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公開番号
2025023419
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-17
出願番号
2023127523
出願日
2023-08-04
発明の名称
飲料
出願人
アサヒ飲料株式会社
代理人
個人
主分類
A23L
2/00 20060101AFI20250207BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】おいしさ、香ばしさ及びすっきり感を維持し、又は向上させることにより嗜好性の高い飲料を提供すること。
【解決手段】本発明の飲料は、フラネオールを50~1000ppbの割合で含有する飲料であって、3-メチルピリジンを1~500ppbの割合で含有する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
フラネオールを50~1000ppbの割合で含有する飲料であって、3-メチルピリジンを1~500ppbの割合で含有する、飲料。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記フラネオールを50~300ppbの割合で含有する、請求項1に記載の飲料。
【請求項3】
前記3-メチルピリジンを1~100ppbの割合で含有する、請求項1に記載の飲料。
【請求項4】
前記フラネオールと前記3-メチルピリジンとの質量比が、1:0.003~1:5である、請求項1に記載の飲料。
【請求項5】
焙煎された植物の抽出液を含む、請求項1に記載の飲料。
【請求項6】
フラネオールを50~1000ppbの割合で含有する飲料に、3-メチルピリジンの割合が1~500ppbとなるように添加する、飲料の風味改善方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
茶葉や穀物等の植物原料からの抽出液を含む飲料は、そのおいしさ、香ばしさ等の嗜好性や飲みやすさ等の止渇性により、消費者に幅広く受け入れられている飲料のひとつである。そして、このような飲料のうち、複数の原料からの抽出液を含む飲料は、原料由来の様々な成分を手軽に摂取できるため、健康志向の消費者から強く支持されている。
【0003】
ここで、複数の植物原料からの抽出液を含む飲料は、単一の植物原料からなる飲料に比べて複雑な味や香りを有している。そのため、そのような飲料の嗜好性を高めるために、甘く香ばしい香りを増やすことが求められている。
【0004】
たとえば、飲料の甘く香ばしい香りを増強するためフラネオール、ソトロン、バニリンなどの香気成分を添加した茶飲料が開示されている(例えば、特許文献1及び2等)。
【0005】
しかしながら、上述のような香気成分を添加すると、飲料の甘い香りが高められる一方で香ばしさが損なわれやすく、甘さが口残りしやすくなることから、嗜好性が低下しやすい。そのため、香気成分由来の甘さのみが向上することを抑制し、香ばしさを向上させて、嗜好性の高い飲料とするための技術についてはさらに検討の余地がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2022-127472号公報
特開2018-174743号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、おいしさ、香ばしさ及びすっきり感を維持し、又は向上させることにより嗜好性の高い飲料を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、鋭意検討の結果、フラネオールを含有する飲料に、3-メチルピリジンを添加することにより、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。具体的には、本発明は、以下の[1]~[6]のように構成される。
【0009】
[1]フラネオールを50~1000ppbの割合で含有する飲料であって、3-メチルピリジンを1~500ppbの割合で含有する、飲料。
[2]前記フラネオールを50~300ppbの割合で含有する、[1]に記載の飲料。
[3]前記3-メチルピリジンを1~100ppbの割合で含有する、[1]に記載の飲料。
[4]前記フラネオールと前記3-メチルピリジンとの質量比が、1:0.003~1:5である、[1]に記載の飲料。
[5]焙煎された植物の抽出液を含む、[1]に記載の飲料。
[6]フラネオールを50~300ppbの割合で含む飲料に、3-メチルピリジンの割合が1~500ppbとなるように添加する、飲料の風味改善方法。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、おいしさ、香ばしさ及びすっきり感を維持し、又は向上させることにより嗜好性の高い飲料を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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