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公開番号
2025044491
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-02
出願番号
2023152084
出願日
2023-09-20
発明の名称
米飯成形装置
出願人
不二精機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A23L
7/10 20160101AFI20250326BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】シート状の米飯塊に載置した具材がおにぎり状米飯塊への成形時および成形後に移動することなく具材を所定の位置に留まらせることができ、また、成形時に具材を押圧して潰すことなく、ふっくら感を維持して美観を損なうことのないおにぎり状米飯塊を成形する米飯成形装置を提供する。
【解決手段】米飯成形装置Mは、搬送部1により搬送されたシート状米飯塊Rを受ける取り込みコンベア60と、シート状米飯塊Rを折り曲げるための米飯折畳部21と、シート状米飯塊Rの移動を規制する移動防止プレート30と、折り曲げ動作を制御する折畳ユニット制御部3と、を有し、米飯折畳部21は、折畳プレート40と、折重ねプレート50と、を含み、折畳ユニット制御部3は、折畳プレート40を回動可能に支持する第1ギヤケース80と、折重ねプレート50を回動可能に支持する第2ギヤケース90と、を備えたものである。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の形状に予備的に成形され上面に具材が載置されたシート状米飯塊を折り畳んでおにぎり状米飯塊に成形する米飯成形装置であって、
搬送部により搬送された前記シート状米飯塊を受ける取り込みコンベアと、
前記取り込みコンベアの搬送方向の後方に設けられ、前記取り込みコンベアとともに前記シート状米飯塊を受け、前記シート状米飯塊を折り曲げるための折り曲げ動作を行うように構成された米飯折畳部と、
前記折り曲げ動作時に前記シート状米飯塊の移動を規制する移動防止プレートと、
前記米飯折畳部の前記折り曲げ動作を制御する折畳ユニット制御部と、を有し、
前記米飯折畳部は、
前記取り込みコンベアの搬送方向の後方側に設けられ、前記取り込みコンベアの搬送面に対して直角状態となって前記シート状米飯塊の具材載置部に対して前記シート状米飯塊の具材非載置部を直角状に折り曲げ可能とした折畳プレートと、
前記取り込みコンベアの搬送方向に対して前記折畳プレートの後方側に設けられ、前記折畳プレートに対して鋭角をなす状態となって前記具材非載置部を前記具材載置部に接触させるまで前記シート状米飯塊を折り曲げ可能とした折重ねプレートと、を含み、
前記折畳ユニット制御部は、
前記折畳プレートを平面視で取り込みコンベアの搬送方向に直交する方向を回動軸方向として回動可能に支持する第1ギヤケースと、
前記搬送方向に直交する方向を回動軸方向として前記第1ギヤケースに回動可能に支持されるとともに、前記折重ねプレートを前記搬送方向に直交する方向を回動軸方向として回動可能に支持する第2ギヤケースと、を備えた
ことを特徴とする米飯成形装置。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記取り込みコンベア、前記折畳プレート、および前記折重ねプレートにより、前記搬送部により搬送された前記シート状米飯塊を受けるセット面を形成したことを特徴とする請求項1に記載の米飯成形装置。
【請求項3】
前記第2ギヤケースは、
前記第1ギヤケースに対して平行状態から前記第1ギヤケースと直交する直交状態となるまでは前記第1ギヤケースに連動して回動し、前記直交状態から前記第1ギヤケースとともに鋭角状をなす状態までは前記第1ギヤケースから独立して回動するように設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の米飯成形装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、所定の密度で形成されたシート状の米飯塊をおにぎり状米飯塊に折り畳むための米飯成形装置に関するものである。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
おにぎり成形装置は、米飯を所定量ずつの米飯塊に分けて例えばシート状に形成された一食分の米飯塊を折り畳み、おにぎり状米飯塊を成形するシート状米飯の成形装置を有する。この種の成形装置においては、シート状米飯に載置された具材が米飯に包み込まれるようにシート状米飯を折り畳むことにより、おにぎり状米飯塊を形成し、具材を内包したおにぎり状米飯塊がベルトコンベア等の搬送部に乗せられ、搬送部によって、おにぎり状米飯塊をおにぎり塊に成形するおにぎり成形部に送り出される。
【0003】
