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公開番号
2025017287
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-05
出願番号
2023131583
出願日
2023-07-24
発明の名称
お好み焼の製造方法
出願人
株式会社ティムコ
代理人
主分類
A23L
35/00 20160101AFI20250129BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】お好み焼を片手で持って食べるというスタイルを広めることで、顧客の潜在ニーズに応え、喚起するお好み焼を提供する。
【解決手段】片手で持って食べられるお好み焼9の製造方法であって、焼のり全型4のサイズ大に成形、焼成したお好み焼の片面に薄く調味液3を塗って焼のり全型4を貼り付けた上でこれを裏返し、裏返したお好み焼に調味液3を塗り、調味液3を塗った面を内側にお好み焼5を中央部で折り返し、折りたたんだお好み焼5を長手方向に垂直に複数に分割することにより、一度に複数個分を製造することができるお好み焼の製造方法。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
片手で持って食べられるお好み焼の製造方法であって、焼のり全型のサイズ大に成形、焼成したお好み焼の片面に薄く調味液を塗って焼のり全型を貼り付けた上でこれを裏返し、裏返したお好み焼に調味液を塗り、調味液を塗った面を内側にお好み焼を中央部で折り返し、折りたたんだお好み焼を長手方向に垂直に複数に分割することにより、一度に複数個分を製造することができるお好み焼の製造方法。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
片手で持って食べられるお好み焼の製造方法であって、焼のり全型のサイズ大に成形、焼成したお好み焼の片面に薄く調味液を塗って焼のり全型を貼り付け、これを裏返すことなく焼のり全型を貼り付けた面に調味液を塗り、調味液を塗った面を内側にお好み焼を中央部で折り返し、折りたたんだお好み焼を長手方向に垂直に複数に分割することにより、一度に複数個分を製造することができるお好み焼の製造方法。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載のお好み焼の製造方法により製造されたお好み焼を急速冷凍し、真空包装したお好み焼。
【請求項4】
請求項3に記載のお好み焼の顧客への提供方法であって、保冷庫から取り出した真空包装された冷凍お好み焼を開封して皿に載せ、軽くラッピングフィルムを掛けて電子レンジで加熱調理を行う工程と、調理後のお好み焼を電子レンジから取り出して保温機に入れる工程と、分割されたお好み焼の一つを保温機から取り出して、顧客に提供する工程を有し、本工程を経ることで1工程につき分割した複数個分の片手で持って食べられるお好み焼を提供することができることを特徴とするお好み焼の提供方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、片手で持って食べられるお好み焼及びお好み焼の製造方法並びにお好み焼の提供方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、片手で持って食べられるお好み焼の一形態として、串状体固定体を包み込む形で成形、焼成されたお好み焼(特許文献1参照)、またはお好み焼をおにぎり風に成形し、海苔で巻いたもの(特許文献2参照)がある。特許文献1の串状体固定体を包み込む形で成形、焼成されたお好み焼は、専用の製造装置を使用して製造している。また、特許文献2のおにぎり風に成形したお好み焼は、一つ一つ成形、焼成し、これを海苔で包み込むことで製造している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4594210号公報
【0004】
実用新案登録第3076002号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
元来、お好み焼は、たこ焼き、ホットドッグ、焼き鳥などと並んで、お手軽な食べ物として位置づけられているが、お祭りの屋台、イベント会場、スタジアムなど屋外では他の軽食類に比べて見かける頻度は低い。これは一枚一枚ある程度時間をかける必要のある製造方法に加え、お皿とお箸を必要とする食べ方に起因している。
【0006】
前記、串状体固定体を包み込む形で成形、焼成されたお好み焼は前記のとおり製造には専用の製造装置が必要であり、例えば当該お好み焼事業に参入したいとしても、製造装置導入のために初期投資が膨らむことになり、事業の広がりという点では障壁となる可能性が高い。
【0007】
前記、おにぎり風に成形されたお好み焼は前記のとおり一つ一つ成形、焼成し、更には海苔で包み、その上からフィルムで包むという工程を経て製造されるため、大量生産には適していない。
【0008】
本発明は前記課題に鑑み成されたものであって、その目的はお好み焼を片手で持って食べるというスタイルを広めることで、顧客の潜在ニーズに応え、喚起することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するため、本発明は片手で持って食べられるお好み焼の製造方法、製造されたお好み焼、さらにその提供方法とした。
【0010】
片手で持って食べられるお好み焼は特殊な製造装置を用いることなく成形の仕方につぎの工夫を加えることで製造する。焼のり全型のサイズ大に成形、焼成したお好み焼の片面に薄く調味液を塗って焼のり全型を貼り付けた上でそれを裏返し、裏返したお好み焼に調味液を塗り、調味液を塗った面を内側にお好み焼を中央部で折り返し、折りたたんだお好み焼を長手方向に垂直に複数に分割することで、一度に複数個分の片手で持って食べられるお好み焼を製造することができる製造方法。
(【0011】以降は省略されています)
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