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公開番号
2025014937
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117913
出願日
2023-07-19
発明の名称
画像形成システムおよび画像形成プログラム
出願人
京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人
個人
主分類
B41J
29/38 20060101AFI20250123BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】 二酸化炭素の排出量を抑えることができるとともに、利用者による画像形成ジョブの実行の指示を受け付けた場合に画像形成ジョブの実行を開始する可能性を向上することができる画像形成システムおよび画像形成プログラムを提供する。
【解決手段】 画像形成装置は、画像形成ジョブを実行する場合の二酸化炭素の排出量の推測値を、スピンボックス等によって受け付けられた、画像形成ジョブの設定に応じて、画像形成ジョブの実行前に求め(S323)、二酸化炭素の排出量の累積値の推測値を二酸化炭素の排出量の最新の累積値に二酸化炭素の排出量の最新の推測値を加算することによって画像形成ジョブの実行前に求め(S324)、利用者による画像形成ジョブの実行の指示を受け付けるスタートボタンに対する操作を二酸化炭素の排出量の累積値の推測値が排出量上限値を超える場合(S325でNO)に禁止する(S326)。
【選択図】 図9
特許請求の範囲
【請求項1】
画像形成ジョブを実行する場合の二酸化炭素の排出量の推測値を、利用者によって指示された、前記画像形成ジョブの設定を受け付ける設定受付部によって受け付けられた前記設定に応じて、前記画像形成ジョブの実行前に求め、
前記排出量の累積値の推測値を最新の前記累積値に前記排出量の最新の推測値を加算することによって前記画像形成ジョブの実行前に求め、
利用者による前記画像形成ジョブの実行の指示を受け付ける実行指示受付部に対する操作を前記累積値の推測値が特定の値を超える場合に禁止することを特徴とする画像形成システム。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
画像形成ジョブを実行する場合の二酸化炭素の排出量の推測値を前記画像形成ジョブの設定に応じて前記画像形成ジョブの実行前に求め、
前記排出量の累積値の推測値を最新の前記累積値に前記排出量の最新の推測値を加算することによって前記画像形成ジョブの実行前に求め、
前記画像形成ジョブの実行が指示された場合に、前記画像形成ジョブの全量を実行するときの前記累積値の推測値が特定の値を超えて、前記画像形成ジョブのうちの特定の量を実行するときの前記累積値の推測値が前記特定の値を超えないとき、前記画像形成ジョブのうちの前記特定の量を実行することを特徴とする画像形成システム。
【請求項3】
前記特定の量は、前記累積値の推測値が前記特定の値を超えない最大の量であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
【請求項4】
前記累積値の推測値が前記特定の値を超える場合に特定の通知を実行し、
前記特定の通知は、前記特定の値の変更の指示を受け付け可能であり、
前記画像形成システムは、前記特定の通知において前記特定の値の変更の指示が受け付けられた場合に、前記特定の通知において受け付けられた指示に応じて前記特定の値を変更することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の画像形成システム。
【請求項5】
前記累積値の推測値が前記特定の値を超える場合に特定の通知を実行し、
前記特定の通知は、前記特定の通知の実行の原因である前記画像形成ジョブの実行の許可の指示を受け付け可能であり、
前記画像形成システムは、前記特定の通知において前記画像形成ジョブの実行の許可の指示が受け付けられた場合に、前記特定の通知において受け付けられた指示に応じて前記画像形成ジョブの実行を許可することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像形成システム。
【請求項6】
前記排出量を推測するための数式である二酸化炭素排出量推測モデルと、前記設定とを使用して、前記排出量の推測値を求め、
前記二酸化炭素排出量推測モデルは、前記画像形成システムが前記画像形成ジョブを実行する場合の消費電力の推測値を求める重回帰式に二酸化炭素排出係数を掛けた数式であり、
前記二酸化炭素排出量推測モデルにおける説明変数は、前記設定の種類に応じて複数存在することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の画像形成システム。
【請求項7】
画像形成ジョブを実行する場合の二酸化炭素の排出量の推測値を、利用者によって指示された、前記画像形成ジョブの設定を受け付ける設定受付部によって受け付けられた前記設定に応じて、前記画像形成ジョブの実行前に求める動作と、
