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公開番号
2025004376
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-15
出願番号
2023104028
出願日
2023-06-26
発明の名称
焙煎装置
出願人
ダイニチ工業株式会社
代理人
主分類
A23N
12/08 20060101AFI20250107BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】被焙煎物の基本となる風味を作り、かつ焙煎レベルに応じた風味も作ることができる焙煎装置および制御プログラムを提供すること。
【解決手段】複数の焙煎レベルから1つを選択できる焙煎装置において、焙煎レベルによらず経過時間に対する温度の変化が同じである第一段階と、焙煎レベルに応じて経過時間に対する温度の変化が異なる第二段階とからなる焙煎プロファイルに基づいて制御装置が焙煎動作を制御する。被焙煎物が焙煎される過程では様々な化学反応が起こり、酸味や旨味、コクといった風味が作られる。そこで、第一段階を設けることで、いずれの焙煎レベルが選択された場合でも被焙煎物に必要とされる基本の風味を作り、味の土台を築くことができる。そして、第二段階では焙煎レベルに応じた風味を土台となる味の上に加えることで、風味の良い被焙煎物が得られる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の焙煎レベルから1つを選択するレベルスイッチと、
経過時間に対する温度の変化を示す焙煎プロファイルに基づいて焙煎動作を制御する制御装置と、を備え、
前記焙煎プロファイルは、前記焙煎レベルによらず経過時間に対する温度の変化が同じである第一段階と、前記焙煎レベルに応じて経過時間に対する温度の変化が異なる第二段階とからなる焙煎装置。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
前記第一段階は、経過時間に対する温度の変化が多段の階段状である請求項1記載の焙煎装置。
【請求項3】
前記第二段階は、前記焙煎レベルが高いほど高い温度で温度を維持する請求項1または2に記載の焙煎装置。
【請求項4】
複数の焙煎レベルから1つを選択するレベルスイッチを備えた焙煎装置の制御プログラムであって、
焙煎時の昇温制御として、
前記焙煎レベルによらず経過時間に対する温度の変化が同じである第一工程と、
前記焙煎レベルに応じて経過時間に対する温度の変化が異なる第二工程と、を実行させる制御プログラム。
【請求項5】
前記第一工程は、経過時間に対する温度の変化が多段の階段状である請求項4記載の制御プログラム。
【請求項6】
前記第二工程は、前記焙煎レベルが高いほど高い温度で温度を維持する請求項4または5に記載の制御プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コーヒー豆などの被焙煎物を焙煎する焙煎装置に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、コーヒーの生豆等の被焙煎物を焙煎する装置があり、ガスを利用して焙煎を行うガス式焙煎装置やヒータで加熱した空気によって焙煎を行う熱風式焙煎装置など、様々な方式のものが知られているが、いずれの方式においても、焙煎は焙煎プロファイルと呼ばれる熱対時間曲線を被焙煎物に適用することによって行われる(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-113958号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、コーヒー豆を焙煎する際には、好みに応じて浅煎りから深煎りまで複数段のレベルに分けて焙煎を行うこともある。この場合、コーヒー豆に必要とされる風味と、好みに応じた風味が作られることで、コーヒー豆らしさと使用者の好みの風味とが合わさった風味の良いコーヒー豆を得ることができるが、このような風味の良いコーヒー豆を得るための焙煎制御には改善の余地があった。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためのもので、焙煎レベルによらず被焙煎物に必要とされる風味と、選択された焙煎レベルに応じた風味も持つ被焙煎物を得ることができる焙煎装置および焙煎装置の制御プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、
複数の焙煎レベルから1つを選択するレベルスイッチと、
経過時間に対する温度の変化を示す焙煎プロファイルに基づいて焙煎動作を制御する制御装置と、を備え、
前記焙煎プロファイルは、前記焙煎レベルによらず経過時間に対する温度の変化が同じである第一段階と、前記焙煎レベルに応じて経過時間に対する温度の変化が異なる第二段階とからなる焙煎装置である。
【0007】
また、本発明は、
複数の焙煎レベルから1つを選択するレベルスイッチを備えた焙煎装置の制御プログラムであって、
焙煎時の昇温制御として、
前記焙煎レベルによらず経過時間に対する温度の変化が同じである第一工程と、
前記焙煎レベルに応じて経過時間に対する温度の変化が異なる第二工程と、を実行させる制御プログラムである。
【発明の効果】
【0008】
上述のように構成することにより、第一段階および第一工程では被焙煎物に必要とされる風味を基本の風味として作り、第二段階および第二工程では選択された焙煎レベルに応じた風味を基本の風味のうえに加えることができるため、風味の良い被焙煎物を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態の焙煎装置の断面構成図である。
本実施形態における焙煎プロファイルの一例を示したものである。
本実施形態の焙煎装置における制御装置のブロック図である。
本実施形態における各焙煎レベルの焙煎プロファイルを示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
好適と考える本発明の実施形態を、本発明の作用を示して簡単に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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