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公開番号
2025066863
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023176384
出願日
2023-10-12
発明の名称
竹由来キシラン含有食物繊維
出願人
株式会社トクヤマ
代理人
主分類
A23L
33/22 20160101AFI20250417BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】非可食の素材に由来するキシランを含有し、生理活性を有する食物繊維を提供する。
【解決手段】食物繊維は、竹由来のキシランを含有する。また、低分子成分を含有する。また、この食物繊維は、高分子成分をさらに含んでもよい。低分子成分と高分子成分との重量比率は、低分子成分:高分子成分=X:(100-X)であり、Xは、60%以上である。また、この食物繊維は、竹由来のキシランを含有する脂肪吸収抑制用食物繊維や、免疫賦活用食物繊維として用いることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
竹由来のキシランを含有する食物繊維。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記キシランは、低分子成分を含有する、
請求項1に記載の食物繊維。
【請求項3】
前記低分子成分の重量比率は、60%以上である、請求項1に記載の食物繊維。
【請求項4】
前記キシランは、高分子成分をさらに含み、
前記低分子成分と前記高分子成分との重量比率が下記式(1)
前記低分子成分:前記高分子成分=X:(100-X)・・・(1)
[式中、Xは、60%以上100%以下である。]
を満たす、
請求項1に記載の食物繊維。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の竹由来のキシランを含有する脂肪吸収抑制用食物繊維。
【請求項6】
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の竹由来のキシランを含有する免疫賦活用食物繊維。
【請求項7】
細片された竹を140~230℃で飽和蒸気圧以上に加圧した加圧熱水で所定時間加水分解し、前記竹からヘミセルロースを分解抽出する工程と、抽出された前記ヘミセルロースを粉末状にする工程と、を備えることを特徴とする竹由来の食物繊維の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、キシラン含有食物繊維に関し、特に、竹由来のキシラン含有食物繊維に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、糖代謝や脂質代謝に有効な食物繊維として、キシラン含有食物繊維が知られている(例えば、特許文献1等)。特許文献1には、イネ科植物のキシランとしてアラビノキシラン含有部位を、水分の存在下に、温度100℃~145℃、圧力1~4気圧で加熱処理し、次いで、これに、植物細胞壁崩壊酵素を作用させることを特徴とする水溶性アラビノキシランの調製法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
平5-219976号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、今般の小麦等の可食の素材の価格の高騰に伴い、非可食の素材に由来するキシランが注目を浴びている。また、かかるキシランを用いて生理活性を有する食物繊維の開発が進んでいる。
【0005】
本発明は、非可食の素材に由来するキシランを含有し、生理活性を有する食物繊維を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
発明者らは、同一の分子式(C
5
H
8
O
4
)nを主成分として有するキシランであっても、その由来ごとに分子量や副成分、あるいは主成分と副成分との構成比率が異なることに着目し、異なる由来のキシランを用いれば、該キシランを含有する食物繊維の効果や効用が異なるのではないかとの着想に至り、かかる着想に基づいて鋭意検討を行った。
【0007】
本発明者らの上記の検討によると、竹由来のキシランを含有させると、驚くべきことに、特異的な生理活性を有することができるとの新たな知見を得、かかる知見に基づいて本願発明を完成するに至った。
【0008】
本発明の第一の実施態様としての食物繊維は、竹由来のキシランを含有することを特徴とするものである。
【0009】
上記第一の実施態様としての食物繊維は、以下の態様を好適に採り得る。
1)前記竹由来のキシランは、低分子成分を含有すること。
2)前記低分子成分の重量比率が60%以上であること。
3)前記キシランは、高分子成分をさらに含み、前記低分子成分と前記高分子成分との重量比率が下記式(1)
前記低分子成分:前記高分子成分=X:(100-X)・・・(1)
[式中、Xは、60%以上100%以下である。]
を満たすこと。
【0010】
4)前記の食物繊維は、脂肪吸収抑制の用途に供される脂肪吸収抑制用食物繊維であること。
5)前記の食物繊維は、免疫賦活の用途に供される免疫賦活用食物繊維であること。
(【0011】以降は省略されています)
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