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公開番号2025031081
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023137061
出願日2023-08-25
発明の名称飲料
出願人日本メナード化粧品株式会社
代理人
主分類A23L 2/52 20060101AFI20250228BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】
本発明は、バコパモニエラ抽出物とN-アセチルグルコサミンを含有することによるグリシルプロリン含有コラーゲンペプチド特有の臭い及び苦味を低減した飲料、並びにバコパモニエラ抽出物とN-アセチルグルコサミンを含有することによるグリシルプロリン含有コラーゲンペプチド特有の臭い及び苦味を低減する方法を提供する。
【解決手段】
次の成分(A)~(C);
(A)グリシルプロリン含有コラーゲンペプチド
(B)バコパモニエラ抽出物
(C)N-アセチルグルコサミン
を含有することで、グリシルプロリン含有コラーゲンペプチド特有の臭い及び苦味を低減させることを特徴とする飲料を提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
次の成分(A)~(C);
(A)グリシルプロリン含有コラーゲンペプチド
(B)バコパモニエラ抽出物
(C)N-アセチルグルコサミン
を含有することを特徴とする飲料。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
成分(A)~(C)の含有量が
(A)グリシルプロリン含有コラーゲンペプチド 0.1~11重量%
(B)バコパモニエラ抽出物 0.003~0.5重量%
(C)N-アセチルグルコサミン 0.5~7重量%
であることを特徴とする請求項1記載の飲料。
【請求項3】
飲料中に含まれるグリシルプロリンの含量が0.001~0.55重量%である請求項1又は2記載の飲料。
【請求項4】
バコパモニエラ抽出物及びN-アセチルグルコサミンを含有することによるグリシルプロリン含有コラーゲンペプチド特有の臭い及び苦味を低減する方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、グリシルプロリン含有コラーゲンペプチドを含む飲料に関し、さらに詳細にはグリシルプロリン含有コラーゲンペプチド特有の臭い及び苦味を低減させた飲料に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
コラーゲンは、蛋白質の一種で、人体の蛋白質全体の約30%を占めており、人の皮膚や靭帯、骨、軟骨、血管、角膜等の体のあらゆる組織を構成している。特に、皮膚においては、真皮層に多く存在し、皮膚の保水性や弾力性に大きく関与していると考えられている。体内のコラーゲン量は加齢に伴い減少するため、肌の保水力や弾力を保つ目的で、従来からコラーゲンは各種飲食品に利用されてきた。
【0003】
コラーゲンやコラーゲンの熱変性物であるゼラチンは、牛や豚等の皮や骨等から抽出されて工業的に生産されるものが多かったが、近年では、家畜伝染病等の影響により、安全性の面から魚類の鱗や皮等から抽出された魚由来のコラーゲンも多く利用されている。
【0004】
コラーゲンペプチドは、コラーゲンやゼラチンを酵素等で分解し、低分子化したものであり、美容や関節への効果が知られている。これまでにコラーゲンペプチドを配合した多種多様な商品が販売されている。
【0005】
一方、ジペプチドであるグリシルプロリンは、近年、研究が進められており、コラーゲンの産生を促進することが知られている(特許文献1及び2)。グリシルプロリンはコラーゲンペプチドを酵素等で加水分解することで得られるが、グリシルプロリンを含有するコラーゲンペプチドは、特有の臭い(原料由来の魚や獣の生臭さ)や苦味があり、飲料に配合した場合には、それらが風味に影響を与えるおそれがある。
【0006】
しかしながら、飲料において、このようなグリシルプロリン含有コラーゲンペプチドに起因する、特有の臭い及び苦味を低減する技術はこれまで検討されていない。グリシルプロリン含有コラーゲンペプチドの継続的な摂取を可能とするために、グリシルプロリン含有コラーゲンペプチドに起因する特有の臭い及び苦味を低減できる新たな技術の開発が望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2011-105623号公報
特許第6606378号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明における課題は、グリシルプロリン含有コラーゲンペプチド特有の臭い及び苦味が低減された飲みやすい飲料を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
かかる事情に鑑み、本発明者らは鋭意検討した結果、成分(A)グリシルプロリン含有コラーゲンペプチドを含有する飲料において、下記成分(B)、(C):
(B)バコパモニエラ抽出物
(C)N-アセチルグルコサミン
を含有させることにより、グリシルプロリン含有コラーゲンペプチド特有の臭い及び苦味を低減できることを見出し、本発明を完成させた。
【発明の効果】
【0010】
本発明は、グリシルプロリン含有コラーゲンペプチド特有の臭い及び苦味を低減することに優れている。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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