前記排出量の累積値の推測値を最新の前記累積値に前記排出量の最新の推測値を加算することによって前記画像形成ジョブの実行前に求める動作と、
利用者による前記画像形成ジョブの実行の指示を受け付ける実行指示受付部に対する操作を前記累積値の推測値が特定の値を超える場合に禁止する動作と
をコンピューターに実現させることを特徴とする画像形成プログラム。
【請求項8】
画像形成ジョブを実行する場合の二酸化炭素の排出量の推測値を前記画像形成ジョブの設定に応じて前記画像形成ジョブの実行前に求める動作と、
前記排出量の累積値の推測値を最新の前記累積値に前記排出量の最新の推測値を加算することによって前記画像形成ジョブの実行前に求める動作と、
前記画像形成ジョブの実行が指示された場合に、前記画像形成ジョブの全量を実行するときの前記累積値の推測値が特定の値を超えて、前記画像形成ジョブのうちの特定の量を実行するときの前記累積値の推測値が前記特定の値を超えないとき、前記画像形成ジョブのうちの前記特定の量を実行する動作と
をコンピューターに実現させることを特徴とする画像形成プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成ジョブを実行する画像形成システムおよび画像形成プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の画像形成システムとして、所定期間に対する二酸化炭素の排出量の集計値が特定の値を上回った場合に、設定可能な印刷条件を制限する画像形成装置(例えば、特許文献1参照。)が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-164486号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載された画像形成システムにおいては、利用者によって印刷条件が設定された場合に、所定期間に対する二酸化炭素の排出量の集計値が特定の値以下であるときには、印刷が開始されるが、所定期間に対する二酸化炭素の排出量の集計値が特定の値を上回ったときには、印刷が開始されないので、印刷が開始されることを期待していた利用者に大きな不満を感じさせる場合があるという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、二酸化炭素の排出量を抑えることができるとともに、利用者による画像形成ジョブの実行の指示を受け付けた場合に画像形成ジョブの実行を開始する可能性を向上することができる画像形成システムおよび画像形成プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の画像形成システムは、画像形成ジョブを実行する場合の二酸化炭素の排出量の推測値を、利用者によって指示された、前記画像形成ジョブの設定を受け付ける設定受付部によって受け付けられた前記設定に応じて、前記画像形成ジョブの実行前に求め、前記排出量の累積値の推測値を最新の前記累積値に前記排出量の最新の推測値を加算することによって前記画像形成ジョブの実行前に求め、利用者による前記画像形成ジョブの実行の指示を受け付ける実行指示受付部に対する操作を前記累積値の推測値が特定の値を超える場合に禁止することを特徴とする。
【0007】
この構成により、本発明の画像形成システムは、利用者による画像形成ジョブの実行の指示を受け付ける実行指示受付部に対する操作を二酸化炭素の排出量の累積値の推測値が特定の値を超える場合に禁止するので、二酸化炭素の排出量を抑えることができるとともに、利用者による画像形成ジョブの実行の指示を受け付けた場合に画像形成ジョブの実行を開始する可能性を向上することができる。
【0008】
本発明の画像形成システムは、画像形成ジョブを実行する場合の二酸化炭素の排出量の推測値を前記画像形成ジョブの設定に応じて前記画像形成ジョブの実行前に求め、前記排出量の累積値の推測値を最新の前記累積値に前記排出量の最新の推測値を加算することによって前記画像形成ジョブの実行前に求め、前記画像形成ジョブの実行が指示された場合に、前記画像形成ジョブの全量を実行するときの前記累積値の推測値が特定の値を超えて、前記画像形成ジョブのうちの特定の量を実行するときの前記累積値の推測値が前記特定の値を超えないとき、前記画像形成ジョブのうちの前記特定の量を実行することを特徴とする。
【0009】
この構成により、本発明の画像形成システムは、画像形成ジョブの実行が指示された場合に、画像形成ジョブの全量を実行するときの二酸化炭素の排出量の累積値の推測値が特定の値を超えて、画像形成ジョブのうちの特定の量を実行するときの二酸化炭素の排出量の累積値の推測値が特定の値を超えないとき、画像形成ジョブのうちの特定の量を実行するので、二酸化炭素の排出量を抑えることができるとともに、利用者による画像形成ジョブの実行の指示を受け付けた場合に画像形成ジョブの実行を開始する可能性を向上することができる。
【0010】
本発明の画像形成システムにおいて、前記特定の量は、前記累積値の推測値が前記特定の値を超えない最大の量であっても良い。
(【0011】以降は省略されています)
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