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公開番号
2025005430
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2024102521
出願日
2024-06-26
発明の名称
経口組成物
出願人
株式会社東洋新薬
代理人
主分類
A23L
33/17 20160101AFI20250108BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】本発明は、ケラチンを含有し、製造性が良好で、服用感に優れた経口組成物を得ることを目的とする。
【解決手段】(A)ケラチンと、(B)滑沢剤及び/又は(C)賦形剤とを含有することを特徴とする経口組成物、若しくは、(A)ケラチンと(E)緑葉素材とを含有することを特徴とする経口組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)ケラチンと、(B)滑沢剤及び/又は(C)賦形剤を含有することを特徴とする経口組成物。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
(A)ケラチンと、(B)滑沢剤及び/又は(C)賦形剤と、(D)流動化剤を含有し、(A)ケラチンを1質量%以上含有し、形態が錠剤、顆粒剤又はカプセル剤であることを特徴とする経口組成物。
【請求項3】
(A)ケラチンと、(B)滑沢剤及び/又は(C)賦形剤と、(D)流動化剤を含有し、(A)ケラチンを20質量%以上含有し、形態が錠剤であり、硬度が5~30kgfであることを特徴とする経口組成物。
【請求項4】
(A)ケラチンと、(E)緑葉素材とを含有することを特徴とする経口組成物。
【請求項5】
(A)ケラチンと、(B)滑沢剤及び/又は(C)賦形剤を含有し、前記(C)賦形剤として還元麦芽糖を含有することを特徴とする錠剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ケラチンを含有する経口組成物に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
ケラチンは硬タンパク質の一つで、毛髪、爪、皮膚などの構造タンパク質の総称である。ケラチンは、保湿作用、皮膚老化防止作用、抗炎症作用を有することが知られており、化粧品や健康食品等に用いられている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-095913
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ケラチンは接着性が低いことから、ケラチンを含有する錠剤などを製造する場合、製造性の点で課題がある。また、ケラチンは特有の風味を有するものであり、経口摂取する場合、呈味の点でも課題がある。
【0005】
上記課題を解決するために、本発明者らは鋭意検討を行った結果、ケラチンと、特定の他の成分とを含有することで、製造性が良好で、服用感に優れた経口組成物を製造できることを見出し、本発明に至った。
【0006】
すなわち、本発明は、以下のとおりのものである。
[1](A)ケラチンと、(B)滑沢剤及び/又は(C)賦形剤を含有することを特徴とする経口組成物。
[2](A)ケラチンと、(B)滑沢剤及び/又は(C)賦形剤を含有し、(A)ケラチンを1質量%以上含有することを特徴とする経口組成物。
[3](A)ケラチンと、(B)滑沢剤及び/又は(C)賦形剤を含有し、さらに(D)流動化剤を含有することを特徴とする経口組成物。
[4](A)ケラチンと、(B)滑沢剤及び/又は(C)賦形剤を含有し、形態が錠剤、顆粒剤又はカプセル剤であることを特徴とする経口組成物。
[5](A)ケラチンと、(B)滑沢剤及び/又は(C)賦形剤を含有し、(A)ケラチンを1質量%以上含有し、形態が錠剤、顆粒剤又はカプセル剤であることを特徴とする経口組成物。
[6](A)ケラチンと、(B)滑沢剤及び/又は(C)賦形剤を含有し、(A)ケラチンを20質量%以上含有し、形態が錠剤、顆粒剤又はカプセル剤であることを特徴とする経口組成物。
[7](A)ケラチンと、(B)滑沢剤及び/又は(C)賦形剤を含有し、(A)ケラチンを20質量%以上含有し、形態が錠剤であり、硬度が5~30kgfであることを特徴とする経口組成物。
[8](A)ケラチンと、(B)滑沢剤及び/又は(C)賦形剤と、(D)流動化剤を含有し、(A)ケラチンを1質量%以上含有し、形態が錠剤、顆粒剤又はカプセル剤であることを特徴とする経口組成物。
[9](A)ケラチンと、(B)滑沢剤及び/又は(C)賦形剤と、(D)流動化剤を含有し、(A)ケラチンを20質量%以上含有し、形態が錠剤、顆粒剤又はカプセル剤であることを特徴とする経口組成物。
[10](A)ケラチンと、(B)滑沢剤及び/又は(C)賦形剤と、(D)流動化剤を含有し、(A)ケラチンを20質量%以上含有し、形態が錠剤であり、硬度が5~30kgfであることを特徴とする経口組成物。
[11](A)ケラチンと、(E)緑葉素材とを含有することを特徴とする経口組成物。
[12](A)ケラチンと、(E)緑葉素材とを含有し、(A)ケラチンを1質量%以上含有することを特徴とする経口組成物。
[13](A)ケラチンと、(E)緑葉素材とを含有し、(A)ケラチンを1質量%以上含有し、形態が錠剤、顆粒剤又はカプセル剤であることを特徴とする経口組成物。
[14](A)ケラチンと、(B)滑沢剤及び/又は(C)賦形剤と、(E)緑葉素材を含有することを特徴とする経口組成物。
[15](A)ケラチンと、(B)滑沢剤及び/又は(C)賦形剤と、(E)緑葉素材を含有し、(A)ケラチンを1質量%以上含有し、形態が錠剤、顆粒剤又はカプセル剤であることを特徴とする経口組成物。
[16](A)ケラチンと、(B)滑沢剤及び/又は(C)賦形剤を含有し、前記(C)賦形剤として還元麦芽糖を含有することを特徴とする錠剤。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ケラチンと、滑沢剤及び/又は賦形剤とを含有すること、若しくは、ケラチンと緑葉素材とを含有することにより、製造性が良好で、服用感に優れた経口組成物を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を詳細に説明する。なお、本発明は、下記の実施の形態に限定されるものではない。
【0009】
(A)ケラチン
ケラチンとは、硬タンパク質の一つで、毛髪、爪、皮膚などの構造タンパク質の総称である。本発明におけるケラチンとしては、ケラチンを含む物質であれば、特に限定されず、例えば、市販品を使用することができる。また、本発明のケラチンとしては、ケラチン分解物も含まれる。
【0010】
本発明におけるケラチンの原料としては、羊毛、馬毛などの動物の毛、動物の爪、角、ひずめ、鳥類の羽、魚類の鱗等を用いることができ、特に限定されないが、得られる組成物の製造性向上、呈味改善の観点から、動物の毛、鳥類の羽を用いることが好ましく、羊毛、鳥類の羽を用いることが特に好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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