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公開番号2025016236
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-31
出願番号2023119376
出願日2023-07-21
発明の名称積層体の剥離方法
出願人ZACROS株式会社
代理人個人,個人
主分類B32B 43/00 20060101AFI20250124BHJP(積層体)
要約【課題】大規模な設備を要することなく、効率的に樹脂積層体から各樹脂を分離することができる積層体の剥離方法を提供する。
【解決手段】樹脂層が複数積層されてなる樹脂積層体から前記樹脂層を剥離する積層体の剥離方法であって、前記樹脂積層体に貫通孔を形成する工程と、前記貫通孔が形成された前記樹脂積層体を剥離液に浸漬する工程と、を有する、積層体の剥離方法。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
樹脂層が複数積層されてなる樹脂積層体から前記樹脂層を剥離する積層体の剥離方法であって、
前記樹脂積層体に貫通孔を形成する工程と、
前記貫通孔が形成された前記樹脂積層体を剥離液に浸漬する工程と、を有する、
積層体の剥離方法。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記貫通孔の密度が1個/cm

以上である、
請求項1に記載の積層体の剥離方法。
【請求項3】
前記貫通孔の孔径が100μm以上500μm以下である、
請求項1に記載の積層体の剥離方法。
【請求項4】
前記樹脂積層体の面積が0.1cm

以上20cm

以下である、
請求項1に記載の積層体の剥離方法。
【請求項5】
前記剥離液は、アルカリ性無機化合物とアルコールの混合液である、
請求項1に記載の積層体の剥離方法。
【請求項6】
前記剥離液の温度が40℃以上80℃以下である、
請求項1乃至5のいずれか一項に記載の積層体の剥離方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、積層体の剥離方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、接着剤によってラミネートされた積層フィルムを剥離溶液に浸漬して各層に単離する方法が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6777263号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
積層フィルムから単層フィルムを単離する方法では、積層フィルムを剥離溶液に浸漬する際に、積層フィルムを撹拌または超音波振動させる等の大規模な設備を要する。また、積層フィルムを剥離溶液に浸漬してから各単層フィルムが単離されるまである程度の時間がかかる。
【0005】
本発明の課題は、大規模な設備を要することなく、樹脂層が複数積層された樹脂積層体から効率的に各樹脂層を分離することができる積層体の剥離方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る積層体の剥離方法は、樹脂層が複数積層されてなる樹脂積層体から前記樹脂層を剥離する積層体の剥離方法であって、前記樹脂積層体に貫通孔を形成する工程と、前記貫通孔が形成された前記樹脂積層体を剥離液に浸漬する工程と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、大規模な設備を要することなく、樹脂層が複数積層された樹脂積層体から効率的に各樹脂層を分離することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
樹脂積層体の平面図である。
図1のA-A断面図である。
図1のB-B断面図である。
樹脂積層体を剥離液に浸漬した状態を示す図である。
樹脂積層体から各樹脂層が剥離した状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の実施の形態(以下、実施形態という)について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、共通する部分については、同一の符号を付して説明を省略する場合がある。また、各図において、各部材の縮尺は実際とは異なる場合がある。
【0010】
本実施形態に係る積層体の剥離方法は、樹脂積層体から樹脂層を剥離する方法である。樹脂積層体は、樹脂層が複数積層されたものである。「樹脂層を剥離する」とは、樹脂積層体に物理的な外力を加えることなく樹脂積層体から各樹脂層が自然に剥がれることを示す。
(【0011】以降は省略されています)

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