送手段を有する、
請求項5に記載の食材の洗浄濯ぎ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、野菜等の食材の濯ぎを行なう濯ぎ機、及び、洗浄と濯ぎを行なう洗浄濯ぎ装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
ネギ、キャベツ、にんじんなどのカット野菜等の食材を洗浄する洗浄機が提案されている。たとえば、特許文献1では、洗浄籠に食材を投入し、蓋体を装着した状態で洗濯機の如き洗浄機に洗浄籠を収容し、食材を洗浄液で洗浄している。蓋体は、洗浄中に食材が洗浄籠から飛散することを防止する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3210319号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
より多くの食材を洗浄、濯ぎ等するには、洗浄籠に多くの食材を投入することが有効である。しかしながら、特許文献1の洗浄機は、洗浄籠の上部が非透水性の蓋体により覆われているから、大量の食材を入れて洗浄を行なった場合、内部まで洗浄液が流通せず、また、内部の食材に十分に洗浄液が届かないから、食材の洗浄が不十分になる。また、同様の要領で、濯ぎ液を入れても、内部の食材に濯ぎ液が届かないから、濯ぎを十分に行なうこともできない。
【0005】
また、洗浄籠は洗浄機内で回転するが、洗浄籠に投入される食材が少ない場合に、洗浄籠内で食材が偏ってしまい、脱水等の際に洗浄籠が偏心回転して洗浄機が大きく揺れてしまうことがある。
【0006】
本発明の目的は、籠に大量の食材を入れても、食材を濯ぐことができ、また、食材が少ない場合には籠内で食材が偏ることを防止できる食材の濯ぎ機及び濯ぎと洗浄ができる洗浄濯ぎ装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の食材の濯ぎ機は、
食材が投入される投入口が上部に形成され、側面及び/又は底面が通水性を有する籠通水孔を具える籠と、
前記籠を収容する濯ぎ槽と、
前記濯ぎ槽に濯ぎ液を注水する濯ぎ用注水手段と、
前記籠を保持し、前記濯ぎ槽に沈める濯ぎ用昇降手段と、
を具え、
前記濯ぎ槽に前記籠を収容し、前記濯ぎ槽に前記濯ぎ液を注入することで前記食材を濯ぐ食材の濯ぎ機であって、
前記籠の上側から前記投入口を覆うように装着され、通水性を有する蓋通水孔を有する濯ぎ用通水蓋を有し、
前記籠は、前記食材が入れられた状態で前記濯ぎ用通水蓋により前記投入口が塞がれ、
前記濯ぎ用通水蓋で塞がれた前記籠は、前記濯ぎ用昇降手段により前記濯ぎ液が溜められた前記濯ぎ槽に沈められて、前記濯ぎ用通水蓋の上から前記濯ぎ用注水手段により前記濯ぎ液を注水しつつ、前記濯ぎ用昇降手段により前記籠を前記濯ぎ槽内で上下に動かしながら前記食材の濯ぎを行なう。
【0008】
前記濯ぎ用通水蓋を保持し、前記濯ぎ槽に前記籠が沈められるときに、前記濯ぎ用通水蓋で前記投入口を塞ぐ濯ぎ用通水蓋昇降手段を有することができる。
【0009】
また、本発明の食材の洗浄濯ぎ装置は、
上記に記載の食材の濯ぎ機と、
前記濯ぎ機の上流側に、前記籠を収容する洗浄槽と、前記洗浄槽に洗浄液を注水する濯ぎ用注水手段とを具え、前記洗浄槽に前記籠を収容し、前記濯ぎ槽に前記洗浄液を注入することで前記食材を濯ぐ食材の洗浄機と、
を含む洗浄濯ぎ装置であって、
前記洗浄機は、
前記籠の上側から前記投入口を覆うように装着され、通水性を有する蓋通水孔を有する洗浄用通水蓋を有し、
前記籠は、前記食材が入れられた状態で前記洗浄用通水蓋により前記投入口が塞がれ、
前記洗浄用通水蓋で塞がれた前記籠は、前記洗浄液が溜められた前記洗浄槽に沈められて、前記洗浄用通水蓋の上から前記洗浄用注水手段により前記洗浄液を注水することで前記食材の洗浄が行なわれる。
【0010】
前記洗浄機は、前記籠を保持し、前記洗浄槽に沈める洗浄用昇降手段を有し、
前記洗浄用通水蓋で塞がれた前記籠は、前記洗浄液が溜められた前記洗浄槽に沈められて、前記洗浄用通水蓋の上から前記洗浄用注水手段により前記洗浄液を注水しつつ、前記洗浄用昇降手段により前記籠を前記洗浄槽内で上下に動かしながら前記食材の洗浄を行なう。
(【0011】以降は省略されています)

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