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公開番号
2024165195
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023081128
出願日
2023-05-16
発明の名称
麺塊剥離方法
出願人
明星食品株式会社
代理人
主分類
A23L
7/109 20160101AFI20241121BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】熱風乾燥による乾燥麺塊の製造において、乾燥の過程で麺線群の表面と枠体の表面との間で固着が生じた場合、熱風乾燥処理後において当該枠体から麺線群を乾燥後の麺塊を回収するため、乾燥後の麺塊を枠体から剥離する方法を開発する。
【解決手段】熱風乾燥麺塊の製造方法において、生又はα化後の麺線群を下方が通気性を有する枠体に収納し、所定の熱風乾燥処理の後、枠体下方から気体を供給することによって枠体から麺塊を剥離する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
熱風乾燥麺塊の製造方法において、生又はα化後の麺線群を下方が通気性を有する枠体に収納し、所定の熱風乾燥処理の後、枠体下方から気体を供給することによって枠体から麺塊を剥離する工程を含む熱風乾燥麺塊の製造方法。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の製造方法により製造される熱風乾燥麺塊。
【請求項3】
熱風乾燥麺塊の製造において、生又はα化後の麺線群を下方が通気性を有する枠体に収納し、所定の熱風乾燥処理の後、枠体下方から気体を供給することによって枠体から麺塊を剥離する、枠体からの麺塊の剥離方法。
【請求項4】
前記枠体下方からの気体供給が、枠体下面を1又は複数のスポット状の気体を供給することによって行われる請求項1に記載の熱風乾燥麺塊の製造方法。
【請求項5】
前記枠体下方からの気体供給が、枠体下面を当該気体供給が横断するように行われる請求項4に記載の熱風乾燥麺塊の製造方法。
【請求項6】
枠体から麺塊を剥離後、さらに熱風乾燥処理を行う請求項1に記載の熱風乾燥麺塊の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はα化後の麺線群を枠体に収納して熱風乾燥して乾燥麺塊を製造する際の枠体から麺塊の剥離方法に関するものである。
のである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
即席麺に利用される熱風乾燥タイプ(ノンフライタイプ)の乾燥麺塊の製造においては、まず、小麦粉等の粉体と練水を混練しドウを形成させ、当該ドウを圧延→切出しして生麺線を調製する。次に、当該麺線群を蒸煮した後、多孔性の枠体(リテーナとも称される)に蒸煮後の麺線を収納して、一般的には40℃~160℃程度の熱風(熱風、過熱蒸気等)により10~180分程度かけて、麺線の水分を5~13%程度に乾燥して麺塊を完成させる。
【0003】
一方、この熱風乾燥麺塊の製造においては乾燥時間がある程度の時間が必要であることも多く、当該乾燥の過程で麺線群の表面と枠体の表面との間で固着が生じ、当該枠体から麺線群を回収するためには、乾燥後の麺塊を枠体から剥離することが必要となっていた。特に過熱蒸気を利用して熱風乾燥する場合、固着の問題がより生じやすかった。
【0004】
このような固着の剥離をするための方法として、従来まで、枠体に物理的な衝撃を加えることによって固着を剥すといった方法が一般的に用いられていた。一方、このような枠体から麺塊の剥離の方法について記載する先行特許はほとんど無く、熱風乾燥麺塊に関する先行技術としては、例えば以下の特許文献1に記載するように熱風乾燥時の乾燥ムラを防止する等の熱風乾燥時の課題を解決するものが多い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実公平7-53508
【0006】
一方、上述の枠体への物理的な衝撃を加える方法によっては、麺塊の破損を伴う場合もあり、他の方法の検討する余地があり得るところである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本発明者らは熱風乾燥による乾燥麺塊の製造において、乾燥の過程で麺線群の表面と枠体の表面との間で固着が生じ、熱風乾燥処理後において当該枠体から麺線群を乾燥後の麺塊を回収するため、乾燥後の麺塊を枠体から剥離する方法について検討した。
特に、本発明者らは麺塊を枠体から剥離すための方法として気体を供給することによってその剥離ができないかを検討した。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らの鋭意研究の結果、熱風乾燥による乾燥麺塊の製造において、熱風乾燥の終了後において、枠体に収納された麺線群に対して枠体下部より気体を供給することによって、麺線群の枠体からの剥離を実現できることを見出した。
【0009】
すなわち、本願第一の発明は、
“熱風乾燥麺塊の製造方法において、生又はα化後の麺線群を下方が通気性を有する枠体に収納し、所定の熱風乾燥処理の後、枠体下方から気体を供給することによって枠体から麺塊を剥離する工程を含む熱風乾燥麺塊の製造方法。”、である。
【0010】
次に、本願出願人は本願第一の発明において剥離した後に得られる熱風乾燥麺塊も意図している。
すなわち、本願第二の発明は、
“請求項1に記載の製造方法により製造される熱風乾燥麺塊。”、である。
(【0011】以降は省略されています)
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