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公開番号2025014283
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023116737
出願日2023-07-18
発明の名称画像形成装置
出願人京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人弁理士法人 佐野特許事務所,個人
主分類B41J 29/00 20060101AFI20250123BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】画像形成の処理時間を短縮化することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置100は、画像形成部12と、加熱部32と、筐体31と、第1ファン38と、開閉部33とを備える。画像形成部12は、用紙Pに画像を形成する。加熱部32は、画像が形成された用紙Pを加熱する。筐体31は、加熱部32を含み、開口314を有する。第1ファン38は、加熱部32により暖められた空気を筐体31の開口314から外部に排出する。開閉部33は、開口314と第1ファン38との間で開口314を開閉する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
前記画像が形成された前記記録媒体を加熱する加熱部と、
前記加熱部を含み、開口を有する筐体と、
前記加熱部により暖められた空気を前記筐体の前記開口から外部に排出するファンと、
前記開口と前記ファンとの間で前記開口を開閉する開閉部と
を備える、画像形成装置。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記記録媒体を前記画像形成部から前記筐体に送り出す送出部と、
前記筐体の内部の温度を検出する温度検出部と
をさらに備え、
前記送出部は、前記筐体の内部の温度が第1閾値未満の場合、前記記録媒体の送り出しを停止し、
前記第1閾値は、前記記録媒体が乾燥する温度を示す、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記記録媒体を加熱する過程で生成される熱を前記開口を介して導入する廃熱部をさらに備える、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記筐体は、
前記筐体の内部に進入可能な開状態と、前記筐体を閉塞する閉状態とを切替可能なカバーと、
前記閉状態から前記開状態への切替を制限するカバーロックと
を有する、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
印刷モードを選択する選択部と、
前記選択された印刷モードと前記筐体の内部の温度とに基づいて前記開閉部と前記送出部とを制御する制御部をさらに備える、請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記筐体の内部の温度が第2閾値よりも大きい場合、前記カバーロックの開状態への切替を制限し、
前記第2閾値は、前記第1閾値よりも低い温度を示す、請求項5に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載のインクジェット記録装置は、ヒーターと、印刷モード判別部と、第1加熱制御部と、第2加熱制御部と、加熱制御選択部とを備える。第1加熱制御部は、予め設定された温度になるまでヒーターで加熱し、加熱期間終了後に、印刷を開始する。第2加熱制御部は、加熱期間を介さずに印刷を開始する。加熱制御選択部は、判別した印刷モードに基づいて第1加熱制御部と第2加熱制御部との何れかの加熱制御を選択する。電源が投入されると、カバーに覆われた乾燥ユニットの内部は、乾燥可能な設定温度まで昇温される。ヒーターで暖められた風は、乾燥ユニットの開口から外部に放出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-048777号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のインクジェット記録装置では、開口を介して乾燥ユニットの内部と外部とが連通される。そのため、ヒーターがオフ状態にされると、乾燥ユニットの内部温度が低下する。つまり、再始動時、乾燥ユニットの空気温度が設定温度に到達するまでに時間が掛かり、画像形成の処理時間の長期化を招く虞がある。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑み、画像形成の処理時間を短縮化することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る画像形成装置は、画像形成部と、加熱部と、筐体と、ファンと、開閉部とを備える。前記画像形成部は、記録媒体に画像を形成する。前記加熱部は、前記画像が形成された前記記録媒体を加熱する。前記筐体は、前記加熱部を含み、開口を有する。前記ファンは、前記加熱部により暖められた空気を前記筐体の前記開口から外部に排出する。前記開閉部は、前記開口と前記ファンとの間で前記開口を開閉する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の画像形成装置によれば、画像形成の処理時間を短縮化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態における画像形成装置の外観を示す斜視図である。
画像形成装置の構成の一例を示す図である。
中間部の構成の一例を示す図である。
制御部の構成の一例を示すブロック図である。
制御部の処理の一例を示すフローチャートの一部である。
制御部の処理の一例を示すフローチャートの残部である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、同一又は相当する部分については同一の参照符号を附して説明を共通に参酌する。
【0010】
図1及び図2を参照して、画像形成装置100の構成を説明する。図1は、本開示の一実施形態における画像形成装置100の外観を示す斜視図である。図2は、画像形成装置100の構成の一例を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)

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