TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025015352
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023118721
出願日
2023-07-20
発明の名称
食肉用養鶏飼料、肉鶏の飼育方法、及び鶏肉
出願人
株式会社エムズパートナーズ
代理人
個人
,
個人
主分類
A23K
50/75 20160101AFI20250123BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】鶏肉の肉質(特に多汁性)改善に有効な食肉用養鶏飼料、及び肉鶏の飼育方法、並びに肉質が改善された鶏肉を提供すること。
【解決手段】飼料全固形分中にローズヒップ及び/又はその加工物を3~5質量%含有する食肉用養鶏飼料。この飼料を肉鶏に給餌して飼育する肉鶏の飼育方法。この方法により飼育した肉鶏から得られる鶏肉。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ローズヒップ及び/又はその加工物を含有する食肉用養鶏飼料。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
飼料全固形分中にローズヒップ及び/又はその加工物を3質量%~5質量%含有する請求項1記載の食肉用養鶏飼料。
【請求項3】
請求項1または2記載の飼料を肉鶏に給餌して飼育することを特徴とする肉鶏の飼育方法。
【請求項4】
請求項1または2記載の飼料の肉鶏への給餌期間は、肉鶏の出荷前25日以上である請求項3に記載の飼育方法。
【請求項5】
請求項3または4に記載の方法により飼育した肉鶏から得られる鶏肉。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、肉鶏の養鶏において、肉鶏から得られる鶏肉の肉質改善を目的とした食肉用養鶏飼料、肉鶏の飼育方法、及び鶏肉に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
食肉用養鶏場では囲いの中で養鶏を大量飼育する。飼育した鶏の肉を所定の日数で出荷する必要があるため、定められた時間に必要量の飼料を与え、栄養の点で管理している。近年、出荷までの日数が短縮されつつあるため、食肉用養鶏飼料及びその添加剤に求められる要求が複雑化、高度化してきている。このような昨今、良質の養鶏肉を得るための養鶏用飼料及びその添加剤に関する技術が提案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-13091号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術によれば、良質の養鶏肉を取得し得るが、多汁性などの肉質に関し、課題を有していた。
【0005】
一方、バラ科バラ属の植物の花の根元に生じる果実であるローズヒップは、ビタミンCの含有量が植物の中でも最も高いとされており、人では風邪予防や老化防止や美肌の効果があることが知られている。また、その他にも抗酸化物質であるβカロチン、体液中の酸素運搬に関わる鉄分、フラボノイドなどを多量に含むことが知られている。更に、骨形成に重要な働きをするカルシウムが人体に吸収されやすい形で含有しており、骨格異常の発生抑制などに有効であることが期待されている。しかしながら、このようなローズヒップを肉鶏の養鶏のために利用するという発想はなかった。
【0006】
本発明は、上記点に鑑みなされたものであって、その目的は、鶏肉の肉質(特に多汁性)改善に有効な食肉用養鶏飼料、及び肉鶏の飼育方法、並びに肉質が改善された鶏肉を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、上記の目的を達成すべく種々の検討を重ねた結果、意外にも、バラ科バラ属の植物の花の根元に生じる果実であるローズヒップが、食用鶏肉の肉質(特に多汁性)改善に有効であることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、下記発明を提供するものである。
【0008】
(1)ローズヒップ及び/又はその加工物を含有する食肉用養鶏飼料。
(2)飼料全固形分中にローズヒップ及び/又はその加工物を3~5質量%含有する前記(1)記載の食肉用養鶏飼料。
(3)前記(1)または(2)記載の飼料を肉鶏に給餌して飼育する肉鶏の飼育方法。
(4)前記(1)または(2)記載の飼料の肉鶏への給餌期間は、肉鶏の出荷前25日以上である前記(3)に記載の飼育方法。
(5)前記(3)または(4)に記載の方法により飼育した肉鶏から得られる鶏肉。
【0009】
本発明によれば、上記食肉用養鶏飼料を、養鶏される肉鶏の雛に給餌して、有効成分であるローズヒップを摂食させ、その体内で作用させることにより、飼育後の肉鶏から得られる鶏肉の肉質を改善することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、鶏肉の肉質改善に有効な食肉用養鶏飼料、及び肉鶏の飼育方法、並びに肉質が改善された鶏肉を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
燻製米。
2か月前
個人
機能性建骨米。
2か月前
池田食研株式会社
発酵物
26日前
池田食研株式会社
発泡顆粒
8日前
個人
青果物のカービング方法
23日前
不二製油株式会社
栄養組成物
2か月前
池田食研株式会社
免疫賦活剤
22日前
池田食研株式会社
免疫賦活剤
22日前
株式会社東洋新薬
経口組成物
1か月前
株式会社東洋新薬
経口組成物
1か月前
日澱化學株式会社
チーズ様食品
2か月前
キッコーマン株式会社
粉末醤油
10日前
ダイニチ工業株式会社
焙煎装置
1か月前
明星食品株式会社
麺塊剥離方法
2か月前
株式会社発明工房
焙煎器
1か月前
不二製油株式会社
卵凝固促進剤
2か月前
長谷川香料株式会社
香味改善剤
22日前
個人
野菜果実海藻ジュース飲料
2か月前
竹下産業株式会社
乾燥機
1か月前
池田食研株式会社
ポリアミン粉末
1か月前
個人
薬草茶用の薬草配合物
9日前
池田食研株式会社
風味付与増強剤
2か月前
個人
ブライン液の製造方法
10日前
サンノプコ株式会社
消泡剤
1か月前
不二製油株式会社
含水飲食品用油脂
2日前
株式会社ティムコ
お好み焼の製造方法
10日前
明星食品株式会社
乾燥麺塊の製造方法
29日前
個人
健康、緑黄丼の具 レトルトパック
2か月前
池田食研株式会社
バレリアン含有組成物
22日前
理研ビタミン株式会社
スープの製造方法
9日前
株式会社海心
マイクロ波調理用加工食品
26日前
不二製油株式会社
卵ソース用増粘促進剤
2か月前
鹿児島県
緑茶飲料成型物の製造方法
2か月前
SoPros株式会社
毛細血管形状改善剤
26日前
太陽化学株式会社
疼痛改善用組成物
29日前
ヤマサ醤油株式会社
ミキおよびミキの製造法
8日前
続きを見る
他の特許を見る