このような成形装置においては、シート状の米飯塊から成形されるおにぎり塊があたかも人の手で握ったかのようなふっくら感のあるおにぎり塊となることが望まれる。この種の成形装置には、3枚のプレートを用いてシート状の米飯塊をおにぎり状米飯塊に成形するものがある(例えば、特許文献1。)。この成形装置は、シート状の米飯塊の略中央部を支持する可動支持部と、可動支持部の長辺側両端部に連結した左右の折込片と、左右の折込片を可動支持部に対して直交する態様に変態した際、左右の折込片の上方に形成される開口部を閉塞する折込口閉止装置と、を備えている。この成形装置は、可動支持部、左右の折込片、および折込口閉止装置により形成される成形空間に具材を載置したシート状米飯を折り畳み収納することにより、シート状の米飯塊をおにぎり状米飯塊に成形することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-62106号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来のシート状の米飯塊をおにぎり状米飯塊とする成形装置においては、米飯が収納される成形空間が常に一定であるため、シート状の米飯塊に載置した具材の大きさに応じて次のような問題を生じていた。例えば、シート状の米飯塊に載置した具材が大きい場合、シート状の米飯塊をおにぎり状米飯塊に成形した際、具材が米飯に押圧されて潰れる虞があった。また、シート状の米飯塊に載置した具材が小さい場合、シート状の米飯塊からおにぎり状米飯塊に成形した際におにぎり状米飯塊の内部に形成される具材の収納空間内において米飯と具材との間に隙間が生起され、シート状の米飯塊からおにぎり状米飯塊に成形した際におにぎり状米飯塊の所定位置に具材が位置しない虞があった。
【0006】
また、従来の米飯成形装置においては、シート状の米飯塊を折り曲げておにぎり状米飯塊とする際、具材の大きさによっては、折り曲げられたシート状の米飯塊の周縁部同士が非接触状態となり、シート状の米飯塊に載置した具材が折り曲げられた米飯内に収納されない虞があった。このように、おにぎり状米飯塊において、周縁部が非接触状態であると、成形されたおにぎり塊の周縁部に隙間が生起され、収納した具材が隙間を介して外部から視認でき、おにぎり塊としての美観を損なう虞があった。
【0007】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、シート状の米飯塊に載置した具材がおにぎり状米飯塊への成形時および成形後に移動することなく具材を所定の位置に留まらせることができ、また、成形時に具材を押圧して潰すことなく、ふっくら感を維持して美観を損なうことのないおにぎり状米飯塊を成形することができる米飯成形装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1の態様は、所定の形状に予備的に成形され上面に具材が載置されたシート状米飯塊を折り畳んでおにぎり状米飯塊に成形する米飯成形装置であって、搬送部により搬送された前記シート状米飯塊を受ける取り込みコンベアと、前記取り込みコンベアの搬送方向の後方に設けられ、前記取り込みコンベアとともに前記シート状米飯塊を受け、前記シート状米飯塊を折り曲げるための折り曲げ動作を行うように構成された米飯折畳部と、前記折り曲げ動作時に前記シート状米飯塊の移動を規制する移動防止プレートと、前記米飯折畳部の前記折り曲げ動作を制御する折畳ユニット制御部と、を有し、前記米飯折畳部は、前記取り込みコンベアの搬送方向の後方側に設けられ、前記取り込みコンベアの搬送面に対して直角状態となって前記シート状米飯塊の具材載置部に対して前記シート状米飯塊の具材非載置部を直角状に折り曲げ可能とした折畳プレートと、前記取り込みコンベアの搬送方向に対して前記折畳プレートの後方側に設けられ、前記折畳プレートに対して鋭角をなす状態となって前記具材非載置部を前記具材載置部に接触させまで前記シート状米飯塊を折り曲げ可能とした折重ねプレートと、を含み、前記折畳ユニット制御部は、前記折畳プレートを平面視で取り込みコンベアの搬送方向に直交する方向を回動軸方向として回動可能に支持する第1ギヤケースと、前記搬送方向に直交する方向を回動軸方向として前記第1ギヤケースに回動可能に支持されるとともに、前記折重ねプレートを前記搬送方向に直交する方向を回動軸方向として回動可能に支持する第2ギヤケースと、を備えた、ものである。
【0009】
本発明の第2の態様は、前記取り込みコンベア、前記折畳プレート、および前記折重ねプレートにより、前記搬送部により搬送された前記シート状米飯塊を受けるセット面を形成した、ものである。
【0010】
本発明の第3の態様は、前記第2ギヤケースは、前記第1ギヤケースに対して平行状態から前記第1ギヤケースと直交する直交状態となるまでは前記第1ギヤケースに連動して回動し、前記直交状態から前記第1ギヤケースとともに鋭角状をなす状態までは前記第1ギヤケースから独立して回動するように設けられている、ものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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