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公開番号
2025009607
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023121134
出願日
2023-07-06
発明の名称
マイクロ波調理用加工食品
出願人
株式会社海心
代理人
主分類
A23L
17/00 20160101AFI20250109BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】マイクロ波調理器を用いて、所定の出力と時間を設定して加熱調理した場合であっても、食品の外側から加熱調理して得た、焼き魚のような外観と食感を得ることができる、マイクロ波調理用加工食品の提供を目的とする。
【解決手段】魚介類と調味液とを、真空パックしてなる加工食品であって、調味液は調味液全体の油脂の量を、重量比で20%以上95%以下とし、水分量を、重量比で0%より多く10%以下とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
魚介類と調味液を、真空パックしてなる加工食品であって、前記調味液は調味液全体の油脂の量を、重量比で20%以上95%以下とし、前記調味液全体の水分量を重量比で、0%より多く、10%以下とすることを特徴とする、マイクロ波調理用加工食品。
続きを表示(約 81 文字)
【請求項2】
前記魚介類に対する前記調味液の添加量を、重量比で3%以上20%以下とすることを特徴とする、請求項1記載のマイクロ波調理用加工食品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、マイクロ波調理用加工食品であって、冷蔵または冷凍状態で流通や保存が可能であり、電子レンジを用いて調理する加工食品に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
加工食品として、業務用、家庭用を問わず、マイクロ波調理器、いわゆる電子レンジを用いて手軽に調理できる加工食品の需要が増している。
【0003】
特許文献1には、魚介類を未処理の状態から電子レンジで加熱調理した際に、直火で魚を焼いた状態と同様な好ましい焼き色と適度に水分が蒸発して素材のうま味が濃縮された良好な香味および食感を得ることを目的として、魚介類材料に味付けした後、魚介類材料の表面を糖を含有する溶液で濡らす処理工程と、これを乾燥する工程と、油脂を魚介類材料の表面に塗布する工程を含む加工食品製造方法が記載されている。
【0004】
特許文献2には、特許文献1と同様の目的を達成するために、加工対象魚の皮目と身側に切れ目を入れる工程と、対象魚の表面に調味液を塗布する工程と、対象魚を専用トレーに乗せて加熱する焼き魚の調理方法と、小麦タンパク質加水分解物、酒、水あめ、食塩、甘味料、増粘剤、酸味料および酒糟を含む調味液と、底面から突出したリブを備えた専用トレーが記載されている。
【0005】
特許文献3には、未加熱食材の水分率を50~65%に調整し、その周囲に食用油と醤油と穀物粉からなるペースト状の焼き目発生材を塗布し、電子レンジ加熱後に焼いたような焦げ目が施される電子レンジ加熱調理用食品が記載されている。実施例によれば、焼き目発生材は油分50質量%から70質量%、醤油27質量%から46質量%、残部は穀物粉からなり、醤油の配合量から少なくとも20質量%以上の水分を含む焼き目発生材が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2012―161286号公報
特開2014―50348号公報
特開2006―25773号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
電子レンジに代表されるマイクロ波調理器は、マイクロ波の照射により食品に含まれる水分子をマイクロ波で振動させることで加熱することから、手軽に加熱調理できる反面、食品の内部から急速に温度が上昇し、食品全体への均一な加熱温度の調整が難しいとされている。その結果、水分が過度に蒸発し食品に、ぱさつきが生じる、逆に食品中に水分が多く残るという問題がある。
【0008】
本発明は、上述したマイクロ波調理器を用いて、所定の出力と時間を設定して加熱調理した場合に、食品の外側から加熱調理して得た、焼き魚のような外観と食感を得ることができる、マイクロ波調理用加工食品の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明によれば、魚介類と調味液とを、真空パックしてなる加工食品であって、前記調味液は調味液全体の油脂の量を、重量比で20%以上95%以下とし、調味液全体の水分量を重量比で、0%より多く、10%以下とすることを特徴とする、マイクロ波調理用加工食品が得られる。
【0010】
本発明によれば、前記魚介類に対する前記調味液の添加量を、重量比で3%以上20%以下とすることを特徴とする前記マイクロ波調理用加工食品が得られる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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