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公開番号
2025021765
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023125713
出願日
2023-08-01
発明の名称
米飯塊形成装置
出願人
不二精機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A23L
7/10 20160101AFI20250206BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】成形された米飯塊の米飯密度を一定にするとともに、米飯が本来有するふっくら感や良好な食感を維持することができる米飯塊形成装置を提供する。
【解決手段】この発明は、米飯2を一時的に貯留するケース部50と、ケース部50内に設けられ、ケース部50に供給された米飯2に押圧作用して米飯2を所定形態に成形する左右一対の押圧部材と、左右一対の押圧部材の下方に開閉可能に設けられ、閉じた状態で米飯2を支持して左右一対の押圧部材とともに米飯2を成形し、成形した米飯2を開いた状態となることで米飯を送り出し、再度閉じた状態となることで送り出した米飯2を切り離して米飯塊3とするシャッター機構52と、シャッター機構52の下方に昇降可能に設けられ、シャッター機構52から送り出される米飯2を搬送面53gに受け、搬送面53gの高さによって米飯塊3の厚みを調整する搬送部と、を有する米飯塊形成装置を提供する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
米飯を所定量ずつ分けて米飯塊として送り出す米飯塊形成装置であって、
供給された米飯を一時的に貯留して所定形状に圧縮成形する米飯圧縮成形部を備え、
前記米飯圧縮成形部は、
米飯を一時的に貯留するケース部と、
前記ケース部内に設けられ、前記ケース部に供給された米飯に押圧作用して米飯を所定形態に成形する左右一対の押圧部材と、
前記左右一対の押圧部材の下方に開閉可能に設けられ、閉じた状態で米飯を支持して前記左右一対の押圧部材とともに前記米飯を成形し、成形した米飯を開いた状態となることで米飯を送り出し、再度閉じた状態となることで送り出した米飯を切り離して米飯塊とするシャッター機構と、
前記シャッター機構の下方に昇降可能に設けられ、前記シャッター機構から送り出される米飯を搬送面に受け、搬送面の高さによって前記米飯塊の厚みを調整する搬送部と、
を有する米飯塊形成装置。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
前記左右一対の押圧部材は、平面視で前記搬送部の搬送方向に直交する方向を回転軸方向とするとともに互いに近接配置された左右一対の回転押圧体であり、
前記一対の回転押圧体は、互いの間の空間を米飯の成形空間とし、互いの対向側を下側に移動させる向きに回転することで、前記成形空間に上方から供給された米飯に作用するように設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の米飯塊形成装置。
【請求項3】
前記回転押圧体は、
中心軸方向を回転軸方向とした円筒状の部分であって周縁部に複数の押圧壁面部を有する中央押圧部と、
前記中央押圧部の中心軸方向の両側に設けられ、中心軸方向について前記中央押圧部側から端部側にかけて徐々に拡径した円錐台状の部分であって周縁部に米飯を押圧する複数の周縁コグ部を有する周縁押圧部と、
を含むことを特徴とする請求項2に記載の米飯塊形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、米飯を所定量ずつ分けて米飯塊として送り出す米飯塊形成装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、米飯を所定量ずつ分けて例えば一食分の米飯塊として送り出す米飯塊形成装置がある。この種の装置においては、米飯を一時的に貯留するホッパ等の貯留容器から供給された米飯が、所定量に分けられてベルトコンベア等の搬送部に乗せられ、搬送部によって米飯塊として後の工程等に送り出される。
【0003】
このような米飯塊形成装置は、ホッパに供給された米飯をほぐす解し装置と、解し装置でほぐされた米飯を所定の形状、大きさ、固さ等に調整する米飯計量分割部を備える。米飯計量分割部は、例えば、ホッパから供給される米飯を一時的に貯留するハウジング部を有する。そして、米飯塊形成装置においては、ボックス状のハウジング部に貯留された米飯を所定の形状、大きさ、固さ等に調整することを目的として米飯成形部が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
特許文献1には、供給ホッパを有し米飯を一時的に貯留して供給する米飯供給部と、米飯供給部から供給された米飯の成形および密度の調整を行うボックス状のハウジング部を有する供給筒部とを備えた構成が開示されている。このような構成において、米飯供給部に投入された米飯は、米飯供給部にて一時的に貯留された後、供給筒部に落下投入されて、供給筒部内で一定の高さにまで堆積する。これにより、供給筒部内の下部に位置する米飯が堆積した他の米飯の重量により押圧されてその密度を調整している。すなわち、特許文献1に開示された構成では、供給筒部内に投入される米飯の重量に応じて、成形される米飯の密度が調整されている。
【0005】
特許文献2には、供給ホッパを有し米飯を一時的に貯留して供給する米飯供給部と、米飯供給部が有する搬送コンベアの下方に設けた左右一対の展延ローラとを備えた構成が記載されている。このような構成において、米飯供給部から左右一対の展延ローラ間に投入された米飯は、展延ローラ間において所定の厚み(密度)に圧縮され、搬送コンベアに供給される。すなわち、特許文献2に開示された構成においては、左右一対の展延ローラの間隔に応じて、成形される米飯の密度が調整されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2005-261240号公報
特開2007-74979号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述したような従来の供給筒部を備えた構成においては、米飯が供給筒内に一時的に充填されることで、供給筒内に充填された米飯の自重により米飯の密度を調整することができるものの、供給筒内に充填される米飯量を厳密に調整することが困難であり、形成される米飯塊の密度を一定にすることが困難であった。また、従来の構成においては、供給筒部の全高に応じて米飯塊の密度が決定されるため、米飯の密度を高めるために米飯塊形成装置の全高を高くすると、米飯供給部への米飯の投入位置が高位置となり米飯塊を形成するための作業性が悪くなる虞があった。
【0008】
また、従来の左右一対の展延ローラを備えた米飯塊形成装置では、左右一対の展延ローラ間を米飯粒が通過することで米飯シートを形成する構成のため、展延ローラ間を通過後の米飯粒をシート状とするためには、必要以上に米飯を左右から押圧する必要がある。このように、展延ローラを用いて米飯シートを成形すると、成形後の米飯シートの密度が高くなり、この米飯シートを用いて成形されたおにぎりの食感が悪くなる虞があった。また、展延ローラに供給される米飯は、一粒ごとにほぐされた状態の米飯粒であるため、成形した米飯シートの密度がばらつき、品質を一定に保つことが困難であった。
【0009】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、成形された米飯塊の米飯密度を一定にするとともに、米飯が本来有するふっくら感等の良好な食感を維持しつつ、米飯塊を形成する作業者の作業性を向上することができる米飯塊形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の第1の態様は、米飯を所定量ずつ分けて米飯塊として送り出す米飯塊形成装置であって、供給された米飯を一時的に貯留して所定形状に圧縮成形する米飯圧縮成形部を備え、前記米飯圧縮成形部は、米飯を一時的に貯留するケース部と、前記ケース部内に設けられ、前記ケース部に供給された米飯に押圧作用して米飯を所定形態に成形する左右一対の押圧部材と、前記左右一対の押圧部材の下方に開閉可能に設けられ、閉じた状態で米飯を支持して前記左右一対の押圧部材とともに前記米飯を成形し、成形した米飯を開いた状態となることで米飯を送り出し、再度閉じた状態となることで送り出した米飯を切り離して米飯塊とするシャッター機構と、前記シャッター機構の下方に昇降可能に設けられ、前記シャッター機構から送り出される米飯を搬送面に受け、搬送面の高さによって前記米飯塊の厚みを調整する搬送部と、を有する米飯塊形成装置、である。
(【0011】以降は省略されています)
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