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公開番号2025065036
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2024169923
出願日2024-09-30
発明の名称和菓子類の製造方法
出願人レオン自動機株式会社
代理人
主分類A23G 3/34 20060101AFI20250410BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】米の潰れにくい和菓子類の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明による和菓子類の製造方法は、米と、糖類と、第1の湯を含み、前記糖類を一部の糖類と残りの糖類に分配し、米を蒸して、米飯を作る工程と、米飯全体に一部の糖類をまぶして、加糖米飯を作る工程と、残りの糖類と、第1の湯を混合し、糖類溶液を作る工程と、糖類溶液に加糖米飯を浸して蒸らし、粥状加糖米飯を作る工程と、を含む。

【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
和菓子類の製造方法であって、米と、糖類と、第1の湯を含み、前記糖類を一部の糖類と残りの糖類に分配し、
(a)前記米を蒸して、米飯を作る工程と、
(b)前記米飯全体に前記一部の糖類をまぶして、加糖米飯を作る工程と、
(c)前記残りの糖類と、前記第1の湯を混合し、糖類溶液を作る工程と、
(d)前記糖類溶液に前記加糖米飯を浸して蒸らし、粥状加糖米飯を作る工程と、
を含むことを特徴とする製造方法。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記米100重量部に対し、前記糖類を20~30重量部とし、前記第1の湯を80~85重量部とすることを特徴とする、請求項1に記載の製造方法。
【請求項3】
前記工程(a)と前記工程(b)の間において、
(e)前記米飯と第2の湯を混ぜて、湯浸漬米飯を作る工程と、
を含むことを特徴とする、請求項1に記載の製造方法。
【請求項4】
前記第2の湯は、前記米100重量部に対し、25~35重量部とすることを特徴とする、請求項3に記載の製造方法。
【請求項5】
前記工程(b)において、前記一部の糖類は、前記糖類全重量部の半分以下であることを特徴とする、請求項1に記載の製造方法。
【請求項6】
前記工程(c)において、前記残りの糖類は、前記糖類全重量部の半分以上であることを特徴とする、請求項1に記載の製造方法。
【請求項7】
前記工程(c)において、前記糖類溶液に替えて液糖を用いることを特徴とする、請求項1に記載の製造方法。
【請求項8】
前記糖類は、砂糖であることを特徴とする、請求項1に記載の製造方法。
【請求項9】
前記糖類は、トレハロースであることを特徴とする、請求項1に記載の製造方法。
【請求項10】
前記糖類溶液は、老化防止剤を含むことを特徴とする、請求項1に記載の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、和菓子類の製造方法に関する。より詳細には、おはぎ、ぼた餅、桜餅等の米の潰れにくい和菓子類の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
今日では、おはぎ、ぼた餅、桜餅等の和菓子類を生産する時に、包餡機等の公知の成形機械が用いられることが一般的である。例えば、おはぎの場合、液糖に浸漬して蒸らしたもち米と餡とを包餡機に投入して、両者を同時に押し出しながら、機械成形することができる(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開WO2021/241273号公報
特開平11-004658号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のおはぎの製造方法では、液糖等に浸漬して蒸らした米は表面が軟らかな粒状であり、機械成形の際に、米が潰れ、米どうしが粗密になった状態で包餡され、米の粒感が残らない、もちっとした食感のおはぎが製造される。また、おはぎ等の和菓子類を製造する工程は、仕込みの時間が長く、多くの時間を要する。
【0005】
そこで、本発明は、米の潰れにくい和菓子類の製造方法を提供することを目的とする。また、本発明は、かかる和菓子類を製造する時間を短縮する方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明による和菓子類の製造方法は、米と、糖類と、第1の湯を含み、糖類を一部の糖類と残りの糖類に分配し、
(a)米を蒸して、米飯を作る工程と、
(b)米飯全体に一部の糖類をまぶして、加糖米飯を作る工程と、
(c)残りの糖類と、第1の湯を混合し、糖類溶液を作る工程と、
(d)糖類溶液に加糖米飯を浸して蒸らし、粥状加糖米飯を作る工程と、
を含むことを特徴とする。
【0007】
上記製造方法において、好ましくは、米100重量部に対し、糖類を20~30重量部とし、第1の湯を80~85重量部とすることを特徴とする。
【0008】
上記製造方法において、好ましくは、上記工程(a)と上記工程(b)の間において、
(e)米飯と第2の湯を混ぜて、湯浸漬米飯を作る工程と、
を含むことを特徴とする。
【0009】
上記製造方法において、好ましくは、第2の湯は、米100重量部に対し、25~35重量部とすることを特徴とする。
【0010】
上記製造方法において、好ましくは、上記工程(b)において、一部の糖類は、糖類全重量部の半分以下であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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