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公開番号
2025003376
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2024098403
出願日
2024-06-19
発明の名称
ポリアミン粉末
出願人
池田食研株式会社
代理人
主分類
A23L
33/00 20160101AFI20241226BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】 本発明では、安定化されたポリアミン粉末を提供する。
【解決手段】 ポリアミンと、増粘多糖類、多糖アルコール及び核酸からなる群より選ばれる一種以上とを含む混合液を、乾燥することで、安定化されたポリアミン粉末を製造できることを見出し、本発明を完成した。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ポリアミンと、増粘多糖類、多糖アルコール及び核酸からなる群より選ばれる一種以上とを含む混合液を、乾燥することを特徴とする、ポリアミン粉末の製造方法。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
混合液のpHが酸性である、請求項1記載のポリアミン粉末の製造方法。
【請求項3】
ポリアミンに、増粘多糖類、多糖アルコール及び核酸からなる群より選ばれる一種以上を含有させた混合液を、乾燥することを特徴とする、ポリアミン粉末の安定化方法。
【請求項4】
混合液のpHが酸性である、請求項3記載のポリアミン粉末の安定化方法。
【請求項5】
ポリアミンと、増粘多糖類、多糖アルコール及び核酸からなる群より選ばれる一種以上とを含む、ポリアミン粉末。
【請求項6】
溶解後の水溶液が酸性を呈する、請求項5記載のポリアミン粉末。
【請求項7】
オルニチン、アルギニン及びリジンからなる群より選ばれる一種以上を含む発酵用原料をポリアミン生産菌により発酵させることによって、ポリアミンを生成させることを特徴とする、ポリアミンの製造方法。
【請求項8】
オルニチン、アルギニン及びリジンからなる群より選ばれる一種以上を含む発酵用原料をポリアミン生産菌により発酵させることによって得られたポリアミンと、増粘多糖類、多糖アルコール及び核酸からなる群より選ばれる一種以上とを含む、ポリアミン粉末。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、安定化されたポリアミン粉末等に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
プトレシン、スペルミン、スペルミジン等のポリアミンは、核酸の合成や安定化、細胞の増殖や分化等に関与し、抗老化作用等の機能性を有することが報告されている。
【0003】
プトレシンの製造方法としては、テトラジェノコッカス・ハロフィラスPAM-26株を用いる方法(特許文献1)、レビラクトバチルス・パウシボランスN36株又はN50株を用いる方法(特許文献2)が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6479396号公報
特開2022-178026号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明では、安定化されたポリアミン粉末を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
発明者らは、ポリアミンと、増粘多糖類、多糖アルコール及び核酸からなる群より選ばれる一種以上とを含む混合液を、乾燥することで、安定化されたポリアミン粉末を製造できることを見出し、本発明を完成した。
【0007】
すなわち、本発明は、以下の[1]~[8]の態様に関する。
[1]ポリアミンと、増粘多糖類、多糖アルコール及び核酸からなる群より選ばれる一種以上とを含む混合液を、乾燥することを特徴とする、ポリアミン粉末の製造方法。
[2]混合液のpHが酸性である、[1]記載のポリアミン粉末の製造方法。
[3]ポリアミンに、増粘多糖類、多糖アルコール及び核酸からなる群より選ばれる一種以上を含有させた混合液を、乾燥することを特徴とする、ポリアミン粉末の安定化方法。
[4]混合液のpHが酸性である、[3]記載のポリアミン粉末の安定化方法。
[5]ポリアミンと、増粘多糖類、多糖アルコール及び核酸からなる群より選ばれる一種以上とを含む、ポリアミン粉末。
[6]溶解後の水溶液が酸性を呈する、[5]記載のポリアミン粉末。
[7]オルニチン、アルギニン及びリジンからなる群より選ばれる一種以上を含む発酵用原料をポリアミン生産菌により発酵させることによって、ポリアミンを生成させることを特徴とする、ポリアミンの製造方法。
[8]オルニチン、アルギニン及びリジンからなる群より選ばれる一種以上を含む発酵用原料をポリアミン生産菌により発酵させることによって得られたポリアミンと、増粘多糖類、多糖アルコール及び核酸からなる群より選ばれる一種以上とを含む、ポリアミン粉末。
【発明の効果】
【0008】
本発明によって、安定化されたポリアミン粉末を簡便に製造できるようになり、医薬品や機能性食品等、広く利用可能なポリアミン粉末を提供できると共に、ポリアミン粉末の安定化方法を提供できる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明では、ポリアミンと、増粘多糖類、多糖アルコール及び核酸からなる群より選ばれる一種以上とを含む混合液を、乾燥することで、ポリアミン粉末を製造でき、乾燥は、ドラムドライ、エアードライ、スプレードライ、真空乾燥及び/又は凍結乾燥等により行うことができ、増粘多糖類、多糖アルコール及び核酸からなる群より選ばれる一種以上を含有させることで、ポリアミン粉末を安定化することができ、保存安定性の高いポリアミン粉末が得られる。
【0010】
本発明に記載の増粘多糖類としては、アルギン酸、アカシアガム、ガティガム、キサンタンガム、ゲランガム、トラントガム、カラギーナン、ペクチン、酸化デンプン等の酸性多糖類が好ましく、酸性多糖類とは、カルボキシ基、リン酸基及び/又は硫酸エステル基を含む多糖類を意味する。増粘多糖類含有量は、ポリアミン粉末が安定化できる量であれば特に限定されないが、ポリアミン1重量部に対して0.1~30重量部が好ましく、0.2~25重量部がより好ましく、0.5~20重量部がさらに好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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