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公開番号2025027920
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-28
出願番号2023142577
出願日2023-08-16
発明の名称簡便な紫還元性焼塩(紫竹塩)の製法
出願人個人
代理人
主分類A23L 27/40 20160101AFI20250220BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】韓国伝統の9回焼き紫竹塩の還元性の源は、硫化カルシウム(CaS)であることは明らかになっていたが、紫色の原因は不明であった。しかも9回も高温で焼成する必要があった。そこで、1回の焼成で、紫色で還元性の焼塩を製造する方法を開発する必要がある。
【解決手段】イオン交換膜塩に硫酸カルシウムを5%、粉末状活性炭を2%(あるいは砂糖を5%)および鉄錆び(酸化鉄)粉末を2%加え、アルミナのるつぼに入れ、1100~1500℃で1時間還元焼成する。紫色の着色は、鉄錆び(酸化鉄)の還元焼成による発色で、青磁釉におけるベンガラの還元焼成による発色に相当する、
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
海水塩あるいは海水塩に硫酸カルシウムを加えた海水塩に、粉末状還元剤〔炭(各種活性炭など),砂糖など〕および鉄錆び(酸化鉄)粉末を加えた混合物を、1100~1500℃で還元焼成して、紫還元性焼塩(紫竹塩)を製造する。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、海水塩から紫色の還元性の強い焼塩を簡便に製造する方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
紫還元性焼塩は、宝石のような紫色の塩の結晶で、水に溶かすと還元性を示す(ORPメーターでマイナスの電位を示す)。良く知られているものとしては、韓国の伝統的な焼塩の9回焼き紫竹塩がある。岩塩にはいろいろな色を示すものがあるが、青色あるいは紫色のものの存在は広く知られている。そして、青色の食塩は、いろいろな方法によって、塩化ナトリウムの結晶格子に空孔(着色中心)を作ることによって、人工的に製造できる。
【0003】
韓国伝統の9回焼き紫竹塩の1回目は、竹筒に天日塩を詰めて水で煉った黄土で蓋をして、鉄窯で松材を用いて800℃程度で焼く。2回目は、出来た塩柱を粉砕して再び竹筒に詰め、1回目と同様に焼成する。この操作を8回繰り返した後、最後の9回目は、特殊な鉄製の炉で1400~1500℃で焼き、塩全体を熔融する。自然冷却すると、紫色の還元性の竹塩の結晶ができる。還元性の源は、硫酸カルシウムから生成した硫化カルシウムであることは分かっているが、紫色の原因は分かっていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特願2003-528147
この特許の特徴は、各焼成段階(1~8回)で、竹筒に天日塩を詰め、これに甘草、朴の木の皮のような還元力を持ったエキスを2重量%加えて焼成することである。最終段階(9回目)では、還元力を持ったエキスを混合した塩をセラミックスのるつぼに詰め、1400℃で10時間焼成するが、紫竹塩は生成しない。
【非特許文献】
【0005】
特開2020-142978
海水塩(イオン交換膜塩の場合には、硫酸カルシウムを加える)と還元剤(粉末状の炭や砂糖など)の混合物を、900°Cで焼くことにより生成する硫化カルシウム(CaS)が還元性の源であることを明らかにした。その結果、希望の還元力を持った還元性塩が得られると共に、製造装置を単純化することが可能になった。しかし、紫色還元性塩は生成しない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
韓国の伝統的9回焼き竹塩(紫竹塩)以外紫色の還元性焼塩は製造されていない。そこで、紫色還元性焼塩を簡便に製造する方法を開発する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
イオン交換膜塩に硫酸カルシウム、粉末状活性炭(あるいは砂糖)および鉄錆び(酸化鉄)粉末を加え、電気炉で1100~1500℃還元焼成する。
【発明の効果】
【0008】
紫竹塩のように9回も焼成する必要がなく、1回の焼成で紫色の還元性焼塩を製造することができる。紫色の着色は、鉄錆び(酸化鉄)の還元焼成よる発色で、青磁釉におけるベンガラの還元焼成による発色に相当する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
製造した紫還元性焼塩(紫竹塩)の写真
【 実施例】
【0010】
イオン交換膜塩に硫酸カルシウムを5%、粉末状活性炭を2%(あるいは砂糖を5%)および酸化鉄(ベンガラ)粉末を2%加え、アルミナのるつぼに入れ、1100~1500℃で1時間還元焼成する。生成した紫還元性焼塩(紫竹塩)の写真を図1に示す。
【産業上の利用可能性】
(【0011】以降は省略されています)

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